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くじらのリレー
2009年04月08日
明日から日本に行きます。
今回は自分のビジネスの関係で行きますが、
タイミング良くくじらのプロモーションも出来そうです。
既に予定はほとんど埋まりました。
くじらのツアーのお手伝いをさせていただいてまだ間もないのですが
くじらのお陰で今まで接触がなかった分野の方とも
お話したりお目にかかれる機会が生まれました。
この経験はかけがえのないすばらしい気持ちです。
それでは日本に行ってきます。
楽しそう。
2009年04月07日
「楽しそうねえ」
と人様から言われる事が多いです。
楽しいことがやって来るのを待っているより
自分で楽しい事を探しに行く方がより多くの楽しい事に出会えると思います。
「くじらと泳ぐツアー」と聞いただけで
「なんて楽しそうなのかしら!」と思いました。
だから熱中できるし、ちょっとハードルが高めのことも乗り越える勇気になります。
さて、今日は「くじらと泳ぐ」ツアーに関して
ケアンズ時代にお世話になった懐かしいかつての上司の男性に
アドバイスを頂こうとひらめきました。
社会人生活の中で尊敬できるすばらしい上司に恵まれた事は
どんなにラッキーなことでしょうか。
例のごとくアポなし電話をかけてみると
接客中のところ、少しだけお時間を下さいました。
電話の向こうの声は以前と変わらず穏やかなヒーリングボイス。
ケアンズは今、少し苦しい状況にあるかもしれないけれど
このような「光」のような方がしっかりとかの地にいらっしゃることで
きっと再びケアンズは活気にあふれることを思い描きました。
くじらと泳ぐツアーは4日間の船中泊。
グレートバリアリーフと一本勝負のいわば通向けの傾向があるかもしれません。
けれど彼は辛抱強く、提案を聞いてくださり
私が東京に滞在中に何か有力な情報や人物を探してみましょうと
言ってくださいました。
入社当時からお世話になり、当時は小さな成果でもきちんと評価してくださった彼の
言葉が私の仕事への原動力のひとつでした。
くじらのプロジェクトを通じて、人様の情や思いに救われるような気持ちです。
お世話になった古巣にもメリットになるような
そんな気持ちがこみ上げてきます。
さて、彼が接客中だったというのは実は電話の途中で気がついたことでした。
なぜなら、そのお客様である女性が私に語りかけてきたのです。
彼女はかつての仲間でした。
私が2年半ほど前にケアンズからゴールドコーストに引越しのため
退社した同じ時期、彼女はニュージランドの支店に移って行ったのです。
はじけるような元気な声。
仕事に精通し、経験豊かな彼女に当時私は何度となく助けられました。
それにしてもなんという偶然でしょう。
ソーシャルネットワーク上でお互いのの近況はわかりますが
最後にメールを送ってからしばらく返信がなかったままだったので
今朝、どうしているかしらと、ふっと彼女の顔が浮かんだので本当に驚きました。
Go- ahead. 先に進め。
行く先々でそのような青信号が点灯するような気がします。
くじらが結んだ偶然の出来事
2009年04月02日
くじらと泳ぐ、そんなすてきなプロジェクトを聞いてから1週間。
めまぐるしくくじらに関する出来事が目の前に現れます。
それはまるで美しい海のなかをダイビングしているように
物陰からハッとするような色鮮やかな魚が現れたり、
目を見張るような、テーブル珊瑚群にめぐり合ったりというような
不思議発見の旅のよう。
私はこのプロジェクトに関わるようになってすぐ、親しい友人達にメールで
このツアーの事を知らせました。
するとその人たちを介してくじらやイルカが好きな人たちが引き寄せられてきて
意外な共通点や、偶然の出来事が多発しました。
シドニーに住むある男性は海とサーフィンをこよなく愛する人で
昨年の10月に私の仕事の関係でメールを交わすようになりました。
彼が綴るメールには、透き通るようなスピリチュアル性や
心で感じた自然の美しさなどがイキイキと書かれていました。
その後、私達は時折メールを交わすようになりました。
若い彼はオーストラリアで生きていく情熱と同時に
これからの人生を考える葛藤も感じられました。
彼がしばらく体調を崩してしまったり、私も多忙な毎日のなかで
メールは不定期に時には何ヶ月も途絶える事もありました。
くじらのプロジェクトが私のところにやってきた時
私はなぜかすぐに彼のことが頭に浮かびました。
そして久しぶりに届いたメールにはこんなことが書かれていました。
以下彼からのメールです。
お久しぶりでっす!
