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	<title>ケアンズとれたて情報【リビング・イン・ケアンズ】ホテル/ツアー/旅行情報etc.</title>
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	<description>ケアンズとれたて情報【リビング・イン・ケアンズ】ホテル/ツアー/旅行情報etc.</description>
	<pubDate>Thu, 20 Nov 2008 06:38:16 +0900</pubDate>
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		<title>ケアンズの大自然の素晴らしさを多くの人に伝えたい</title>
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		<pubDate>Mon, 27 Oct 2008 15:52:05 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>ケアンズで輝く人インタビュー</dc:subject>
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		<description><![CDATA[ケアンズの大自然の素晴らしさを
１人でも多くの人に伝えたい。
&#160;
太田 祐さん
バードウォッチング講師・ガイド
&#160;
 


Profile
太田祐　おおた・ゆう 
1979年８月2...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[ケアンズの大自然の素晴らしさを
１人でも多くの人に伝えたい。
&#160;
太田 祐さん
バードウォッチング講師・ガイド
&#160;
 


Profile

太田祐　おおた・ゆう 
1979年８月22日　名古屋生まれ。2000年３月に大学を休学してワーキングホリデーで渡豪。現在は株式会社ワイバード（日本唯一のバードウォッチング専門の旅行会社）専属講師。CAIRNS BIRDING（ケアンズ野鳥の会）、FNQ　WILDLIFE RESCUE（野生動物保護＆リハビリ団体）、BIRDS AUSTRALIA（オーストラリア鳥学会）所属。&#8221;ジェイさんの楽しい日本語ツアー&#8221;でもガイドとして活動

&#160;
&#160;
　「ケアンズの自然の魅力〜いかに恵まれた土地を与えられているかを、多くの方に気づいてもらいたい。」そんな熱い想いを持つ、バードウォッチング専門ガイド、太田さんにお会いした。
&#160;
「ケアンズから日帰り圏内で
約400種類の鳥を見られます」

静かな佇まい。ケアンズの大自然の一部になりながら、樹々や動物たちを見詰める姿が目に浮かぶ。
&#160;
&#160;
　「釣りや山歩きなど、年齢や環境とともに興味の対象は変わったけれど、小さい時から自然は大好きでしたね。母の影響で日本でもバードウォッチングはしていました」という太田さん。
大学生の時、NHKで小人ペンギンのドキュメンタリーを見て、人が住んでいる場所にペンギンがいるなんて！と惹かれたのがオーストラリアに来たきっかけ。
&#160;





何となくやってきたケアンズだったが、周りにたくさんの鳥がいるので自然と夢中に。　
わからない鳥がいたら、写真を撮り、図鑑で調べることを繰り返した。
&#160;



「２年くらい前は、１年のうちに300日以上は森の中にいたと思います。今も休みの日は家にはいません。ドライブに出ます」
６kgのフィールドスコープや、自分の持ち物の中で一番高い(！)というカメラをかついで鳥を探す。
&#160;





「砂漠や寒い場所など、様々な環境を持つオーストラリア全体で800種類近い鳥がいると言われていますが、ケアンズの日帰り圏内では、その半分近い400種類を見ることができるんです。ものすごい濃さですよね」
日本とは違う鳥が多く、例えば日本では絶滅危惧種と呼ばれるミサゴが市内のヨットハーバーのポールにたくさん止まっていたり。５日間あれば200種類は見つけられるという。「日本だったらそれだけの鳥を見るのに５年くらい、かかるかもしれません」
&#160;
&#160;


時間、季節、更に風向きなどで見られる鳥も変わってしまう。再現性の低いバードウォチングのガイドとしては、どんな時間に光がここから射して、どんな鳥がやって来る&#8230;といった、鳥における自分なりの地図を持っている必要がある。
「たくさんの種類を見たい方、いい写真を撮りたい方、とお客さんの要望も様々なので、自分の中で全部の情報をつなげておくには、しょっちゅう色んな場所を訪れておく必要があるんです。
&#160;
&#160;



でも熱病のようなものかな（笑）。この自然の楽園に住んでいる事が誇りだし、趣味でもあり、仕事でもあり、生き甲斐でもあります。」
&#160;
&#160;
「自分の活動が、動物達の愛らしさや環境問題を知るきっかけになれれば」

太田さんは、空いている時間には、野生動物レスキューというボランティア活動も行っている。
&#160;
&#160;


市民の人から連絡が入ると、傷ついた動物を取りに行って応急処置をしたり、看病したり。「もらってきた卵から雛がかえったり、動物とのドラマにはしょっちゅう感動してます」
&#160;
&#160;


夜中だろうが、休日だろうが容赦なくかかってくる電話に快く応じるのは全てボランティアのスタッフ。
「皆、好きで集まっているんですね。それだけ生き物を意識する機会が多いのでしょう。でも黙っていてもこれだけ多くの人が動いているのはすごいことです。日本で同じような活動を行っているボランティア団体の方も、ケアンズの人々の意識の高さを羨んでいました」
&#160;
&#160;


他に、大学の動物の研究の手伝いに出かけることも。先日は、絶滅したと思われていたモモンガ種が見つかったという逸話を聞いて捕獲。レーダーをつけて分布などを追跡調査した。夕方に400kmも離れたタウンズビルに向かう運転も苦にならず。
&#160;
&#160;


また、最近は同じく大学の研究の手伝いで、キュランダへ向かうハイウェイで、動物の交通事故を減らすために、テスト用のフェンスを何種類も作って脱出させてみるという実験をしたとか。
&#160;
&#160;



&#160;

「文明生活の中にいながら自然やかわいい動物達を大事にして行きたいという、極論すれば矛盾した事をしています。
聖人でも運動家でも何でもないので、せめて自分の目に留まる範囲の傷ついた動物達を助け、自分の活動が動物達の愛らしさや、環境問題を知ってもらうきっかけになれればこれ以上の事はありません。
これだけ、仕事として趣味として楽しませてくれる自然へのせめてもの恩返しです。」
&#160;
&#160;
&#160;
&#160;
「生き物の不思議を知ったら新しい楽しみが増えるはず」

ケアンズは本当に特別な場所、と言う太田さん。
「動物が好きで、マダガスカルやアマゾンへ行こうと思う人が多いようですが、準備も費用も覚悟も必要ですよね。でも、ケアンズもそれらの土地に決して劣らないレベルです。苦労しなくても近くに奥の深い自然がある、本当に珍しい環境を持った町だと思います」
&#160;
&#160;
太田さんが運営するウェブサイト&#34;ケアンズEye!  [1]&#34;。
自然や野生動物の美しい写真と情報満載。



エコツーリズムという言葉が市民権を得た今だからこそ、ケアンズの大自然の魅力を打ち出して行きたいという夢が彼にはある。
「いかに恵まれた土地かということを１人でも多くの人に気づいてもらいたい。例えばエスプラネードを歩いているだけでも、色々な動物に出会えます。薄いガイドブックでも持って、これは◯○だと楽しんでみては？」
&#160;
&#160;


中には、１万キロ離れたシベリアから、はるばるケアンズまで飛んでくる渡り鳥もいるとか。
「人間の体では考えられない。GPSもなしにそれだけの距離を飛んでくるんですから。まさに神業です。経験のない若い渡り鳥は力尽きて途中で落ちてしまったり&#8230;。
無事到着して、でも涙が出るくらい羽がボロボロになった鳥をエスプラネードで見かけたりすると、よく来たね〜としばらく話しかけてしまいます。
どんな旅を終えて来たんだろうと想像するだけでワクワクします。
&#160;
&#160;


本当に彼等は混じりっけなし、ですね。無駄がない。人間と違ってちょっと油断したら死が待ってますから。」
そんな動物たちの真剣に生きる姿を知るにつけ、地球は人間だけに与えられたものでないということ、なるべくお互い迷惑にならないようにしなければ、と思うのだそうだ。
「せっかくこんなに良い条件の所に滞在しているのだから、周りの自然や動物に目を向けてほしいですね。アリでも何でもいい。生き物の不思議を知ったら新しい楽しみが増えるはず。
一人一人が、恵まれた環境にいるのだという意識を今より少しでも高めれば、それは大きなうねりとなって節々へ届いていくはずです」
&#160;&#160;
&#160; 
&#160;
「知らなかった〜」の連続でした。身近にありすぎて、興味も感謝も薄れがちだった自然や動物への見方が一気に変わるほどの衝撃！私たちって、スペシャルな場所に住まわせてもらっているんですね。そう思うと、自然とどうやったらこの環境を保護していけるんだろうという方へも意識が及んで&#8230;。太田さんの知識、存在はすごく貴重だと、今まで隠れキャラ（？）だった彼にお願いしてインタビューに応じていただいたのでした。次号からは、ケアンズの自然の神秘を紹介していただくコラムも開始。乞うご期待です！　Keiko

[1] http://cairns.nu/home/]]></content:encoded>
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		<title>ふるさとが消える２</title>
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		<pubDate>Wed, 08 Oct 2008 10:21:33 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>中年海外脱サラ人間の異文化体験</dc:subject>
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		<description><![CDATA[八百万の神の弱みと強み

日本は八百万の神の国。一つの神、一つの考えに拘ることが苦手である。何をするにもはっきりとした原則、方針がない。役所もそうで、一生懸命やっているのだが、上（上級官庁）や横（他の...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[八百万の神の弱みと強み

日本は八百万の神の国。一つの神、一つの考えに拘ることが苦手である。何をするにもはっきりとした原則、方針がない。役所もそうで、一生懸命やっているのだが、上（上級官庁）や横（他の自治体）ばかり気に取られて肝心の足元「おらほはどういう町にするべ。」という点が疎かになってしまう。
&#160;


哲学がないのは国の政治も同じで内政、外交ともばらばらで継ぎ接ぎだらけ。年金なんか目も当てられない。
&#160;


ところで、あの新しい高校の校舎、１００億円もかけたそうだ。ケアンズの学校にはほとんどプールさえない。豪州、ＮＺとも学校は大体は木造だ。しかし、ＩＴ設備は両国ともかなり進んでいる。私がＮＺへ渡った１９９２年、教育実習したどの中高等学校も当たり前にパソコンが授業で使われていた。
&#160;


超赤字緊縮財政のはずの日本、お金の使いどころが、ちょっと、と思ってしまう私。
&#160;


統合後の新しい高校のために、そもそもまだまだ使えたはずの二つの高校校舎を取り壊してまでハイカラな建物を建てる必要が本当にあったのか。私は当事者ではないからわからないが、お気に入りの建物が無くなってしまったこともあって、あの高校の前を通る度に私の心は乱れるのであった。
&#160;


新しい物を私は無碍に否定するものではない、またしてはいけないとも思っている。しかし、古いものには長い歴史と風土の中で育まれた風格と味わい、美しさ、そして自然との絶妙な調和がある。それをもう少し大事にできないものか。新しい物を作るにしてもそれをアレンジし生かしていくことは出来るし、それが出来る知恵と工夫を日本人は持っているはずである。
&#160;

八百万の神は哲学は苦手でも順応性は抜群、応用力は得意科目。ともかく景観法が出来た今、これからの市町村の活躍に大いに期待したい。
&#160;
&#160;


頑張れ日本！頑張れ栗原！頑張れ（私の母の郷里）一関！岩手！
&#160;
&#160;
国のやってる不思議

景観法を契機に、市町村がこれから足元を向いて郷土の再建に頑張っていこうとしているのに、先頭に立つ国の偉い人達が相変わらずよそ見ばかりしていては具合が悪い、と思っていることが二つほどある。
&#160;
&#160;


まず、外国から賓客が来たときの歓迎式典に、相変わらずネオバロック風だとかいう洋風の赤坂迎賓館を使っていること。
&#160;
&#160;


これが如何におかしなことか、話を逆にすればわかりやすい。例えば日本の総理大臣がフランス政府に招待されて行ったとする。そして、歓迎式は日本庭園のある日本風の館。そこでたらふく日本料理をご馳走になる。普通なら、ここで皆「あれっ？」と、という気分。そして普段日本で厭きるほど一流料亭通いしている政治家だ、パリにまで来て出された目の前の料理にどう反応するだろう。
&#160;
&#160;