すごいです!そんな素敵なツアーに関係しているなんて。
僕はイルカもクジラも好きですよ。
実は先月まで趣味程度で初めて描いていた絵の第二弾がクジラなのです。。。
だから清美さんからのメールをもらったときに本当にこの方は不思議な人だなって思いました。笑
そして「ド」がつくくらい絵を描くのはド素人なのでオイルペインティングとアクリックペインティングという
似たような絵の具があるのを知らずに一緒に使ってしまい絵を習ったことのある友人に笑われてしまいました。
だから今回描いてみた絵は背景の海の色とクジラの色のつやが全然違って変な感じなんです。。笑
でも楽しみながら気分転換でやっているので良いんですけどね。
それにしてもすごく素敵なツアーですね。
今年は結構スノーケリングにも行っていたのでこういう企画は本当に素敵だと思います。
先々週末に行ってきたPort Stephensでは岩場のスノーケリングで横幅1.5mくらいある
マンタレイに遭遇してものすごくビックリしました。
ダイビングは体験ダイビングを一回やっただけしかないのですが
海の中で沈んでいるだけで本当に心が落ち着いて行きますよ。
目の前にクジラがいて一緒に泳いだりしたらどんな気分なんだろう。。
最初は怖いんだろうけどなんか本能的に惹き着かれてしまう自分が想像できます。
そしてメールには彼が描いた絵が添付されていました。
私は思わず息をのみました・・・・
光のシャワーを浴びながらのびのびと澄んだ水の中を舞うように泳ぐくじらの姿。
まるで海中を覗き込んだような躍動感にあふれた絵に私は目を奪われました。
それにしてもなんという偶然でしょう。
今回のプロジェクトのミンクくじらは意図を持ってコミュニケーションが出来ると
環境保護活動家のジョン・ラムニーさんは言っていました。
まさかとはおもうけれど、巡り巡ってこうして絵から語りかけられているのかしら?
本当にそんなふうに感じた不思議な出来事でした。
Kiyomi Mackay
Picture by T.Chikui
くじらへの道
2009年04月07日
くじらと泳ぐ日まで。
確かにこのプロジェクトは急遽決定したと
リビングインケアンズのマーフィー恵子さんが言っていた通りでした。
ツアーまでの準備期間が短いので少し速度を上げて
色々なアクションを取る必要があるようです。
ですのでいちいち、落ち込んでいるわけには行きません。
前進あるのみ。
今朝、日本の恵子さんに電話を入れて作戦会議です。
先週末のマリンフェスタで手ごたえのあったこと、
また具体的なコンタクトなどについて意見を交換しました。
恵子さんが実際にお会いし名刺を交換した方々は、
ケアンズやオーストラリアになにかと縁の深い方が多く、
また、このプロジェクトを進めていく上で強力なサポートを仰げるかもしれない
有力な方ばかりでした。
不特定多数の関係者に浅く情報をお伝えするよりも
こうしたご縁にピンポイントでコンタクトを取る方が良いのではないかという
結論に達しました。
このプロジェクトにご協力いただくことが出来たら
双方にとってきっと有益なイベントとなる事をビジョンに描きました。
コンタクト先は航空会社営業ご担当者様、広報ご担当者様、映像プロダクション、
ダイビング関係の雑誌社、ダイビングツアー催行会社
援護射撃のような形でケアンズ時代の元の上司である女性から
大手旅行会社の法人部門のご担当者様をご紹介いただきました。
お伝えしたいのはこのプロジェクトの本質。
くじらと泳ぐという貴重な体験を通じて海のこと、生き物の事
環境の事に気づいていただくこと。
そしてそれらがグレートバリアリーフを保護する目的を原点にしていること。
収益金が環境の保護のために活用されること。
このプロジェクトの本質をご理解いただける方々とひとつになって行動したいこと。
そしてこのプロジェクトにご賛同いただける方達にとっても有益であること。
飛び込み営業のような難度高めのアプローチ。
いきなりストレンジャーからの電話でのアポイントメントに
先方はどのように感じるでしょうか。
躊躇している暇はありません。1日も無駄に出来ないのです。
日本に行ってからの活動をスムーズにするためにも
こちらを発つ前に約束を取っておくほうが良いということは明らかです。
このプロジェクトに参加しなければ
このような冒険も体験しないで済んだのかもしれません。
けれど私はくじらに励まされるように日本にダイヤルしました。
そして今日はその中から2件のアポイントメントを取ることが出来ました。
くじらに後押しされ、このプロジェクトを一緒に創り上げている仲間に励まされ
前進することが出来ました。
このジャーニーはまるで自分の知らない世界につづくトンネルのようです。
Kiyomi Mackay
課題は山積み、可能性は無限大。
2009年04月05日
さてどうやってこのプロジェクトを成功させるか。
今日もポートダグラスにいる、ジョンさんに電話してその糸口をたどっていきました。
リビングインケアンズの恵子さんは現在、日本滞在中。
なかなか思うように連絡がつかないけれど
私が日本に行くまであと3日。
それまでにある程度の計画を煮詰めておきたいとおもって
正直かなりあせっている自分がいました。
今日の電話によると6月末から7月いっぱいまで
すでにジョンさんのスケジュールはかなり入り組んでいて
その時期はほとんど陸に上がっていない状態ということもわかりました。
17日からのプロジェクトに加えて
6月末から船上6日泊のチャーターが2件。
そのほか海外からのドキュメンタリーなどの取材が予定されているそうです。
もし、今日数百万円のチャーターの予約ができるなら船を押さえられるけれどね、と
ジョンは半ば冗談か本気かわからない口調で言いました。
確定済みのもの、まだ未定だけど入る確率のあるものを含め
ジョンさんに前後の予定を全て書き出してもらう事にしました。
限りある日本での時間をどうやって有効に使っていくか。
私一人の力は微弱かも知れないけれど、その反面アイデアは
いくらでも浮かんできます。
でもあせる・・・・
窮鼠猫を噛む、もしくは火事場の馬鹿力、苦しい時の神頼み。
ここ一週間ほど上昇続きの気分が、現実に直面して
なんとか突破口を求めている感じです。
どうしたら、このプロジェクトに参加する意味のある人たちに
つながることが出来るか。
そしてそれをどう伝えていくか。
こういうときはちょっと頭を冷やす時。
それではおやすみなさい。
くじらの目
2009年04月03日
リビングインケアンズのマーフィー恵子さんが日本に到着しています。
今日4月3日は池袋のサンシャインで開催されるマリンダイビングフェアに参加されるとのことで
今朝、日本のご自宅に激励の電話を入れました。
今日4月3日から5日まで開催されるこのフェアでくじらのプロジェクトと遭遇する人たちのことを
思うと本当にワクワクします。
私はオーストラリアから恵子さんが今日、日本でこのくじらのプロジェクトに参加する意味のある方と
コネクトするビジョンを思い描いていました。
まだお会いしたことのない人たちとこのように人生で出会っていくのは不思議な「縁」です。
それぞれ、面識もなく日本や世界の各所からこのフェスタに集まってくるのは
海やダイビングを愛する人たち。
その中から幸運にもくじらからのメッセージを察知して
7月にケアンズでミンクくじらと遭遇できる人は今、どこで何をしているのでしょうか。
そうしてくじらのメッセージに招待された人たちが、ひとつのボートで数日間
同じ時間を共有し、くじらと出合うのです。
恵子さんの発行しているリビングインケアンズではグレートバリアリーフの特集を組んでいます。
会場でそのリーフレットを手にしたひとは
どらえもんの「どこでもドア」のように、
ケアンズの海とつながることが出来るでしょう。
頑張れ!恵子さん、あなたはグレーとバリアリーフの窓になって
今、その素晴らしさを日本の人にお伝えするメッセンジャーです。
という事で、
私も来週9日から日本に行きます。
実は前から4月に自分の仕事で行くのは決まっていました。
ですので今回は一石二鳥。というよりか「渡りに船!」がぴったりかな。
大いにくじらプロジェクトを日本でお知らせできるチャンスがあります。
マリンダイビングフェア。実は私もかつてとあるブースの司会の仕事で参加したことがあります。
もう何十年も前ですが、なんと言うめぐり合わせでしょう。
その後、取材で訪れた沖縄慶良間諸島で体験した、オニイトマキエイ、通称マンタの華麗な水中乱舞、
海底に広がる色彩天国の珊瑚の宝の山。
そして潮の満ち引きで姿を現し、消えていく「幻の島」
生涯忘れえぬ、うつくしさ。当時は本気で沖縄移住を考えていました。
その時はダイバーの憧れ、グレートバリアリーフの町に将来住む事になろうとは
まさか夢にも思いませんでした。
当時英語さえ、話せなかったのですから!