他の国家元首の場合。例えば、ブッシュ大統領が訪仏初日の歓迎式に日本大好きのフランス政府から日本風の迎賓館でハッピを着せられ寿司と天ぷらの歓迎を受ける。流石のブッシュもこれには目を白黒させること間違いない。
&#160;
&#160;


日本のことに話を戻したい。旅の途中なら外国の賓客にハイカラな場所でステーキを出すのはいい。しかし、最初の歓迎式なら「どうです、これが日本です、見てください！」と誇りを持って、その国の一番国らしいところを見せるべきではないのかと思う。
&#160;
&#160;


私の知人で日本の本当の田舎を見たいと言う人間がいた。ならばと私は、早速岩手行きを勧め、一関、水沢、盛岡の友人に案内を頼んだ。そして彼女、わんこそばをたらふく食べて帰って行ったとか。帰国後彼女は開口一番「めちゃ楽しかったワ。」おもてなしの基本は普通の旅行者も外交使節団も同じではないだろうか。
&#160;
&#160;


そういう私は、彼らの気持ちがよくわかる。で、日本に帰ると、小唄でも流れる粋な飲み屋はないものかと、訪ねた町を徘徊する。
&#160;
&#160;


あ、これは関係ないか。
&#160;
&#160;
オリンピックの制服

これも欧米コンプレックスか、それともただ無邪気なだけなのか。
&#160;
&#160;


四年に一回の世界の祭典オリンピックで日本選手団は、何故かパリのファッションを意識したとしか思えないような服でよく行進していたこと。（少なくとも私が日本に住んでいた時まではそうだった。）
&#160;
&#160;


和服は機能的ではないというなら大間違い。こういう場にもってこいのものがある。羽織袴である。これは色は地味だが、オリンピックという「戦い」の場には相応しい。着物はきらびやかでセレモニー服としてはうってつけだが、いかんせん広いグランドを歩くにはやはり無理。しかも女性に限られる。
&#160;
&#160;


しかし、羽織袴はそういう心配は無い。また色は地味だが力と技を競う運動選手たちには派手なものよりずっといい。例えばＮＺの選手団。ラグビーのオールブラックス同様黒一色か黒で必ずアクセントを取る。黒は力強さを感じるし、同時に粋なセンスもあっていい。剣道着が確か黒に近い上下濃紺だったか。
&#160;
&#160;


私の体験だが、外国で見る羽織袴姿は実に惚れ惚れするほど良く見える。
&#160;
&#160;


洋服は便利でいいし私も普段着ているが、あの場は民族の祭典、一種のお国自慢の場でもある。カーウボーイハットあり、民族服ありでそれぞれの国のカラーが出て見ていても楽しい。そんな中で何故日本は、フランスの向こうを張ってパリ風ののファッションで行進するのだろう。赤坂の迎賓館といい、この服といい、日本には世界に誇る古い固有の文化があったはず。ああ、それなのにそれなのに。筋肉盛り盛りの日本人選手（みんなではないが）が、ヒラヒラのファッション服で歩いている‐‐‐‐。
&#160;
&#160;

嗚呼、やっぱり、ここに不思議の国日本がア、リ、ス。]]></content:encoded>
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		<title>ふるさとが消える</title>
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		<pubDate>Mon, 29 Sep 2008 08:43:02 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>中年海外脱サラ人間の異文化体験</dc:subject>
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		<description><![CDATA[ふるさとが消える
&#160;
今まで空気のように意識することのなかった日本であったが、ここでは、毎日否が応でも意識しない日はない。
それは程度の差はあれ、恐らく外国在住日本人の宿命だと思う。  そう...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[ふるさとが消える
&#160;
今まで空気のように意識することのなかった日本であったが、ここでは、毎日否が応でも意識しない日はない。
それは程度の差はあれ、恐らく外国在住日本人の宿命だと思う。  そういう日本から日本らしさが無くなるということは、例えて言えば、日本から富士山も田舎の山も方言も消えてしまうようなもので、自分の拠り所を失う寂しさを感じるだろう。
&#160;
&#160;
しかし考えて見れば、それは私のような在外日本人だけではなく、日本人全体にも降りかかってくる問題ではないか。
年に一度の里帰りを楽しみにしているが、その度に、故郷の古い木造家屋や建物が無くなっていく。昔田んぼや川原で遊んだ長閑な風景も無くなっていく。萱葺き屋根は、めっきり少なくなってきた。曲がりくねった古い商人の街並みも、半分は区画整理で全国共通の平面的な街に作りかえられてしまった。
&#160;
&#160;
それで、以前より人通りが戻ったわけではない。人通りがほとんどない、ひっそりとした静かな真新しい商店街は寂しく、そして空しい。  私が通った古い小学校の木造校舎も、今は四角い鉄筋コンクリートの校舎になり、女学校時代の面影を残した味わいのあった三角屋根の高校の校舎も別の高校との統合でとうとう取り払われた。そして新しい場所にモダンな校舎が建てられた。しかし、これも私には何故か空しく見えてくる。
&#160;
&#160;
日本に住んでいるとそういう変化がわかりにくいだろうが、外から見ると良く見える。
&#160;
&#160;
日本と同じ長い歴史を持つヨーロッパは、私の知る限りどこへ行っても、都市も田舎も、古くそして風情があり、旅情をかき立てる。どんな大都会でもそう思う。それに比べると京都は点で見ればいいところが多いが、町全体として見るとやはり見劣りする。特に、昔行ったチェコの首都プラハは、もう都市全部が骨董品。中世の世界にタイムスリップしてしまったような錯覚を覚える都市であった。
&#160;
&#160;
ヨーロッパと豪州の町

詳しくは調べてないが、ヨーロッパには早くから伝統と景観を大切にして、世界遺産で有名なフィレンツエ以外でも建築や開発に厳しい規制をしているところが多いと聞いている。血を流して市民の自由を勝ち取った世界だが、漫然と市民の自由に任せてはいないあたりが面白い。しかし学ぶ点は多い。
&#160;
&#160;

歴史の浅い豪州も「おらが国・州・町」の景観と数少ない歴史的建築物には相当拘りがあるようで、例えばＱＬＤ州には「Ｉconic　Ｐｌａｃｅｓ　Ｂｉｌｌ」と呼ばれる景観法があり、州に強い権限が与えられている。
&#160;
また、今度市長、市議会選挙が行なわれるケアンズ市でも、女性の市長候補は「熱帯雨林に囲まれたケアンズの個性を損なう開発に反対」と、開発派の現市長も、従来どおり「市を高層ビルの多いゴールドコーストのような町にはしない。」と言っているから、両者ともケアンズの個性は何か、そしてそれを生かした町創りを進めていこうという点については共通認識を抱いているようだ。
&#160;
&#160;


そうでなくても、契約観念が強く納税意識が高い豪州人やＮＺ人、何か新しい開発計画の度に、ああだこうだとよく声を上げる。
&#160;
&#160;
「らしさ」というものをシンボルという形で表現したものが「Ｉｃｏｎ＝アイコン」。「らしさ」に拘るこの国では国籍取得希望者には、この国のアイコンになっている人物が誰かを問う試験問題が課され、これに答えられないと国籍を取得できないことになっている。約２割近くが涙を呑むとのこと。
&#160;
&#160;
この試験には一部批判が出ているものの、労働党新政権の移民相はこの試験の必要性を力説して、更にこの試験でのアイコンの対象を増やすようなことを示唆している。参考までに今の試験ではクリケットのドン・ブラッドマンという人物がアイコンとして取り上げられている。
&#160;
&#160;


＊１４万人のケアンズの建物の高さ規制は市内のビジネス街に限って４８ｍ。＊クリケット：野球に似た球技。ただ一試合に約５日間かける気の長いスポーツ。
&#160;
&#160;
継ぎ接ぎでまとまりが無い町
&#160;
古い建物が日本でどんどん取り壊されていくのには、木造建築が多く消防法の絡みがあることが関係していると思うが、そのもっと後ろに、自分の町をこういう風にするんだという哲学乏しいことと、あの新高校校舎のように「新しいくてハイカラなことはいいことだ」という風潮が根強いことに本当の理由があるのではないだろうか。
&#160;
&#160;


町全体としての哲学がない。ないから、「自治」も名ばかりに右ならへ行政が常態化する。そしてそこに公共工事でまだ使える建物でも構わずどんどん壊されていく。そこに道路が出来、橋が出来、新しい建物が建つ。
&#160;
&#160;
そして気が付いて見るとばらばらでまとまりのない町になってしまっている。当然といえば当然の結末か。個別に見ると美観地区のようなところもあるが、街全体として旅情をかき立てるまでの魅力が伝わらない。残念だし、非常に勿体無いことだと思う。
&#160;
&#160;

ついでに言うと、私の実家の家も、ものの見事に継ぎ接ぎだらけでバラバラ。
&#160;
&#160;


もう一つ、日本は戦後の急激な工業化と都市への人口流入で自然破壊もかなり進み、それが無秩序で緑の少ない殺風景な都市化に拍車をかけてしまったようだ。
&#160;
&#160;
この点に関して梅原猛氏（だったと思う。）は、日本は高温多湿で自然が豊穣であったことが、逆に災いして自然破壊が進んでしまった、とある本で述べている。つまり、例えば水が沢山あると、有り難味がわからなくなり、ついつい無駄な使い方をしてしまって気が付いたら水資源を大分荒らしてしまっていた、というようなこと。
&#160;
&#160;


物も人も有り難味は無（亡）くなってから気づくもの。しかし、それでは遅きに失する場合がある。
&#160;
&#160;


そんな日本にも、平成１６年「（町並みが）ヨーロッパなど諸外国と比べて、無秩序でみすぼらしいといわれる今日の状況に至った」（「景観法」『ウィキペディア』から抜粋）反省から、やっと景観法ができた。
&#160;
&#160;

    
        
            
             菊地浩三　53歳　宮城県出身。
            立教大学法学部卒。
            岩手県庁職員
            1990年脱サラしケアンズへ。英語学校に留学。1992年ＮＺ、クライストチャーチ教員カレッジ卒
            その後、リンカーン大学で日本語講師をしながらツアーガイドを始める。  
            2000年ケアンズへ舞い戻る。主にツアーガイド。閑散期、リリーフで時々日本語教師をしながら食いつなぐ。
        
    
]]></content:encoded>
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		<title>小津安二郎に観る日本的美</title>
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		<pubDate>Mon, 29 Sep 2008 08:31:15 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>中年海外脱サラ人間の異文化体験</dc:subject>
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		<description><![CDATA[以心伝心で通じ合える繊細で機微のある日本の人情。
これに対し、何でも白か黒かいちいち言わなければわからない英語文化は、はっきりしていていいが、裏からいうと、「言わなければわからない」わけで、生活してい...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[以心伝心で通じ合える繊細で機微のある日本の人情。
これに対し、何でも白か黒かいちいち言わなければわからない英語文化は、はっきりしていていいが、裏からいうと、「言わなければわからない」わけで、生活していると、これが苛立ちに変わるときがある。
&#160;
&#160;
つまり、「いちいち言わなきゃわからないの、ん〜っ、全く。」と。
これを悪く表現すると、気が利かない。良く言うと素直で正直でわかりやすい。
&#160;
&#160;
一方、日本語文化は良く言えば奥が深く洗練されている。悪く言うと、裏表がある。また、はっきり言わないし、相手を気遣うあまり本心とは違うことを言う場合があるので、口の悪い人は、日本人を嘘つきと言う人がいる。
&#160;
&#160;
この両者を野球で言い換えると、彼らはどかんどかんと行く直球好み。日本は間合いをおいたり（チャンジアップ）、遠まわしや回りくどい表現が多く（カーブ）、意思とは裏腹の表現があり（ドロップ）と多種多様の技を控えている。喧嘩でも、どかんどかんではなく駄々をこねたり、ひがんだり、すねたりという変化球で相手を手こずらせる技を心得ている。
実際の野球でも日米にはそういう好みの違いがあるらしい。
&#160;
&#160;
その繊細で簾の如き奥行きのある文化を好んで映画に取り入れたのが小津安二郎だと思う。   
彼は外国でも有名な日本人映画監督の一人であるが、ＮＺのＴＶで、初めて彼の「東京物語」を観た。
&#160;
&#160;
両親役の笠知衆のとつとつとした間合いのある語り、東山千栄子のゆっくり落ち着いた品のある喋り、そして、会話の合い間合い間に見せる襖や障子、そして格子戸。また坂の多い瀬戸内、尾道の瓦屋根の家々の間を、汽笛を鳴らし白煙を上げて駆け抜けていく蒸気機関車の白黒のシーンは、幽玄さ、そして侘び寂の世界を旨く引き出していた。
&#160;
&#160;
この国で機関銃のような英語の世界に浸かっていると、この古い映画がとても新鮮で眩しく映ったのだ。私はわれを忘れてこの映画を観た。
ここでまた懲りずに一句、  「いちいちと、はっきり言わねばならぬ、物言いに、なんと大和言葉の心地よさ。」