人生はまさにびっくり箱です。
さあ、さび付いたダイビング魂を今こそ磨く時がやってきました。
それはきっと、くじらからの贈り物。
なぜならこの何年間と私はあの海の感動を忘れかけていたのです。
かつて真っ黒に日焼けしていた肌は、今では陽に当たるのがかなりチャレンジ。
ペーパードライバーならぬ、ペーパーダイビングライセンスホルダー状態。
このプロジェクトに出会わなかったら起こらなかったこと。
なぜ?なんだろうと自問自答していますが
すでにミステリーツアーの船に乗船してしまった私は
いま、この不思議な毎日をくじらに先導されているような気がしています。
マリンダイビングフェアの詳細はhttp://marinediving.com/mdf/
Kiyomi Mackay
海からのメッセージはある日突然、不思議な始まりでした
2009年03月27日
不思議な偶然が積み重なり、ある日私の元に海からのメッセージが届いたのです。
それは何ヶ月も前から静かに静かに海の中で進行していました。
くじらからのメッセージ?
今思えばそうとしか思えません。
そのメッセージは様々な偶然がひとつひとつ重なり、私の見えないところで距離を超え、時間を超え
やがて絶妙なタイミングで私の元に届いたのです。
きっかけはさかのぼって3月17日の事。
選挙活動でケアンズを訪れたアンナ・ブリー、クイーンズランド州首相が次のような発表をしたのです。
西日本最大の都市、大阪とQLD州北部の観光地ケアンズを結ぶこの新路線は、週4回の予定で今年末までに就航することが見込まれている。
ケアンズは私がかつて丸5年間ツーリズムに従事した懐かしい土地です。
当時は毎朝何便も日本からお客様が到着し活気にあふれた街でした。
森の息吹にあふれた熱帯雨林。
そして生命の宝庫グレートバリアリーフ。
何度となくツアーでお客様をお連れしたものです。
けれど現在のケアンズは昨年末のフライト大幅削減で今や瀕死状態。
かつて共に汗を流した友人たちは苦境に立たされています。
けれど直行便新設はケアンズには朗報です。早速かつてお世話になった上司にメールを送りました。
しかし彼女からの返信は意外な内容でした。
あと数日で退社を余儀なくさせることになったというのです。
大きな会社も今や経験豊富で優秀な人材さえ放出しなくてはならないほど状況は悪化してます。
私はすぐに彼女に電話をかけました。
けれど仕事一筋で貢献してきた彼女は失意のさなかにありました。
彼女を励ましたい。心からそう思いました。再び彼女がいつもの笑顔と情熱を持って生きる姿を思い描きました。
・・・ そしてその6日後。彼女の元に意外な形で答えが舞い降りました。
グレートバリアリーフからの招待状が届いたのです!
お話はさらに数ヶ月前にさかのぼります。
リビングインケアンズの発行人であるマーフィー恵子さんが取材でひとりの環境保護活動家に出会いました。
彼の名前はジョン・ラムニー。
アメリカ人である彼はグレートバリアリーフに恋をしてやがて洋上に何年も暮らしました。
自分の一部、人生を変えてしまった圧倒的な存在。
誰よりもこの海に情熱を持つ彼はこの美しいさんご礁とそこに息づく命を守りたいと思いました。
彼の目はまるで海のように澄んでいました。
「くじらの群れの中で泳ぐ体験をツアーにしたらどうでしょうか?
そしてその収益金を環境の保護や研究のためにまわすことができる」
こうして海からのSOSはジョンさんを通じて伝えられたのです。
くじらと泳ぐ特別な4日間は沖合いで船中泊してのツアーです。
360度見渡す限り紺碧の海。ダイヤモンドをちりばめたような星空、水平線に昇る朝日。
そして、くじらと目が合う瞬間はどんな気持ちでしょう。
海に抱かれてくじらの歌を聞く瞬間はどんな体験でしょう。
産声を上げたばかりのこのプロジェクトを恵子さんはある女性に伝えました。
その女性とは他でもないこのケアンズの土地で長く旅行業界に貢献してきた彼女でした。
この話がやってくる数日前、彼女は電話で私に言いました。
「仕事を退職したら人間以外の生き物を助ける事がしたい」
そうした彼女の願いは天に届きこんなに早く回答が届けられたのです。
私は彼女がくじらの群れの中で嬉しそうに浮かんでいるビジョンを思い描きました。
そしてその時私は彼女が笑顔になるお手伝いをしたいと思いました。
思い出が一杯のケアンズに恩返しがしたい。
生命に満ちたすばらしいグレートバリアリーフを守るお手伝いをしたい。
私は翌朝、早速リビングインケアンズのマーフィー恵子さんにプロポーズの電話をかけました。
「ボランティアでこのプロジェクトを成功させるお手伝いをさせて欲しい」
自分の熱い思いを伝えました。
電光石火。鉄は熱いうちに打て。
「このツアーが出発するまで全ての出来事をドキュメンタリーでブログに書くのはどうでしょうか」
アイデアが泉のようにわいてきます。
その1時間後にはブログのヘッダーが恵子さんから届きました。
そして私達は4月の同じ時期にたまたま日本に帰国している事もわかりました。
それでは日本で会いましょうよ!
なぜか時を同じくしてケアンズに縁のある共通の友人が東京に滞在している事もわかりました。
それではいっそうのことみんな出会いましょうよ!
こうして瞬く間にくじらからのメッセージは人の輪をつなぎ、
点が線になるように何か大きなエネルギーをはらんで広がっていきました。
人生に退屈はなし。情熱を注いで生きる事に私は生きがいを感じます。
新たな冒険の始まりです。
Kiyomi Mackay
くじらと泳ぐスピリチュアルで特別な体験:詳細はこちら
http://www.livingincairns.com.au/%e3%82%a8%e3%83%83%e3%82%bb%e3%83%bc/john-rumney/
ツアーの詳細はこちら
くじらに想いはつのり・・・
2009年04月01日
くじらと泳ぐ日まで・・・6日前に私の人生に突然現れた
このプロジェクトは日に日に私の心の中を占拠していきます。
今日はリビングインケアンズのマーフィー恵子さんが
今週末日本で行われるマリンフェスタでこのプロジェクトを
宣伝するために旅立っていきました。
彼女が出発する前日、忙しいスケジュールの中で
今回のプロジェクトの発起人であるジョン・ラムニーさんに
コンタクトを取って私と彼とのコネクションを作っておいてくれました。
全員が心をひとつにしてビジョンに向えば相乗効果もでて
より良いものやアイデアが生まれてくる予感がします。
ジョン・ラムニーさんはグレートバリアリーフに恋して
アメリカからオーストラリアに移り住んだ人です。
彼の言葉の底に海からのメッセージを代弁するような
力強さを感じました。
私も恋をしてしまったのです。
まだ見ぬくじら達に。
この思いがきっとWIN=WINの状況を創りだすことを
信じています。
「今年くじらに会いますか?それとも来年まで待てますか?」と、ジョンさん。
本当にこのときこそ自分の体がふたつ欲しいと思いました。
来年まで待つ?もちろん待てません。
ではどうやったらくじらに会えるでしょうか?
同じ日程に私は予定どおりハワイに行くという仕事での強いコミットメントがあります。
「それでは違う日程で別のスケジュールを組めばいいんです」
7月の初旬にフランスから取材の打診がジョンさんの所にあるというのです。
まだ具体的な日程として確立できていない段階だそうですが、
けれどもしそれに乗る事が出来たら!?
くじらとの遭遇に向けて不思議のたびが続きます・・・
Kiyomi Mackay
くじらに想いはつのり・・・
2009年04月01日
くじらと泳ぐ日まで・・・6日前に私の人生に突然現れた
このプロジェクトは日に日に私の心の中を占拠していきます。
今日はリビングインケアンズのマーフィー恵子さんが
今週末日本で行われるマリンフェスタでこのプロジェクトを
宣伝するために旅立っていきました。
彼女が出発する前日、忙しいスケジュールの中で
今回のプロジェクトの発起人であるジョン・ラムニーさんに
コンタクトを取って私と彼とのコネクションを作っておいてくれました。
全員が心をひとつにしてビジョンに向えば相乗効果もでて
より良いものやアイデアが生まれてくる予感がします。
ジョン・ラムニーさんはグレートバリアリーフに恋して
アメリカからオーストラリアに移り住んだ人です。
彼の言葉の底に海からのメッセージを代弁するような
力強さを感じました。
私も恋をしてしまったのです。
まだ見ぬくじら達に。
この思いがきっとWIN=WINの状況を創りだすことを
信じています。
「今年くじらに会いますか?それとも来年まで待てますか?」と、ジョンさん。
本当にこのときこそ自分の体がふたつ欲しいと思いました。
来年まで待つ?もちろん待てません。
ではどうやったらくじらに会えるでしょうか?