    
        
            
             菊地浩三　53歳　宮城県出身。
            立教大学法学部卒。
            岩手県庁職員
            1990年脱サラしケアンズへ。英語学校に留学。1992年ＮＺ、クライストチャーチ教員カレッジ卒
            その後、リンカーン大学で日本語講師をしながらツアーガイドを始める。  
            2000年ケアンズへ舞い戻る。主にツアーガイド。閑散期、リリーフで時々日本語教師をしながら食いつなぐ。
        
    


&#160;]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>豪州、ＮＺという国と社会</title>
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		<pubDate>Mon, 19 May 2008 10:25:02 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>中年海外脱サラ人間の異文化体験</dc:subject>
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		<description><![CDATA[お巡りさんは、とってもつらいのだ
&#160;
豪州、ＮＺは、南半球オセアニアのイギリス連邦の国々で、公用語は英語。車は日本と同じ右ハンドルの左側通行。
&#160;

&#160;
両国とも１８世紀...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[お巡りさんは、とってもつらいのだ
&#160;
豪州、ＮＺは、南半球オセアニアのイギリス連邦の国々で、公用語は英語。車は日本と同じ右ハンドルの左側通行。
&#160;

&#160;
両国とも１８世紀後半から入植が始まった。豪州は日本の２０倍という大きな大陸だが、国土のほとんどは砂漠か半砂漠の不毛の地。
だから、開拓はアメリカ以上の厳しさがあったものと思われる。
また、当初犯罪人の流刑地となっていた歴史があり、さらに当時のある義賊が今でも国民の英雄になっている気風がある。
それで邪推かもしれないが、アメリカの西部劇に出て来るような粗野な人が多いように感じてしまう。
&#160;

&#160;
そう感じる例を一つ。
この国ではお巡りさんを屁とも思わない乱暴狼藉者が大勢いて、屈強なお回りさんが殴られたり、
噛み付かれたり、唾を吐き掛けられたりすることが頻発している。
その数、人口４百万のQLD州で昨年約2千件。（ＱＬＤ州警察組合発表）１０万当たり約５０人だ。
一方の日本は、同様のデータはないが、警察白書の公務執行妨害件数で平成１７年度全国で約２千９百件、１０万当たり約２．４人である。
&#160;

&#160;
この資料では勿論正確な比較はできないが、上記の公務執行妨害に全て暴力が絡むわけではないし、
また、公務執行には警察官以外の公務員も含むことを考えると、この差は尋常ではない。
&#160;

&#160;
そこで、ＱＬＤ州のお巡りさんの必需品 三点セットをご紹介しよう。
顔を覆う唾よけプロテクター、護身用の５万ボルトの電気銃「テイザーガン」、
そして追跡には発信後５．３秒で時速１００ｋｍ出るハイパワーのポリースカー。
&#160;

&#160;
勿論、乱暴狼藉者どもは、あくまでも全体の極一部で、
大部分は善良な国民であることをこの国の名誉のためにお断りしておきたい。

&#160;
&#160;
アロハな常春とブーメランな常晴れ！？
&#160;
一方、ＮＺは国土が日本の４分の３。島国で温暖な気候。開拓も豪州に比べればには遥かに恵まれていたはずだ。
ＮＺ人も豪州人も似たり寄ったりだが、地味で大人しい人が幾分多いように感じるのは、そんな背景があるかもしれない。
先ほどのテイザーガンはＮＺ警察では試行中とのこと。（２００８年４月現在）
また、ここのお巡りさんは通常の見回りではイギリスと同様、銃は携帯しない。
&#160;
&#160;

オーストラリアにはブーメランでお馴染みのアボリジニー、ＮＺはハワイ、タヒチと同じポリネシア人のマオリという先住民がいる。
大昔、ある博物館で、あるマオリの女性が私のためにわざわざギター片手にマオリ音楽を歌ってくれたことがあった。
そのあまりの甘美なメロディーと澄んだ声に、以来すっかり私はマオリ音楽の虜になってしまった。
&#160;
&#160;

民族、民衆音楽というと、例えばシャンソン、カンツオーネ、ロシア民謡、日本なら民謡、演歌等か。
ではヨーロッパ系の豪州、ＮＺと言ったら、カントリーウェスタン。
最近日本で、ホンダのコマーシャルに「ジョージガール」という歌が流れているそうだが歌っているのがシーカーズ、
それから「カントリーロード」等日本でも沢山のヒット曲を出したオリビアニュートンジョンは豪州人だ。
&#160;

&#160;
ポリネシア文化圏に入るＮＺは、温暖で日本と同じ四季はあるが年較差が小さく、夏でも意外に肌寒い。
寒がり屋の私は夏でも下ズボンを履いていた。
そのかわり冬でも花が咲き、芝生が枯れることがない。しかも、南島の寒いクライストチャーチで、レモンが生るくらいだったから常春というのは本当だろう。
&#160;

&#160;
一方豪州は、国土の約半分が熱帯または亜熱帯。また世界一乾燥した大陸と言われ、毎日のように真っ青な晴天の日が続く。
&#160;


    
        
            
            菊地浩三　53歳　宮城県出身。
            立教大学法学部卒。
            岩手県庁職員
            1990年脱サラしケアンズへ。英語学校に留学。1992年ＮＺ、クライストチャーチ教員カレッジ卒
            その後、リンカーン大学で日本語講師をしながらツアーガイドを始める。  
            2000年ケアンズへ舞い戻る。主にツアーガイド。閑散期、リリーフで時々日本語教師をしながら食いつなぐ。
        
    

]]></content:encoded>
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		<title>遠くへ出てみてこそ</title>
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		<pubDate>Thu, 21 Feb 2008 10:44:34 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>中年海外脱サラ人間の異文化体験</dc:subject>
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		<description><![CDATA[遠くへ出て懐かしく、有り難く思うものは他にも沢山ある。
例えば、風呂。こちらの風呂桶は長くて浅くて、体を放り投げて湯に浸かる。全然くつろげない。こんな姿勢だと特に首の当たりと、お腹の当たりが不安定でど...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[遠くへ出て懐かしく、有り難く思うものは他にも沢山ある。
例えば、風呂。こちらの風呂桶は長くて浅くて、体を放り投げて湯に浸かる。全然くつろげない。こんな姿勢だと特に首の当たりと、お腹の当たりが不安定でどうも落ち着かない。
やっぱり、しゃがんで肩まで浸からないと。
&#160;


暑いここケアンズ地方では、風呂桶に浸かる人はまずいない。寒いＮＺでも少なかった。
クライストチャーチの親友クレイグという、ひょうきんで釣り好きの人間は、釣って来た、でかい日本の2，3倍はあるという鮭を何匹も風呂桶に放り投げてあったことがよくあった。
&#160;

障子と襖と畳も実にいい。そこに侘び，寂を感じてしまう。また、起伏のある自然をそのまま掬い上げたような庭もいい。幾何学的な四角四面の庭園は、私にはすぐ見飽きてしまう。
&#160;
&#160;
それから、忘れてはいけない、また言わないと罰が当たる。喧嘩しても腹が減ったと言えば、いや言わなくても何か作り、あるいは買ってきてくれた親。
そういう親も今にして思えば、本当に有り難く懐かしい。
&#160;


もう８０をとうに過ぎ、ろくに歩けなくなった親を見ていると、若い頃は喧嘩もし、うるさい、煩わしい存在ではあったが、親はやはり親。これも遠く離れたところにいるから格別そう想うのだろう。
&#160;
&#160;


「かわいい子供には旅をさせろ。」これは、全くもってその通り。飽食の時代、子供に駄々をこねられて、欲しいものばかり買い与えていてばかりいてはいけな い。そうじゃないと、その子は人や物の有り難味、大切さのわからない人間になってしまう。子供は２０歳過ぎたら、尻を叩いても家から追い出すべきだとつく づく思う私である。
&#160;

    
        
            
             菊地浩三　53歳　宮城県出身。
            立教大学法学部卒。
            岩手県庁職員
            1990年脱サラしケアンズへ。英語学校に留学。1992年ＮＺ、クライストチャーチ教員カレッジ卒
            その後、リンカーン大学で日本語講師をしながらツアーガイドを始める。  
            2000年ケアンズへ舞い戻る。主にツアーガイド。閑散期、リリーフで時々日本語教師をしながら食いつなぐ。
        
    

&#160;]]></content:encoded>
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		<title>日本の親子と欧米の親子</title>
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		<pubDate>Thu, 27 Mar 2008 09:37:07 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>中年海外脱サラ人間の異文化体験</dc:subject>
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		<description><![CDATA[ところで、こちらの親は、日本の親に比べれば一般的には、子供にかなり厳しい。かなりの迫力で叱り通す。そして罰が伴う。下手に妥協もしない。
&#160;
&#160;
私が３０歳の時、ＮＺ人のペンフレンド...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[ところで、こちらの親は、日本の親に比べれば一般的には、子供にかなり厳しい。かなりの迫力で叱り通す。そして罰が伴う。下手に妥協もしない。
&#160;
&#160;
私が３０歳の時、ＮＺ人のペンフレンドが日本に来て、電車の中での日本の親子の様子を見てこう言った。
「日本の親は叱りはするが、ｐenalty=罰がないね。」と。
&#160;
&#160;
確かに悪いことを叱責しても、罰が伴わないとあんまり効果がない。日本の子供は甘やかされすぎていると、かねがね思っていた私は、彼女の指摘に、なるほど、なるほどと、いやに感心した。但し、これは小さい頃までの話しであり、その後のことはまた別問題。
&#160;
&#160;
欧米では親の権限が相当強く、子供への躾けを見ていると、よく例えられるように親ライオンが子供ライオンを崖から突き落とすが如き厳しさがある。
大勢の子供を相手にしなければならない学校の先生は、とてつもなく大きな声を出せないとまず勤まらない。
&#160;
&#160;
&#160;だから欧米の躾けは肉食動物のそれに、日本のそれは農民がせっせと苗（子供）に肥しを与え続ける農耕民族のそれに例えて言う人がいる。
&#160;
&#160;
イソップ物語に出てくる北風と太陽の話。私が好きな話の一つだが、どうも内のかみさんにはピンとこないらしい。
考えて見ると、欧米、特にアメリカのやっていることは西部劇の世界そのままで、がつんがつんとばかりやっていて、結果イラクやベトナムのように事態を悪化させてばかりいる。この逸話を彼らは、一体どう受け止めているのだろうか。
&#160;
&#160;
私の妻と息子も恥ずかしながら、時々、がつんがつんとやっていて、見ているとはらはらさせられるが、二人のあまりの激しいやりとりに、結局は傍でおどおどするばかり。しかし、終われば意外にさばさば、後まで尾を引くことがない。私はこういう風にはどうしても出来なくて、つい子供を甘やかせてしまう。
&#160;

    
        
            
             菊地浩三　53歳　宮城県出身。
            立教大学法学部卒。
            岩手県庁職員
            1990年脱サラしケアンズへ。英語学校に留学。1992年ＮＺ、クライストチャーチ教員カレッジ卒
            その後、リンカーン大学で日本語講師をしながらツアーガイドを始める。  
            2000年ケアンズへ舞い戻る。主にツアーガイド。閑散期、リリーフで時々日本語教師をしながら食いつなぐ。
        
    
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>&#8220;かわいい子には旅&#8221;の巻</title>
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		<pubDate>Thu, 24 Jan 2008 16:11:14 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>中年海外脱サラ人間の異文化体験</dc:subject>
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		<description><![CDATA[故郷の山は有難い
&#160;
「故郷の山に向かいて言うことなし。嗚呼、故郷の山は有難し。」
&#160;
&#160;
これは石川啄木の故郷を懐かしんで詠った有名な詩の一つで、 ご存知の方も多いと思...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[故郷の山は有難い
&#160;
「故郷の山に向かいて言うことなし。嗚呼、故郷の山は有難し。」
&#160;
&#160;
これは石川啄木の故郷を懐かしんで詠った有名な詩の一つで、 ご存知の方も多いと思う。
啄木にとっては、空気のように毎日見ていた岩手山も、
当時汽車で十数時間もかかった東京ではかけがえのない大切な山に映ったのだった。
&#160;


新幹線やインターネット等の高速通信網の発達した今の時代、 
こういう詩を読んでピンと来る人は一体どれだけいるだろうか。
&#160;


しかし、長く住み慣れた場所を遠く離れて、そこを懐かしく思う気持ちは、
長い間、いろんな詩や歌に詠まれ歌い継がれてきた。
&#160;


そして、それは日本人の大切な心の拠り所の一つとして、
時代が変わっても若い人に引き継がれて言って欲しいと 思わずにはいられない。
&#160;
&#160;
故郷の飯も有り難い
&#160;
私も、中学時代の一時期仙台で、そして学生時代の４年間東京と、 
親から離れて一人で下宿や間借り生活をしたことがある。 
しかし、そこでの味噌汁の味がどうも口に合わず、 
また、人の多い都会の生活にも馴染めず、 田舎が恋しくてよく帰ったことがある。
&#160;


そんな人間が、何の因果か今度は海を超え、 
赤道も超え南半球までやって来てしまった。 
さすがに、ここまで来ると、味噌汁の味がどうのこうのと言うことは、
贅沢極まりないことだと身に沁みる。
&#160;

日本にいたときは、毎日何も考えないで食べていた 日本食というものが、
こちらではすっかり贅沢な食べ物になってしまった。
&#160;
&#160;

１００円で、しかもこちらでは手には入らない 
鰯、秋刀魚、鰹、鯛（挙げたら切がないが）がたらふく食べられる 
日本の回転寿司が恨めしくて仕方がない。
&#160;

では、オーストラリアや昔住んでいたＮＺの普段の食事はと言うと、 
非常に単調で、食を楽しむという雰囲気はまるでない。 
そして、ほとんど肉ばかりで野菜も驚くほど少ない。
&#160;

また、料理番組を見てると、嘘のようにがぶがぶ油を使う場面がよくあって、 
こういう料理を見ていると、かえって食欲が減退する。
&#160;


貧困な（栄養が無いという意味では必ずしも無い）食事の最たるものは朝食で、 
シリアルだけですます人が一番多いようだが、 実際にこれを食べ続けていると、
失礼な言い方になるが、 まるで鳥の餌を食べてるような気持ちになる。 
そうはいいつつ、私も面倒くさがりなので毎日食べてはいるが。
&#160;
&#160;

そんなものを子供の時から食べている彼らには、 
朝からご飯を炊いて、スープ（味噌汁）を作って食べてる（英語ではそう言う）
日本人は余程奇特に見えるらしい。 
まして、スープなんて滅多に食べない彼らである。
&#160;


ただ、ただ、日本食が恋しく、懐かしい。そこで、私も一句。
&#160;


「故郷の食事に向かいて、言うことなし。嗚呼、故郷の食事は有り難きかな。」
&#160;
&#160;

    
        
            
             菊地浩三　53歳　宮城県出身。
            立教大学法学部卒。
            岩手県庁職員
            1990年脱サラしケアンズへ。英語学校に留学。1992年ＮＺ、クライストチャーチ教員カレッジ卒
            その後、リンカーン大学で日本語講師をしながらツアーガイドを始める。  
            2000年ケアンズへ舞い戻る。主にツアーガイド。閑散期、リリーフで時々日本語教師をしながら食いつなぐ。
        
    

&#160;
&#160;]]></content:encoded>
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		<title>夢に生きてもいい、不可能はない。</title>
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		<pubDate>Mon, 24 Sep 2007 13:12:02 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>ケアンズで輝く人インタビュー</dc:subject>
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		<description><![CDATA[身障者として世界初の
エベレスト北ルート登頂に成功。
ガンと闘う人に
熱いメッセージを送る。
&#160;
ポール・ホッケーさん
登山家
&#160;
 


Profile
Paul Hockey　...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[身障者として世界初の
エベレスト北ルート登頂に成功。
ガンと闘う人に
熱いメッセージを送る。
&#160;
ポール・ホッケーさん
登山家
&#160;
 


Profile

Paul Hockey　ぽーる・ほっけー 

1963年4月5日キャンベラ近郊の町、セス生まれ、11歳からケアン ズに暮らす。
骨ガンのため、生後３週間で右腕を付け根から切断。
空手、カンフー、韓国合気道の３つの武道で黒帯を獲得。シドニーで空手師範として３年間道 場を運営した後日本へ渡り、結婚して再びケアンズへ。
ツアーガイドとして働きながら、アンデス山脈の最高峰、アコンカグア山の登頂に成功。2004年、長 年の夢であったエベレストを目指すも、頂上まであと248mの地点で酸素不足のため下山を余儀なくされた。今年3月、再びエベレストに挑む。信条は NEVER GIVE UP !彼の登山活動や講演は多くの身障者の人たちを励ましている。
今後も小児ガン研究所への寄付を目標に本の執筆、講演を予定。www.paulhockey.com [1]


※リビング・イン・ケアンズ 1995年3月号掲載


&#160;

&#160;
この3月の終わり、&#8216;片腕しかない人身障者としては世界初&#8217;という大いなるゴールを抱いて、ポールさんはエベレスト登頂に再挑戦する。


&#160;
&#160;
 「自分勝手な奴だ、と言う人もいる。そうかもしれない。だけど、夢に生きてもいい、不可能なことはない、そういうことを人々に伝えたいと思ってる」


&#160;
 けれども、彼のエベレスト登山の夢は、自分のものだけではない。その証拠に、彼の活動や講演を通して、多くの身障者の子供たちやその母親からメールが寄せられている。


&#160;
 自分はなんて不幸なんだ、なぜ障害を持って生まれて来たのか。と、生きる自信のなかった子が、ポールさんの登山の話を聞いて生きる希望の光を見るのだ。


&#160;
 「最近も、１歳で両足を失った子のお母さんから手紙をもらったよ。僕の記事を読んで、『この子はまだ自分の人生を生きられる。それも挑戦に満ちた人生を生 きられる、と気づきました』としたためてあった。こんなことがとても励みになっている。この子には、エベレストの山頂の石をプレゼントするって約束したん だ」


&#160;
&#160;
 ポールさんの、自分の人生に対する真摯な在り方が多くの人々を動かす。

「NEVER GIVE UP, NEVER GIVE UP, NEVER GIVE UP!」
&#160;



&#160;


「チャレンジしがいがあるからやる」													世界で誰も達成していないことに挑戦。
 													
1953年、史上初めてエベレストの登頂に成功し、歴史の一ページに名を刻んだ、エドムンド・ヒラリー卿の綴った本。この本を読んだ少年時代から、心の どこかで彼がヒーローであり続けたという。そして何年もあと、偶然、ヒラリー卿のインタビューをラジオで耳にし、彼の話す内容に感動。いつしか、エベレス トに登りたいという夢が具体的に膨らんでいった。
&#160;
&#160;


「その頃は空手道場を運営していて、武道にどっぷり浸かっていた。自分の心、体、魂に挑戦するという意味で、武道と通ずるものを登山に感じたのかもしれない」
&#160;
&#160;


その後、調べてみると、チベット経由は身障者で登頂に成功した人はまだいないということがわかる。そして、このルートは南ルートより遥かに厳しいことを承知で、大きな課題を自らに課すことに決めたのだ。

&#160;
&#160;

「簡単そうだったらやる必要はない。チャレンジしがいがあるからやるのさ」
&#160;
&#160;


その後のポールさんの行動は早かった。
登山家として世界的に著名なニュージーランド人、ガイ・コッター氏に、「自分の夢であるエベレスト登山に挑戦したいこと。同時に自分の登山活動によっ て、ガンへの関心を高めたいこと、登山活動の後の執筆や講演を通じて、ガンの研究費をオーストラリア小児ガン研究所に寄付したいこと」を書いた手紙を送っ た。
&#160;
&#160;


コッター氏からすぐさま「協力する。ぜひお会いしたい」という返事をもらい、借金をしてニュージーランドへ。
&#160;
&#160;


ニュージーランドの山を登った時は、007がディナースーツを着て、イブニングドレスを着た女性とドリンクを片手に手招きしている、という幻想を見たという。
&#160;


「僕が崖っぷちに向かって歩き出したから、登山パートナーが驚いて引き止めてくれたんで助かったよ。今、思うとこれが登山中で一番恐かった体験かな。
空気 が薄くなってくると幻想を見る人は多いし、エベレストでは寝ている間に呼吸が止まってしまう人もいるんだ」
&#160;


山の厳しさを物語るエピソードである。
2003年は、コッター氏の率いるアドベンチャー・コンサルタンツのメンバーと共に、エベレスト登山に向けたテストとして、6960mと南半球で一番高いアンデス山脈アコンカグア山に挑んだ。
&#160;
&#160;


体力的に問題がなくても、高山病に関しては実際に登ってみなければわからない。結果は良好で、帰国後、自信を携え、エベレストが一歩近づいていた。
&#160;


登山には多くの資金も必要だ。35kgのバックパックを背負い、足首に重りをつけて山道を歩くという地道なトレーニングとツアーガイドの仕事を続けながら、寄付を募る活動も行う。
&#160;




死んだら終わり。 山はいつでもここにある、と気持ちを切り替えて。
&#160;
 													
そして、いよいよその日。

「本当に来たんだ&#8230;。エベレストの最初の一歩を踏み出した時は、そんな感慨があった」とポールさん。
&#160;
&#160;


山を登っている時は、とにかく一歩一歩に集中するだけ。登り始めは音楽を聞きながら。家族のことを考えながら。
&#160;
&#160;


途中にはいくつかベースキャンプが設置されているが、キャンプ１の後は、音楽を聞くのも止めた。雪崩が起きたり、ローブが壊れたり、山では何が起こるかわからないからだ。

氷点下30度の中、一歩一歩雪を踏みしめるのみ、なのである。寒く乾燥したエベレストでは１日に８リットルの水を飲まなければならない。
&#160;
&#160;


「たとえ６時間登山のしっぱなしで疲れて、喉が乾いていなくても、氷を砕いて水にして飲む。そんな風に自分を制することができないといけない」

標高7500メートルからは酸素ボンベも必要だ。一呼吸一呼吸が大きな意味を持つ。
&#160;
&#160;


自分を制する、自分に打ち勝つ、次の段階を目指す、と、空手を通じて学んだことは、全てエベレストという巨大な大自然と向き合うにふさわしい哲学であった。

そして、理念だけでなく、一瞬に焦点を当てて素早く決断を下す、という実際面でも武道が役立っていた。
&#160;



エベレストの標高8100m付近での登山風景。
&#160;
&#160;
 あと248メートルで8848メートルの頂上というその時、ポールさんの様子をベースから見守っていたキャンプリーダーが言った。

「酸素が足りない。今すぐ引き返せ。たとえ頂上へ行けても帰ってくるだけの酸素が足りない」
&#160;
&#160;


「&#8230;30秒くらい考えた。頂上はすぐそこに見えた。長い間夢に見た頂上が。でも、同時に３人の子供たちの姿が脳裏に浮かんで。タフな決断だったけれど、僕は生きて帰らなければならない、と思った」
&#160;
&#160;


写真を撮りたかったらあと30分くらいはそこにいても大丈夫だ、と言われた時は「ふざけんな。写真を撮るために登ったんじゃない」とかなり感情的に返してしまったという。
&#160;
&#160;


平地の250メートルと山頂では感覚がまるで異なる。たった数百メートルのこの距離を登るのに4時間、そしてその地点へ帰ってくるのに更に2時間はかかる。リーダーは、登山の速度から酸素の残度を計算したのだ。
&#160;
&#160;


8600メートルを登り、体力も知力も極限状態にある。
&#160;
&#160;