同じ日程に私は予定どおりハワイに行くという仕事での強いコミットメントがあります。
「それでは違う日程で別のスケジュールを組めばいいんです」
7月の初旬にフランスから取材の打診がジョンさんの所にあるというのです。
まだ具体的な日程として確立できていない段階だそうですが、
けれどもしそれに乗る事が出来たら!?
くじらとの遭遇に向けて不思議のたびが続きます・・・
Kiyomi Mackay
くじらのお勉強
2009年04月01日
学生時代ここまで夢中になって勉強していたら
私の人生は全く違った分野に向いていたかも知れないなあ。
楽しい事はどうしてこんなに夢中になれるのでしょう?
83種類もの様々なくじらたち。
姿も形もいろいろ。
住む海域や習性も異なり
大きさも2.3メートル200キロほどのイシイルカから
地球上で最大の動物、シロナガスくじらは25メートル、100トンにもなるとか。
大きく分けて「ひげくじら類」は読んで字のごとく、歯ではなく上あごに並んだ
ヒゲ板が密生しているくじらの仲間。
私がゴールドコーストで見た
ザトウクジラや、今回のプロジェクト、ミンクくじらもこのヒゲくじら類にあたるそう。
一方、「はくじら類」は生え変わらない歯を持つくじら。
肉食のマッコウクジラやごんどうくじらなどがこの種に属するようです。
シャチはくじら仲間の中でもくじら目はくじら亜目シャチ属マイルカ科シャチ属。
私は20代の頃、取材で飼育されているシャチの背中に乗った事があるのですが
乗りなれない私を鋭く察知してか、もしくは飼育員さんの指示が適切だったのか
そろり、そろり、とかなり手加減してゆっくり泳いでくれた事を思い出します。
調べていくとシャチは実はかなり獰猛でアザラシやサメさえも襲う事があるそう。
インターネットによって自宅にいながら
欲しい情報を今すぐ見られる時代になって久しいですが
くじらを検索していくと、くじらそのものだけではなく
くじらにつながる様々な人や、場所や、ストーリーに出会いました。
くじらに関する動画を含む様々な情報を知った上で私はあらためて考えました。
それはこのプロジェクトに関わる人が心をひとつにしていくことが大切だという事。
そこでこのプロジェクトの発起人であるリビングインケアンズのマーフィー恵子さんとの
メールの一部を青字部分で抜粋したいと思います。
今回の件は、ポジティブにご協力下さり、本当に感謝しています。
清美さんがおっしゃる通り、関わる人が同じ意識を持っていた方が
良いと思うので、私の考えをここで書いてみます。
このトリップで大切にしたいこと
それは「人々の環境保護意識を、
実体験を通して高めてもらうこと」
私はこの恵子さんの思いにとてもひかれました。
そしてこのプロジェクトにひとつになって参加しようとおもいました。
くじらと泳ぐ。いったいどんな人がどんなふうに
このプロジェクトが発信するメッセージを受け取ってくれるのでしょうか。
そしてどんなストーリーでケアンズの地に集まり
ひとつの船に乗り、数日間寝食を共にし、時間を共有し、くじらと出合うこと。
今はまだ見知らぬその人たちが、その特別なひとつの空間に集結する不思議さ。
そして各自がくじらを通じて体験すること。
私達一人の力は小さくても、それが種となり
海を思う気持ちや環境を考えるきっかけになりますように。
母なる海へ。
生命という大きな船の地球へ。
Kiyomi Mackay
まさかのグレートバリアリーフ
2009年03月31日
私がダイビングのライセンスを取得したのは20歳の頃。
照りつける太陽、機材を背負ってビーチエントリーでの実習などは
正直言って、優雅な水中散歩というイメージからかけ離れたものでしたが
晴れてライセンスを手にしたあとに見た珊瑚の海は
おとぎばなしに出てくる龍宮城そのものでした。
当時オーストラリアは私にとって遥かかなた、遠い国という印象でした。
ある日、仕事でプロダイバーである
オーストラリア人インストラクターに出会い話を聞きました。
日本の本州がすっぽり入ってしまうほどの帯状の大サンゴ礁。
彼は世界中の海を渡り歩いているとのことでしたが、
グレートバリアリーフにはことのほか思い入れが強く
熱く海の魅力を語る青い瞳が印象的でした。
世界中のダイバーが憧れるグレートバリアリーフとは、
人をひきつけてやまないグレートバリアリーフは
いったいどんなところなのだろう・・・。
その後ケアンズに住む事になった時、
遠い昔に聞いたあのプロダイバーの瞳が思い出されました。
海に恋した瞳。
彼の人生を惹き付けてやまなかった海。
懐かしい沖縄を思い出すような
熱帯の湿気を含んだ海風、絡みつくような空気。
そしてその先に広がる、生命の宝庫グレートバリアリーフ。
私が知っているグレートバリアリーフはきっと本当に一部に過ぎないけれど
これからその先にはどんな景色がひろがっていくのでしょう・・・
思えばあれもくじらからのメッセージ?