(左)エベレスト登山では、ひとつの簡単なミスが命取りになる。旗は危険区域の始まりを示す。(右)エベレストの標高8600m地点にて。この後、持っていた酸素ボンベでは酸素の量が足りず引き返す事に。
&#160;
&#160;


「雪の中から突き出た足、ナイロンにくるまった体、登山中はいくつもの死体を見た。実際、これ以上行くなと止めた女性はアドバイスを無視して二度と帰って これなかった。今回の旅でも知ってるだけで7人が亡くなってる。死んだら終わりだ。山はいつでもここにある、と気持ちを切り替えるしかなかった&#8230;」
&#160;
&#160;
雪焼けが痛々しい。この登山で体重が15kg減った。
 

無事下山した時は、もう二度とエベレストには来ない、と思ったという。
&#160;
&#160;


「でも不思議とね、シャワーを浴びたら、また挑戦するっていう気持ちになった。次はもう１本多めにタンクを背負うさ」
&#160;
&#160;


ポールさんの好きな日本語の一つに「七転び八起き」がある。今まで何度「無理だ」とう言葉を投げかけられたことだろう。片腕じゃ車の運転は無理。片腕 じゃ武道で黒帯を取るなんて無理...その彼は現在もマニュアルのジープを駆り、一時は武道で生計を立てていた。
&#160;
&#160;


「ネガティブな人の言うことを聞くな。人生は短い。エンジョイしたい。そして諦めずに夢に生きたい。ポジティブであれば、誰でも何でもできる。そう信じているから」
&#160;
&#160;




自分の腕、最愛の母を奪った ガンで苦しむ子供を助けるための再挑戦&#60;
 													
ポールさんは2005年3月、果たせなかった夢を果たすべくエベレストに再び挑む。今回は半年前にガンで亡くなった母、ドロシーさんと共に。
&#160;
&#160;


「またエベレストに登るの？」と聞くドロシーさんにポールさんは答えたのだ。


「行くよ。今度は頂上を目指すんだ」
「じゃあお母さんも一緒に行くわ」

&#160;
&#160;

...お母様が亡くなったのはその会話が交わされた数日後だった。
自らの腕を奪い、母の命を奪ったガンで苦しむ子供たちを少しでも助けられるよう、エベレストという立ちはだかる大きな挑戦を受ける日が今、刻々と迫る。


インタビュー後記
自分が背負っているものがわかっていて、突き進んでいる、そういう印象を受けたのだけれど、「いい人なんかじゃないから誤解しないでね」と言ったりして、あくまでも気取らない方でした（冗談もかなり面白い）。
そして、人間って自分の意志でこんなに変われるものなんだ、ということに気づかせてくれました。この号が出る数週間後に旅立つポールさんに励ましのお便りを送りたい方や資金をサポートしたい方は、ぜひ paulhockey@hotmail.com [2] までメールを！Keiko

[1] http://www.paulhockey.com
[2] http://www.livingincairns.com.aumailto:paulhockey@hotmail.com]]></content:encoded>
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		</item>
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		<title>ヒルトン・ケアンズ総支配人</title>
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		<pubDate>Tue, 23 Sep 2008 13:08:18 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>ケアンズで輝く人インタビュー</dc:subject>
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		<description><![CDATA[変革を続ける、ケアンズ
ヒルトンホテルのパワー源
&#160;
ガイ・ハッチンソンさん
ヒルトン・ケアンズ総支配人
&#160;
 


Profile
Guy Hutchinson　がい・はっちんそ...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[変革を続ける、ケアンズ
ヒルトンホテルのパワー源
&#160;
ガイ・ハッチンソンさん
ヒルトン・ケアンズ総支配人
&#160;
 


Profile

Guy Hutchinson　がい・はっちんそん 
1968年２月23日ベネズエラ生まれ。南アフリカで就学後、ロンドンでホテルマネージメントプログラムを終了。フォートホテルを経て、ヒルトンインターナショナル社へ。アムステルダムでビジネスデベロップメント、デュバイでのマネージャー職を経て、2002年から３年間ヒルトン東京ベイでオペレーションディレクターを勤める。売上1.3億USドルと、ヒルトングループの中でも屈指のホテルに育て上げた仕掛人の１人。2005年より、ヒルトンケアンズ総支配人として数々のプロジェクトを成功に導いている。

&#160;
この８年間で３大陸４ヶ国で仕事に取り組んで来たハッチンソン氏。
&#160;
軟らかな物腰と、様々な文化を柔軟に受け入れながら対応するスマートさ、そして「１日たった１つでも変化を起こす」という前向きなエネルギーが溶け合い、「真の国際人」と言う言葉を思わせる方だ。
「毎日必ず１つでも前に進むよう努力しています」

ヒルトンという国際企業のホテルマンとして、各国で遂げて来た彼の足跡は大きい。
例えば、2005年までの３年間就任したヒルトン東京ベイでは、東京ディズニーリゾートのオフィシャルホテルとして既に高かったブランド力に頼ることなく、ユニークな発想で新風を次々と吹き込んだ。「３年間ミッキーマウスづくしさ（笑）。ホテルに住んではいたけど、自分の部屋はミッキー禁止（笑）」
&#160;
&#160;

取り組んだプロジェクトはこんな具合だ。ホテル上部のスカイバーだったエリアに45部屋を増設。（このうちの１つである、子どもが喜ぶ仕掛けがいっぱいのファミリールームは、ベスト・ニュールーム・コンセプトという国際的な賞を獲得した）
&#160;
&#160;

また、当時はまだまだコンサバだったホテルのレストランシーンに、レボリューションを起こした「スクエア」を700万USドルかけて新設。ニューヨークのトップデザイナーに依頼したという店内は、アジア、地中海、バーとテーマが分かれ、各セクションが川やガラスの滝など水の流れで区切られた開放感あふれるインテリアとなっている。スタイリッシュな空間と、半オープンキッチンで、各国のシェフが目の前で料理をしてくれるビュッフェ、というユニークなコンセプトが大きな話題を呼んだ。
&#160;
&#160;

&#160;
&#160;
１日に2000人の人が訪れる人気レストランに育てるために、話し方や立ち振る舞いを学ぶよう、ウェイトレスを東京のトップクラスのモデルスクールで２週間の研修を受けさせるといった徹底ぶり。更に、マジシャンを呼んで子ども達の前でパフォーマンスをしてもらったり。
&#160;
&#160;
デュランデュランのサイモン氏に、スクエア用のコンピレーションアルバムをプロデュースしてもらったり。
&#160;
&#160;
レストラン＝食事という従来の考えを快く打ち破ってきたその理由は、「ホテルのレストランシーンを変えたかったから」。
&#160;
&#160;
常に、新しい喜びをお客様に提供したいというホスピタリティ精神は、月に１度、各界の著名人とコラボレーションしたイベントを行うなど、留まることを知らない。
今までにないものを作り出す創造性の源は、「たくさん旅行をして見聞を広めてるからかもしれない」と分析する。
&#160;
&#160;

ただし、アイディアを出すのは楽しい部分。「ビジネスとして結果を出したかったら、ファイナンスに焦点を当てなければ」ときっぱり。
どの職場においても、何ができるのか、何が求められているのかを常日頃から考え、毎日何か１つでも変化させている。
&#160;
&#160;

「そこにあったものをこっちに動かす、大きな工事をする・・・内容の差はあれ、毎日必ず前に進むように努力しています」
&#160;
&#160;
&#160;
「待ってるだけではいけない。常に新しさを打ち出すべき」

ヒルトンケアンズに着任したのは2005年。めまぐるしく物事が移ろう東京から、南国リゾートケアンズへ。
「非常に大きな可能性を秘めているデスティネーション」と言う印象を持ったそうだ。この町の核を成している人々は、予想以上に強く質の高いビジネスマインドを持っていることにも驚いたとか。
&#160;
&#160;

現在、低迷していると言われるケアンズの日本人観光業に関してもポジティブだ。
「我々のホテルのゲストの45%は依然として日本からのお客様。数が減ったとしても、本当に重要なマーケットだと認識していますね」
年に一度は自ら日本へ赴き、セールスコールを行っている。日本で初めての国際ホテルはヒルトンだったこともあり、ヒルトンはブランド力が非常に強く、強固なネットワークがあるのだそうだ。
&#160;
&#160;

ただし、ハッチンソン氏の考えは、自社のみに留まるものではない。
「ケアンズそのものをデスティネーションとして訴求することが大切だと考えています。
こういう時期だからこそ、力を合わせる必要がある。お客様の方がどんどん変化するんです。
だから、魅力的でフレッシュなプロダクトを打ち出さないと難しいでしょうね。
常に新しさを求めなければなりません。観光地によっては、年に16ものパンフレットを出していたりしますから。」
&#160;
&#160;

ハワイのリピート日本人観光客は約85%と言われる一方、ケアンズはたったの15%。具体的な数字や例を挙げながら、
「歩みを止めてはいけない。アグレッシブにマーケティングしていくことだと思います。待っているだけでは駄目」と繰り返す。
常に新しいことにチャレンジし続けているハッチンソン氏の口から出る言葉だけに重味がある。
&#160;
「心をオープンにして人生の偶然を楽しみたい」

ハッチンソン氏の就任以来、ヒルトンケアンズは、まず目に見える形でずいぶんと変わった。
ロビー、バー、フロントデスクが全面的に改装され、更にエグゼクティブスイートや、スパスイートと言った部屋が追加され、今はメルボルンのトップデザイナーに依頼した新会議室のデザインを終えたばかりとか。
&#160;

&#160;

加えて、ウェディング用チャペルがあと２週間で完成、と言う忙しさだ。全面ガラス張り、バリの教会を参考にしたというこのチャペルは、水に囲まれた小オペラハウスのような佇まい。海に面したガーデンにあり、絶好のロケーションと言えるだろう。
&#160;
&#160;

&#160;

ハードに手を加える一方で、オーストラリアトップデザイナー６人によるファッションショーの開催、ジュエリーフェアといったイベントも積極的に行い続けている。
&#160;
&#160;

「ホテルは色々な人が集う場所。だからローカルコミュニティへの貢献も考えて、今後も様々な催しを行って行きたい」と言う。日々の努力が実ってか、アジアに60あるヒルトンホテルのうち、ゲストの満足度アンケートでは、ヒルトンケアンズは５位に輝いている。
&#160;

毎日ホテルを隈無くチェックし、改善を考え実行。
「忙しいのが好き。予定がないと、秘書に言ってダイアリーを埋めちゃうくらい。（笑）。色んな帽子をかぶれる（ホテル内のあらゆる職を指している）この仕事が大好きですね」
&#160;
&#160;

心からビジネスを楽しむハッチンソン氏に今後の目標を尋ねると、「人生はあまり１つのゴールにこだわらない方がいい。僕は今にとても満足しているけれど、心をオープンにして、人生が運んでくる偶然も楽しみたいんだ。」
&#160;
&#160;

数年に１度国を変え、広い文化体験を積んできた、彼らしいしなやかさがこの答えにも映されていた。
&#160;
&#160;
滞在中のINXSと仲良くなって一緒に釣りに行き、釣れた魚をレストランで料理してもらった話（ケアンズの誰もスターに気づかなかったとか）、日本の天皇がロンドンにご宿泊前、貸し切った１２部屋の間取り図を２週間前に送った話（間取り図に収納プランが書き込まれ、信じられないくらいオーガナイズされていた！）、ブルネイ国王に、ミッキーバスを２台売ってくれ、と言われた話など裏話も楽しくて。本当にホテルはドラマのある場所なんだろうな。ビジネスマンとしても勉強になったインタビューでした。Keiko]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>住職の道を選んだPADI初代日本校長</title>
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		<pubDate>Wed, 17 Sep 2008 10:26:26 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>ケアンズで輝く人インタビュー</dc:subject>
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		<description><![CDATA[恒久平和への祈りを
小笠原の新寺より捧げる、
PADIカレッジの初代日本校長。
&#160;
吉田一心さん
小笠原・行行寺住職
&#160;
 


Profile
吉田一心　よしだ・いっしん 
19...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[恒久平和への祈りを
小笠原の新寺より捧げる、
PADIカレッジの初代日本校長。
&#160;
吉田一心さん
小笠原・行行寺住職
&#160;
 