2009年03月30日
思えば今から1年前の事。
イースターホリデーの頃は毎年我が家では日本への家族旅行のシーズンです。
日本を周遊できるレールパスを購入し旅をするのが恒例ですが
昨年は日本地図をパッと開いたところに行こうということになりました。
滞在先の宿もその日の気分でインターネットで予約が出来るご時世です。
目をつぶってめくったページは
北海道でした!
今思えばこれも今回の「くじらと泳ぐ」プロジェクト」にとって偶然ではなかったと思います。
東京から新幹線で青森、電車を乗り換えて青函トンネルをくぐり北海道函館へ。
その年オーストラリアでは捕鯨に関するニュースが頻繁に取り上げられていて
日本の調査捕鯨に反対をする団体などの活動が連日報道されていました。
捕鯨に関しては世界の中でも最も反対の姿勢を示しているオーストラリア。
日本とオーストラリアの国交は友好的な関係を続けていますが、
この調査捕鯨のことでは両国間の政府を巻き込んでの非常に緊迫した状況にまでいたりました。
北海道で私はくじらに関してなぜか「いたこ」のような体験をしました。
「いたこ」とは東北地方でこの世とあの世の口寄せをする巫女さんのことですが、
ある日本人の男性が私に訊ねました。
「オーストラリアではなぜ暴力的に調査捕鯨に反対するのか」
非常に敏感な話題でもあったので、
わたしはかつてゴールドコーストで体験した
くじらとのすばらしい遭遇についてだけ話しました。
また、予定外に比羅夫という小さな駅の宿に泊まったとき、
何気ない駅の落書きに恐らく外国人観光客が書いたのか
[Don't eat me] の横にくじらが涙を流している絵がありました。
比羅夫はニセコという有名なスキー場がある隣の駅で
ここ数年はオーストラリア資本のコンドミニアムが出来たり
ミニ・オーストラリア村が出来たりしているそうで、
スキーシーズンには真夏の南半球からパウダースノーを求めて
多くのオーストラリア人が訪れる町です。
「日本の人は捕鯨の事をどう思いますか」
突然聞きなれたオーストラリア英語で見知らぬ人に話しかけられたとき
「日本では捕鯨に反対する外国の保護団体の過激な行動がクローズアップして報道されているようにおもいます」
「日本人の全てが調査捕鯨を歓迎しているわけではありません」
と答えました。
オーストラリアの報道では若い日本人女性がくじらのハンバーガーをほおばったり
血を流す大小のくじらの姿が流れたり国民を必要以上に刺激するような報道があって悲しい、とも伝えました。
函館に戻ると漁業の盛んな街だけあり駅前の市場には
様々な魚介類の店に並んでくじらを扱うお店も少なくありません。
長い間私と夫の間ではこの微妙な話題に対してあえて深く意見を交換することは避けていたところがあります。
けれどその日は私とイギリス人の夫にとって見えない境界線を越えてくじらのことについて
深くディスカッションする機会をもたらしました。
私はくじらが日本の伝統的な食文化や産業を支えてきたことを理解したうえで捕鯨には賛成しない立場でいます。
以前、捕鯨とくじらウォッチングが両方行われている日本の町で
船に近づいてきたくじらが捕獲により船を恐れるようになり
くじらウォッチングの船まで避けるようになったという記事を読みました。
私はゴールドコーストの沖合いで船からの歓声に応える様に近づいてきたくじらの様子を
思い出し胸が苦しくなりました。
それから1年後。
私はこうして不思議なリレーで海からのメッセージを受け取りました。
調査捕鯨反対のシュプレキコールをあげて戦う必要は私にはありません。
暴力で相手に体当たりする気もありません。
その代わり私はくじらのことをもっと知り、くじらのことを人々に伝え