Profile

吉田一心　よしだ・いっしん 
1944年11月29日　中国チンタオ生まれ。大学卒業後、日本赤十字社神奈川県支部勤務、救急法と水上安全法の普及を務める。1977年NAUIインストラクター、&#8217;82年PADIインストラクターに。&#8217;87年PADIカレッジジャパン設立と共に校長に就任し、約1000人のインストラクターを養成。&#8217;93年浄土宗僧侶になり、三重県鈴鹿市の南龍寺住職として８年勤め、&#8217;03年小笠原村へ。新寺建立の資金集めのため、４年間全国行脚。 &#8216;07年、新寺、行行寺開山。現在、同寺住職。

&#160;
40代半ばにして僧侶になることを志し、不思議な縁に導かれ、小笠原諸島の父島に新寺を建立、現在は住職として勤める吉田一心さん。

もともと、海、そしてビジネスの世界に身を置いていた氏が、仏教という異なる世界を生きるまでに、どのようないきさつがあったのだろうか。
&#160;
生きるとは、そして死とは 救いを求めて、ビジネスの世界から仏教の道へ。
&#160;
小学校４年生までは北海道、その後ずっと神奈川県の藤沢に住んでいた吉田さんにとって、海は常に身近な存在だった。大学１年の時から江ノ島西浜のライフガード、卒業後は、日本赤十字社で海での救助活動を続ける。
&#160;
&#160;


その後、世界的なネットワークを誇るダイビングスクール、PADIの日本校長に就任し、単身赴任で仕事に没頭。新規コースの開発など、インストラクターのために様々な業務に取り組んだ。だが、売上を計算する頭の片隅には、海で命を落とした人達の苦悶に満ちた顔が離れなかったという。
&#160;
&#160;


「ライフガード時代から見てきた人間の死は、苦しく、恐ろしいものでした。」自分もあのようにもがき苦しみ死んで行くのかと思うと、死が恐ろしくなる。生きるとは何か、死ぬとは&#8230;。救いを求めるべく、仏教本を手元に置いた。
&#160;
&#160;

「当時は無我夢中で働いていましたが、40を過ぎると、&#8221;死&#8221;はどこかの誰かのものではなく、自分自身のものとして思うようになります。このまま人生が終わっていいのか&#8230;そんな思いを持っていました。」
&#160;
&#160;

６年後、２つの組織に分かれていたPADIが１つに統合されることに。
「ここは肉体的にも精神的にも人生の転機」と、バブル全盛期、46歳のときダイビング業界を離れる。
&#160;
&#160;


「僧侶になろう、と決心したのは、故郷の北海道に帰ったとき。無性に帰りたくなり、訪ね、その夜決めました」
&#160;
&#160;
小笠原の戦地跡を訪れ、 僧侶としての夢が固まる。
　
この決断がダイビング業界に波紋を呼んだのは言うまでもない。

が、吉田さんの決心は固かった。佛教大学の通信課程で学び、実践の修養を積んで、３年後に僧侶の資格を得、跡継ぎのいなかった三重県鈴鹿の寺で住職になる。
&#160;
&#160;
更なる転機が訪れたのは、５年余りが過ぎた頃。


小笠原の父島に住むダイビング仲間からの、「亡くなった叔父の葬儀を執り行ってもらえないか」という１本の電話がきっかけだった。
&#160;
&#160;

かつて島には寺が２つあったが、1944年の空襲で焼失、戦後も再建されていなかったのだ。電話の５ヶ月後、硫黄島で法要をすることが決まり、吉田さんは小笠原を訪ねた。
法要が行われた硫黄島は、戦争末期、日本兵20,129名、米兵6,821名が戦死する死闘が展開された場所である。法要の後、多くの命が失われた地下壕を歩いた吉田さんに、平和への希求という、強い思いがわき上がる。
&#160;
&#160;


「島で戦没者の慰霊を続けたい。鈴鹿の寺は跡継ぎがいる、娘２人も独立している&#8230;身軽な自分が行かず誰が行くのか&#8230;」
小笠原に新寺を造るという夢の基礎がこの時から固まっていった。
&#160;
&#160;

８０余名が参列した落慶法要にて、父島の方々との記念写真。吉田さんの向かって右には村長さんご夫妻の姿も。
&#160;
&#160;
&#160;
努力の末、小笠原唯一の寺を建立。 平和のために祈る。

新寺を建立するには、当然ながら費用がかかる。堺市、正明寺の副住職の方など仲間が支援活動を始め、全国1,110の浄土宗寺院から建設資金を募ってくれた。

吉田さん自身も、北海道から沖縄まで学校や福祉施設で、時には街頭に立つなど200回にもわたる法話会を行って全国行脚をし、浄財を募った。

４年間で、土地の購入とお寺を造る資金が溜まったというバイタリティはすごい。
&#160;
&#160;

「お釈迦様と法然上人の仏教思想を広めたい、小笠原村の人の役に立ちたい、自分で決めたことだからやり遂げる、などいろいろな想いを持って活動を行いました。
でも、寄進者が増えた途中からは&#8221;夢の共有&#8221;へと変化しました。私だけの想いではもうないのです。全国の多くの方々と夢を共有し、スクラムを組んでの仕事です。辞めよう、などと思ったことは一度もありませんでした」
&#160;
&#160;


お金集めは計画通り順調に進んだが、予想に反して土地が決まらない、という苦しみに直面するも、ついに戦後62年目の夏に、建設着工。
&#160;
&#160;






内地からいらした方々を乗せたおがさわら丸が父間を離れたところ。ドルフィンテール号船上よりの見送り。「また来いよー！」、「また来るよー」。この後、海に飛び込み海中から最後のお見送りとなったそう。
&#160;
&#160;
&#160;
　「寺の掲示板には&#8221;歩めば到る&#8221;と掲げています。新寺建立発願以来の想いです。歩まねば、目的地には到達できません。微速でも努力をし、歩めば到達できます。目的(地)を持ち、歩む(努める)ことが人間として重要ではないのでしょうか」
&#160;
&#160;


天井画は京都ゆかりの中国人画家が担当。モチーフは龍だが、吉田さんの希望で小笠原の抜けるような空と海をイメージして青を主体に。墨色の線描をほどこし、戦没者への鎮魂の想いも込めたという。
&#160;

こうして行行寺（ぎょうぎょうじ）が完成し、住職に就任した現在は、「長く寺院がなかった島の人達に仏とのご縁を結ぶ助けを、そして戦没者への回向と恒久平和を祈りたい」と語る。
&#160;
&#160;


政府は硫黄島へ遺骨収集団を60回以上派遣しているが、いまも、12,000体の遺骨は眠ったままだ。
&#160;
&#160;


「絶対に平和でなくてはいけません。それは&#8221;母と子が手をつないで歩ける世の中&#8221;です。今、世界中でそれをできない所が何カ所もあります。どちらが勝っても負けても、共に多くの死者が出るのが戦争です。理由をつけて戦争をしてはいけません。
&#160;
&#160;


今は、硫黄島の玉砕兵士と共に、硫黄島で命を落としたアメリカ兵にも回向を捧げる日々を送っています。」
&#160;
&#160;


まばゆいばかりの海原を見渡す山腹の寺で、吉田さんの祈りは続く。
&#160;
&#160;
&#160;編集後記 
なぜ小笠原の方のインタビューが？と不思議に思われた方もいるかもしれません。（実際にお会いせずに原稿を書くという初体験に苦労しました&#8230;）実は、ダイビングつながりでケアンズと縁のある吉田さんが、11月12日と13日にケアンズで講演会と法話会をして下さるんです！（詳しくはP.31イベントページに）。ビジネスの世界、海、仏教、全てがバラバラなようでいてつながる人生の不思議をしみじみと感じます。「求め」て、「歩む」ことが大切なんですね。&#160; 講演会が楽しみです。Keiko]]></content:encoded>
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		<title>心に従って自らが変化になればいい</title>
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		<pubDate>Tue, 23 Sep 2008 12:21:35 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>ケアンズで輝く人インタビュー</dc:subject>
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		<description><![CDATA[人,コミュニティ,自然と
つながり、地球が
永らえる環境を
作っていきたい。
&#160;
ダイアナ・ルッソさん
ヘンプ・ホライズンズ
 


Profile
Diana Russo　だいあな・るっそ...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[人,コミュニティ,自然と
つながり、地球が
永らえる環境を
作っていきたい。
&#160;
ダイアナ・ルッソさん
ヘンプ・ホライズンズ
 


Profile

Diana Russo　だいあな・るっそ 
６月８日アデレード生まれ。戌年。広告会社の営業で訪れたケアンズに惹かれて移り住む。子育てをしながら学んだヘンプの環境的な素晴らしさを多くの人と分かち合うべく、オーガニックヘンプのアパレル会社、エコソルーションズのオーストラリア販売代理店Hemp Horizonsを主催。キュランダオリジナルマーケットに４人の女性でユニットを組むアースコネクションという店を出店し、ヘンプ商品の普及に努める。
www.earthconnectionskuranda.com

&#160;
&#160;
内側から輝く生き生きとした美しさ。それは、周りへの愛と自分自身の満たされた心を持つ人が得られるものなのだと、気づかせてくれる女性。サステイナブル（持続可能な）地球と生き方を求めて、様々なアクティビティを展開するダイアナさんをキュランダに訪ねた。
&#160;
「講義で聞いて頭にひっかかっていた１つのフレーズに導かれて」

最近再開したキュランダ・オリジナルマーケットの終わりに、小さなお店を出している４人の女性がいる。ミュージシャン、アーティスト、オーガニックヘンプ（麻）を使う服飾デザイナーの３人、そしてヘンプ製品の普及に努めるダイアナさんだ。
&#160;
&#160;キュランダ・マーケット内でアースコネクションズというお店を共同経営する大切な仲間、ミュージシャンのレイチェルさん、服飾デザイナーのリアさんと。写真左端に写っているのは、リアさんが作ったオーガニック・ヘンプのドレス。
&#160;
&#160;

お店はそれぞれの個性が生かされた、緩やかな時間の流れるハッピーワールド。自分たちのクリエイティビティに共感してくれるお客さんと、楽しそうな会話がはずむ。
人、コミュニティ、そして自然とコネクトし、地球の保護活動を広めたいという想いで名付けられた&#34;アースコネクションズ&#34;というお店は、まだ開始して数ヶ月目だが、既に様々な&#34;つながり&#34;が広がって来ていることを感じると言う。
&#160;
&#160;

「私は、もともとは広告会社の営業をしていました。人と話すのが好きだったし、営業しながらオーストラリア中を巡れるのが魅力で。でもケアンズに来た時に、この土地が大好きになってしまって一大決心。退職して$20だけを持ってやってきたの！」
その後赤ちゃんを授かり、1983年によりナチュラルなライフスタイルを求めてキュランダへ移った。
&#160;
&#160;

「子どもが３人でき、専業主婦をエンジョイした」とは言うものの、キュランダハイスクールのPTAをしたり、キュランダ初の保育園の立ち上げに携わったり、シアターグループを結成したり、アンフィシアター（野外劇場）の活動に積極的に関わったり。主婦としてできるコミュニティ活動に精を出す。
&#160;
&#160;

そして、スミスフィールドにキャンパスができたのと下のお子さんが小学校へ上がったのを機に、「地球を守るにはどうしたらよいか学びたい」と、大学へ。
授業中に見た、billion dollar cropというDVDに流れた最後の言葉&#8230;&#34;What is criminal is that we are not growing it&#34;という１文が頭にひっかかった。
&#160;
「ヘンプの大切さに気づき、できるところから関わってみました」

石油と森林に替わる可能性を秘めた農作物として、また、様々な生活習慣病を改善する新しい健康食品として世界中で注目されているヘンプ。ヨーロッパ諸国やカナダでは、第二次大戦後から約50年間栽培禁止になっていたが、90年代に入って多くの国が栽培を再開。
食べ物はもちろん、建材、布など（ベンツは車種によっては車体にヘンプ素材を使用！）何と25,000種類もの商品がヘンプから作られるというから驚きだ。しかも、ヘンプは農薬や化学肥料を多く必要しないため環境に優しく、短期間で育つ。
調べれば調べるほど、その環境的な素晴らしさに気づき、ヘンプに関する何かをしたい！と心が疼いた。
&#160;
&#160;

「でも子どももいたし、お金もない。ヘンプの畑を買うには資本がいるし&#8230;。当時オーストラリアにヘンプはなかったし、どうやって関われるんだろうと長い間模索しました」。マリーバ市長にヘンプの素晴らしさを伝えるDVDを送り、ヘンプファームを誘致する要請をしたこともあると言う。（現在もオーストラリアにおけるヘンプ栽培／取引の規制は非常に厳しい）
&#160;
粘り強く自分なりに出来ることを考えるうち、国外のヘンプ会社〜エコルーションに出会い、オーストラリアのディストリビューター（販売代理店）になりたいと申し出たのが2002年のことだった。
&#160;
&#160;
&#160;

同時期、ある機関のスポンサーシップを得て、キュランダの人々が作るオリジナルヘンプバッグをマーケットで販売するコミュニティ活動も。
「小さく記事で取り上げられて、６万個も注文が入ったこともあるのよ（笑）。みんなで手作業で作っているんだから無理って断ってしまったけど、人々が興味を持ってくれたことが嬉しかった」
&#160;

その後、バッグだけでは飽き足らず、服やアクセサリー作りにも幅を広げ、地元のファッションパレードに参加したこともあるそう。「好評だったから、盛り上がっちゃってメルボルンカップのファッションパレードにも出たのよ」と笑う。
２年後、キュランダ・ヘンプバッグのプロジェクトは終わったが、ダイアナさんのヘンプ普及活動は現在のお店を通して続いていく。
&#160;
&#160;
「心に従って、自らが変化になればいい」

「これからは、個々の人間も企業もサステナビリティを意識しなくてはいけないと思う。
今は、&#34;地球を尊重したい&#34; という情熱を持った人々やコミュニティとつながる場を持てていることが幸せ」と言うダイアナさん。自らも極力電気を使わない昔ながらの生活を森の中で営んでいる。
&#160;
&#160;
&#160;

取引先エコルーション社の、ルーマニアにあるヘンプアパレル製造所を訪ねた時の感想をこう語ってくれた。
「野菜を自給自足して、笑顔のあるシンプルな、でも特別な暮らし。西欧型のライフスタイルに疑問を持つ私は、彼らは何て素敵なんだろうと思った。
私がルーマニアの工場と取引するのは、彼らの環境哲学が素晴らしいことと、人件費も正統に払われて、上質でオーガニックなヘンプを作っているから。それに、ルーマニアはヘンプの栽培を中止しなかった数少ない国の一つだからヘンプの伝統も息づいているの」
&#160;
&#160;

彼女の言うサステナビリティは、環境も人も伝統も&#8230;地上にある全てが永らえる道なのだ。
&#160;
&#160;
&#160;

「完璧な人間はいないけど、心に引っかかることがあったら、小さな変化を自ら興していけばいいと思う。私は自分が信じることに向かって、常に行動を興したいと思っているわ」
やわらかな光の中で微笑む彼女の周りで、今後もっともっと素敵なコラボレーションが起こっていきそうだ。

&#160;&#160;
お孫さんまでいるとは思えない若々しさ！心がオープンなダイさんの、エネルギッシュで温かいオーラに包まれて会話は留まることを知らず&#8230;。年齢も国籍も超えて、全ての出会いを全身で喜んでいるような彼女を本当に美しいと思いました。08.08.08（８月８〜10日）に、キュランダマーケットの30周年を記念して、ダイさんがオーガナイズするフェスティバルがマーケット内で行われるので、ぜひ足を運んでみて下さい。ヘンプブースも出店するそうですよ★&#160; Keiko]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ホテルの経営は、人生そのもの。</title>
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		<pubDate>Tue, 08 Jul 2008 14:54:04 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>ケアンズで輝く人インタビュー</dc:subject>
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		<description><![CDATA[ホテルの経営は、人生そのもの。 だからハートが入っている。
&#160;
Paul Kamsler Jr.
パシフィック・インターナショナルホテル
総支配人
&#160;
 


Profile
Pa...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[ホテルの経営は、人生そのもの。 だからハートが入っている。
&#160;
Paul Kamsler Jr.
パシフィック・インターナショナルホテル
総支配人
&#160;
 


Profile

Paul Kamsler Jr. ぽーる・かむずらー・じゅにあ 
 ケアンズ生まれ。シドニーの寄宿学校で教育を受けた後、両親のビジネスを手伝うため帰省。カムズラーファミリーとして、ケアンズ初の国際級ホテルを1982年に創設。当地の観光業の重要な役割を担い続ける。地域へ様々な貢献した一家としても著名で、数々の賞を受賞。'08年６月に、ケアンズ初のブラジル風バーベキューレストランをホテル内にオープン予定。老舗ながら、常にケアンズに新風を吹き込んでいる。 


土地の名士。ケアンズに長く住む人なら知らない人はいない、カムズラー一家。多くの人の尊敬を受けるこの一家を代表して語ってくれた、ポール氏のビジョンは&#8230;。
&#160;
「1978年。一家で訪れたハワイのビーチで、ケアンズにホテルを 建てる夢が始まった」

ケアンズシティの中心、そして海岸通りという最高のロケーションにあるパシフィック・インターナショナルホテルが、家族経営のホテルと聞いて驚く方がいるかもしれない。 　
&#160;


「家族で経営するホテルというのは、ヨーロッパではよくあるけどね。ヒルトンなども最初は家族経営だったけれど、アメリカでグローバリゼーションの波が押し寄せて来てから、ほとんどがよく似たブランドホテルになってしまった。
　
&#160;


でも、ゲストは、温かみや個性のあるスモールホテルを望む時代になってきていると思う」と語るポール・カムズラーJr.さん。 　
&#160;


パシフィック・インターナショナルホテルが長く愛され続けているのは、支配人であるカムズラー一家の思想が隅々まで行き届いているからに違いない。 　
&#160;


「ホテルが自分たちのホーム。だから、ゲストの皆さんは我が家に遊びに来てくれた大切なお客様。 　
そうだね、ホテル経営というのは僕らにとって、仕事じゃないんだ。&#34;a way of life&#34;〜人生そのもの。だから経営にハートが入っているんだよ」 　
&#160;
&#160;

&#160;

実は、パシフィック・インターナショナルホテルはケアンズ初の国際級ホテル。
それまで高層ビルなど１つもない、のんびりとした田舎町ケアンズでは11階建てホテルの出現は大きな出来事だった。 　
&#160;



当時は「カムズラーは熱病にかかったんじゃないか」と言った批判の声がうずまく。 　
が、一家には「観光が今後ケアンズの大きな産業になる。大型ホテルが必要とされる時代が必ず来る」と言う確固たる信念があった。 　
折しも、時を同じくしてケアンズに国際空港が開港。パシフィック・インターナショナルホテルは、町の発展に大きな役割を果たすようになっていく。
&#160;
　


「そもそもは、両親が1950年にケアンズにホリデーに来て気に入って、小さなモーテルを運営し始めたのが始まり。 　
1978年に家族旅行でハワイに行った時、ケアンズもここと似ているじゃないか。ケアンズには観光地としての可能性がある。ホテルを建てよう、と言う夢が始まったんだ」 　
&#160;


そして土地探し。1875年に、初めてヨーロッパ人が船から降り立った土地、と言う歴史的な場所〜現在ホテルが立つ場所〜に決めた。
1980年に着工、1982年にホテルはオープンし、一家の夢が現実のものとなった。
&#160;
&#160;
「一番大切なのはスタッフ。 そしてゲストに温かく、 
きめ細かなもてなしをすること」
&#160;
唯一の国際ホテルとあって、オープン後は国内外の様々なセレブが滞在したと言う。 　
&#160;


ウィーン生まれで、在ケアンズ・ウィーン領事も勤めたお父上、ポール・カムズラーSnr.のヨーロッパ的な趣向も手伝ってか、作家など文化人にも好まれた。
同氏は、85才の今も、ホテルで指揮を取る。 　
（ちなみに、木曜島の真珠養殖産業、そして何とクロコダイルハンターをしていたというユニークな経歴を持ち、&#34;特筆すべき貢献をした人&#34;と言う賞を受賞するなど、コミュニティから尊敬を受けている人物。）
&#160;
&#160;
真ん中がお父様のポール・カムズラーSnrさん、右が弟のマークさん。創設以来、一家で経営している事を誇りにしている。
&#160;
　


オープン以降26年経った今、周りにはホテルが多く立ち並び、ケアンズの様相も様変わりしたが、パシフィック・インターナショナルホテルの哲学は変わっていない。 　
&#160;

「一番大切なのはスタッフ。そしてもちろん、ゲストがお金を払うに値する温かく、きめ細かなもてなしをすること」
　

ただし、老舗という看板に甘えず、常に前を見据える。石焼ステーキも、釜焼きピッツアも、ケアンズで初めて導入したのは当ホテルのレストランだった。
　


「同じことをするレストランが増えたから」と、今は、これもまたケアンズで初のコンセプト、ブラジル風バーベキューレストランを開業準備中だ。
　


「大変競争が激しいケアンズのレストラン業界で、他と同じことをしていても成功しない。上質なビーフ、そしてエキサイティングという、人々が好きな２つのキーワードを満たすコンセプトを探して行き着いたのが、ブラジリアンスタイルだった」。 　
&#160;

大型の串焼きを、シェフがテーブルでサーブしてくれると言うエンターテイメント性の高いシアタースタイルのレストラン。 　
&#160;


横には、地元の食材をできる限り使ったスペイン風小皿料理と、独創性あふれるカクテルを出すバーが設えられる予定だ。現代的なインテリアの中に、当地の歴史的な写真を飾ったりと、あくまで「ローカル」にこだわるところが、パシフィック・インターナショナルらしい。
&#160;
&#160;
「人生はチャレンジ。 困難に乗り越えた時、強くなれる」

豪ドルが強い為替、株式市場の暴落、グローバル、クレジットクライシス、燃料費の高騰など、現在多くの困難に立ち向かっているケアンズ。 　
これらの要素が相まって、観光客の数自体が減り、更に、訪れた人々も以前よりお金を使わなくなった。
&#160;
　

誰も目を向けなかった時代に、観光地としてのケアンズの可能性を確信し、ビジョンを持って進み続けたカムズラー一家は、今の停滞気味のケアンズの観光業界にどのような考えを持っているのだろうか。 　
&#160;
&#160;
ケアンズ初の国際級ホテル、パシフィック・インターナショナルホテルは、海沿いの最高のロケーション。この２６年間、ケアンズの様々な変遷を見守って来た。
&#160;
&#160;
&#160;


「僕らがホテルを建ててからこれまでも、ライバルの出現はもとより、SARSや不景気など、多くの大変な時期があった。
でも、これらの出来事が僕らを一層強くしてくれたと思う。 　


人生って、チャレンジすることではないかな。今、事業にとってはタフな時だけれど、この時期を乗り越えた後に、ケアンズは一層強く、そしてより多くの人が訪れる町になっていると思う。」 　
&#160;