美しい海に住むこのジェントルジャイアント(優しい心をもった巨大な生き物)と
もっともっと近づきたいと思います。
それが海からのメッセージ答える私の在り方です。
Kiyomi Mackay- くじらと泳ぐ日まで
くじらからのメッセージは意外な形で。
2009年03月28日
くじらと泳ぐというなんとも素敵な企画に恋をした私。
私がくじらを初めて見たのは1年半前のこと。
ケアンズを南下したゴールドコーストの沖合いでした。
7月始め頃からゴールドコーストでは北上するくじらの姿を見ることが出来ます。
ゴールドコーストのハイライズからは沖で潮を吹く姿が見えることがあるそうです。
7月から9月くらいまでくじらを見るツアーが催行されます。
移動するくじらの群れの近くまで船を寄せて辛抱強くその姿が水面に見えるのを待つのです。
沖のスポットに着くまで20分ほどの移動中、幸運にもイルカ達がまるで伴走するかのように
水面から弧を描くように飛び上がりました。
なんだか良い予感です。
その日はあいにくの強風のため船が大きく揺れましたが
船酔いも気にならないほど夢中になって水面を見つめていました。
しかし10分経ち、やがて20分過ぎてもくじらの姿は見えません。
船の揺れで頭の中がくらくらしてきそうなその時・・・
ブオオオオオオオーン、バーン。
いきなり目の前で小型船ほどの大きさのくじらが宙に舞ったのです。
大きな体を少しねじるような格好のくじら。やがて
ゴオオオオンバシャーン
巨大な水しぶきを残して再び海中に消えていきました。
腰を抜かす、というのは本当です。
突然現れたくじらの一瞬のパフォーマンスで私はすっかり吹き飛びました。
そしてツアーガイドの方が教えてくれたように
くじらに声援を送るとくじらは嬉しくなって近寄ってきてくれるというのは本当なのだと
思えたのは、興奮したツアー客が思い思いに波間に向けて歓声をあげると
船のすぐ真横まで寄ってくることが何度もありました。
また前方に集中していると背後で大きな水しぶきが上がり
慌てて振り返ると大きなブーメラン型の尾が海面に吸い込まれていくところで
度肝を抜かれることもしばしば。
そしてくじらが現れる一瞬の出来事が
時折スローモーションのように感じられるような不思議な体験でした。
想像を遥かに超える大きな、そしてダイナミックなジャンプ。
私はこの圧倒的な海の存在にすっかり心を奪われ呆然と立ちつくしました。
船の周辺には何頭ものくじらがいるようで
時折水しぶきがくしゃみのように上がっては
消えていきました。
その当時まさか自分がこのくじらと泳ぐプロジェクトに参加することすら
想像がつきませんでした。
Kiyomi Mackay
プロフィール
- kiyomi
- マッカイ清美 東京都調布市出身 日本でナレーターを経てテレビレポーターに転進。 民放各局クイズ番組レポーター、スポーツキャスター、ダイビングレポーター、 ワイドショーリポーター、コンベンション・婚礼司会業、話し方教室等を主宰。 2000年にオーストラリアに本格的に移住。 2001年から2006年までの5年間ケアンズJTB及び TPOCEANIAにてツアーガイドを経験。 現在、英国人の夫とオーストラリア生まれの娘と3人でゴールドコーストに在住。 2008年、ライフコーチ、自己啓発関連のビジネスを起業し 人々が幸せで自由で豊かになるための智恵を広めるための 事業を展開中。 またかねてからスピリチュアルなヒーリングに関するテーマにも 興味が深く、人の心のブレークスルーや気づきをライフワークにしています。 オーストラリアを軸に世界中を旅をしながら自己啓発に関する執筆活動を進めています。
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