経営を楽しく行い、ハッピーでいたいと言うポールさん。町に根付き、ハートのあるホテルをカムズラー一家が運営していることは、&#8221;ケアンズにとってのハッピー&#8221;と言えよう。
&#160;
&#160;
編集後記：
インタビューのリクエストに、個人でなく一家としてフィーチャーしてほしいとの第一声。家族経営って簡単なことではないと思うのですが、26年間経った今でもその絆は強い！
「口論もよくするし、普通の家族」とおっしゃっていましたが、お互いを尊敬している様子が撮影時に自然とあふれて。
時代の一歩先を読む先見性を持ちながら、足が地についている。
ハッピーでいたい、と言い切るいい意味でのリラックス感が、生粋のケアンズっ子であることを感じさせる方でした。Keiko
&#160;]]></content:encoded>
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		<title>不動産購入後のことを想定する</title>
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		<pubDate>Thu, 26 Jun 2008 13:43:14 +0900</pubDate>
		<dc:creator>starts</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>荒木氏の不動産情報</dc:subject>
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		<description><![CDATA[購入される物件のご利用方法は、自分で居住、貸出し、別荘（空室）と色々だと思いますが、
どのタイプにしろ、物件維持費用の支払いはもちろん、
様々なメンテナンスが発生します。
&#160;　
　
長期テナ...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[購入される物件のご利用方法は、自分で居住、貸出し、別荘（空室）と色々だと思いますが、
どのタイプにしろ、物件維持費用の支払いはもちろん、
様々なメンテナンスが発生します。
&#160;　
　
長期テナントが入っている場合、家賃の支払い、物件の使用状況を常に確認し、
貸主の責任である安全面もきちんと整備しておく必要があります。
&#160;　　
　　
ホテルのマネージャーを通じてホテル貸しをしている場合は、物件が定期的に貸出されているか、
不必要な経費が差し引かれていないか等、確認する必要もあります。
　　
自分で居住するタイプでも、電気、電話の接続など、海外では勝手もだいぶ違ってきます。
&#160;　　
中でも物件を空室にする場合、管理は重要です。
弊社では多数の不動産管理を行っていますが、
最近のトラブルシューティングの例をあげますと&#8230;
&#160;　　
■ホテル貸しをしている不動産所有者への収入からカーペットクリーニング代と称して
毎週余分な費用が差し引かれているのを発見し、ホテル運営会社と折衝、
費用を返金してもらいました。
　　　　
実はこれに類する事は油断をしていると非常に多発しているのです。
&#160;　　
■弊社の支払い代行サービスが「誰もいない物件なのにガス代がやけに高いのでおかしい」と気づき、
ガス配管の専門家を手配し調査したところ、
壁の中のガス管からガスが漏れていたことが発見されました。
微量でしたが、一歩間違えば大惨事になるところでした。
　　
これは収支面と物件の現場と両方に目を光らせているからできることです。
&#160;　
■QLD州の法律改定で全ての物件に火災探知機の設置が義務付けられた際に、
全不動産所有者に正確に説明を行い、火災探知機の設置を行いました。
もし所有者がこの法律の変更をしらず物件を賃貸に出し、
火災が起きた場合には保険の適応も受けられません。
　　

海外に物件を持つ場合、巷の噂レベルの情報ではなく、プロレベルの業務精通と
継続していける体制の会社に管理を依頼する選択肢もあると思います。
管理の状況は資産価値に大きく影響します。
&#160;　　
どの物件を買うかというところに意識が集中しがちですが、買った後、
そして最後に売却する時の「出口」までを想定することは、
実は物件そのものの選択以上に重要なのです。
&#160;　　



荒木祥久
スターツ・インターナショナルオーストラリアPty Ltd代表取締役。
クイーンズランド州不動産フルライセンス所持。 日本宅地建物取引主任者
&#160;
&#160;
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		<item>
		<title>前立腺について</title>
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		<pubDate>Thu, 22 May 2008 09:53:08 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>誌上クリニック</dc:subject>
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
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		<description><![CDATA[皆様もご存知の様に、
前立腺は男性のみが持つ臓器です。
&#160; 
膀胱の下側にあり、中には尿道が通る、
くるみ大位の大きさの臓器で、精液の一部を作っています。
&#160;
通常は高齢になると役...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[皆様もご存知の様に、
前立腺は男性のみが持つ臓器です。
&#160; 
膀胱の下側にあり、中には尿道が通る、
くるみ大位の大きさの臓器で、精液の一部を作っています。
&#160;
通常は高齢になると役割を果たし、次第に退化していきますが、
その過程で異常をきたす事があり、その代表的なものが、前立腺肥大と前立腺がんです。
少し専門的になりますが、前立腺には内腺と外腺があり、前立腺肥大は内腺が肥大して出来、前立腺がんは外線から発生します。
&#160;
前立腺肥大とは
前立腺肥大とは、50代くらいから起こりやすくなる、前立腺が大きくなる良性の疾患です。
その原因は加齢による変化と言われていますが、詳しい原因は未だはっきりとわかっていません。
また、前立腺が肥大した人全てが前立腺肥大と診断されるわけではなく、それに伴い何らかの症状が発生している人のみに診断が下される疾患です。
&#160;
　症状は、トイレが近くなる、排尿の勢いがなくなる、トイレに行ってもすぐに排尿が出来ない、排尿後の残尿感等です。
これらは、まず前立腺が膀胱を圧迫する為に起き、その後今度は前立腺が尿道を圧迫する為に起こる症状です。中には全く排尿が出来なくなってしまう人もいます。
&#160;
治療は、以前は前立腺肥大が見つかると、手術をする事が多くありましたが、現在では内服薬の開発に伴い、まず内服治療をする事が主流になっています。
この中には、尿道の抵抗を減らして尿の出を良くする、男性ホルモンを抑えて前立腺を小さくする内服薬などが含まれています。また、内服治療によって症状の改善が見られない時でも、以前のような開腹手術ではなく、現在では内視鏡手術が多く行われています。
&#160;
前立腺がんとは
前立腺がんは、前立腺から発生する悪性腫瘍で、50歳過ぎより多く見られます。
さらに加齢に伴いその発生率は高くなっていきます。多くの方が混乱されるようですが、前立腺がんは、前立腺肥大とは全く関連のない疾患です。その為、前立腺肥大を放置すると、がんに移行するという事はありません。
ただし、自覚症状は出にくいながら、初期症状は前立腺肥大に似たものが多い為、症状が現れた時点で、医師の診察を受けることを強くお勧めします。
&#160;
前立腺がんは自覚症状が比較的現われにくいため、その他の臓器に転移して、初めてその存在に気付くという事が、まだ多く見られています。
前立腺がんの診断には、
＊腫瘍マーカー
（前立腺特異抗原：ＰＳＡと呼ばれる、血液検査）
＊画像診断（超音波検査、ＭＲＩなど）
＊直腸診（肛門から行う前立腺への触診）
などが行われます。
&#160;
治療はがんの進行状況によって、かなり変化してきますが、代表的なものは、
【ホルモン療法】
前立腺がんは男性ホルモンに大きく影響される為、多く行われています。ただし、このホルモン療法では、がんの根治治療は行えず、制癌治療と呼ばれる。いわゆるがん細胞を眠らせる状態にする治療と言えます。中には10年以上この制癌状態を維持できる場合もあります。ホルモン療法にもいろいろあり、男性ホルモンを出さなくする為に行われる精巣の除去術、またはホルモン流出を制御する注射、内服治療、女性ホルモン投与等です。


【放射線療法】
がんが、前立腺に限局している場合、または前立腺の被膜までの場合に行われます。現在では、重粒子線という特殊な放射線治療も開発されており、比較的良い効果を現しています。


 【化学療法】
いわゆる抗がん剤療法ですが、前立腺がんの場合、他の臓器のがんに比べて、効果が現れにくいと言われています。


【手術療法】
がんが、リンパ節に転移する前の状況に多く行われる、前立腺を摘出する手術です。
最近では、ホルモン療法と併用し、事前にがんの縮小を図ってから行われる事もあります。
&#160;


前立腺に関する疾患は、羞恥心が伴ったり、排尿困難、残尿感などは、加齢によるものだから仕方がない等と考え、診察を受けない方が多くいらっしゃいます。良性の前立腺肥大でも、放置すると症状が進行してしまいますので、症状が出現したら、早めに医師の診察を受け、適切な治療を受けて下さい。
&#160;


ジェーン永野
クイーンズランド州正看護婦の資格を持ち日本語も堪能。1993年にジャパニーズメディカルサービスを興す。
&#160;
&#160;
&#160;
&#160;
&#160;
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		<item>
		<title>顧客の性別によるビジネスの運営の仕方の違い１</title>
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		<pubDate>Mon, 28 Apr 2008 16:10:15 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>税金の記事</dc:subject>
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
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		<description><![CDATA[性別の違いによる影響のわかりやすいビジネスの例が小売店でしょう。
生活用品の80％は女性が購買の決定権を持っているからです。
&#160;
多くの調査では（もちろん自分の家庭を見ても）買い物に関する
...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[性別の違いによる影響のわかりやすいビジネスの例が小売店でしょう。
生活用品の80％は女性が購買の決定権を持っているからです。
&#160;
多くの調査では（もちろん自分の家庭を見ても）買い物に関する
男女の違いがわかります。
&#160; 
女性は下調べ好きであり、男性は直線的。
&#160;
女性がまず売り場を一周して何があるか確認してから、
欲しい物の所へ戻ってくるのに対して、
男性は気に入った物が手頃な値段で、
それなりにイケてる物であれば購入する
という行動に象徴されます。
&#160;
&#160; 
これが実際の売り場でどう影響するかと言うと、男性相手の店よりも
女性相手の店の方が、入店人数に対して購買率が低いという現象が起き、
目標売上高達成までにかかる時間も女性相手の店の方が長い
という結果になるのです。
　　
　　
一方社会的には経済的に自立した女性が増え、
この女性たちによる影響も無視出来ません。
　　
 &#8220;必要な物ならイラナイわ、欲しい物だけ手に入れたいのよ&#8221;
最近あるハリウッド映画の中で女性が放った台詞。
　　
女性は欲しい物を男性が買ってくれるのを待ちません。
特に最近の高級ブランド品の広告では、
愛する人へのプレゼントにというより自分自身へのご褒美に、
という詠い方が多いようです。

ジェネレーションY（18-27歳）世代の消費者は、
熱狂的にメディアを利用するが故にマーケティングしやすく、
購買意欲も高いのでマーケティング担当者たちのお気に入りです。
　
しかし実際には
40歳以上の、特に離婚経験者こそが購買力を持っていると言えます。
　　
女性消費者のマーケット調査を専門に行うSplashマーケティングによれば、
ベビーブーム世代の女性が一番購買力があり、
70％の女性が大きな買い物の前に
インターネットで商品を調べているとのこと。
（思わず自社のサイトをチェックしてしまいますよね）
　　
ここまでで女性の方が多くの購買決定権を持っていること、
経済的に余裕のある女性が増えていることがわかりました。
　　
では、これらの購買層を取り込むために今までとは違うアプローチをすべきか？
が問題となります。
もちろん答えはYes。
（扱っている商品、サービスがこの層に受け入れられる場合に限ってはですが）。
次号で、具体的な方法を述べたいと思います。
&#160;

&#160;

NICK WATSON（ニック・ワトソン）
MGI NORTH QUEENSLAND会計事務所ケアンズ・マネージャー。
日本人顧客も多く、親切なアドバイスには定評がある。
&#160;
&#160;
&#160;]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>肌は体調のバロメーター！</title>
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		<pubDate>Mon, 07 Apr 2008 13:02:43 +0900</pubDate>
		<dc:creator>Keiko Murphy</dc:creator>
		
	<dc:subject>エッセー</dc:subject>
	<dc:subject>キレイの知識</dc:subject>
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		<description><![CDATA[
&#160;
よく、お腹からきれいに&#8230;というキャッチフレーズを
見かけますが、
お肌の真の健康とは、まさに、
&#160;
身体の外側と内側からの、バランスとれたケアを、
常に心がけるこ...]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
&#160;
よく、お腹からきれいに&#8230;というキャッチフレーズを
見かけますが、
お肌の真の健康とは、まさに、
&#160;
身体の外側と内側からの、バランスとれたケアを、
常に心がけることから始ります。
&#160;
&#160;
&#160;
&#160; 　　
肌は体の不調を知らせる&#8221; シグナル &#8221;
&#160;
&#160;どんなに高級で、名の知れたスキンケア商品にお金をつぎ込んでも、
 体内からのケアを無視していれば、
肌トラブルは、どんな人にも起こりえます。
　　
&#160; 
 それだけ、お肌は体の不調が表れる&#8221;シグナル&#8221;でも、あるのです。
&#160;　　
&#160;
ストレス、溜まってませんか？
&#160;&#160;
・多忙、
・人間関係、
・生活環境の違い、
・暴飲暴食、
・タバコ、
・アルコール
&#160;
と、これらは、やはりストレス＝健康を害する要素となってきます。
　　
では、なぜストレスが、肌に影響を？　
　　
ストレスが溜まることによって、まず
1、疲労。栄養のバランスが崩れます。（糖分・脂分＝活性酸素発生）

2、内臓機能が低下。（便秘や下痢ぎみになる人も）

3、ホルモンバランスの崩れ（自律神経の乱れがホルモン