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ケアンズ注目ショップ

 

 

ケアンズ名産キャンディ

キュランダの目抜き通りと、ケアンズの
海岸通りエスプラネードに、
まるでタイムトリップしたような
可愛らしい佇まいのお店があります。


アンティークの調度品と、
色とりどりのキャンディ…
懐かしさと温かみのあふれる空間に、
昔ながらの製法でアメ作りに励む
キムさんがいました。

 

 

「伝統的な製法を踏襲しながら、現代に生きる我々が必要とする健康面を考慮したキャンディを作りたかった。」

その言葉通り、ここのキャンディはグルテン、動物性の原料、保存料、香料などは一切使われていません。
口に入れると、ケアンズで採れるお砂糖のほど良い甘さと、フルーツのほのかで優しい香りが広がります。軟らかな食感と相まって幸せ気分に。

 

 

このキャンディは、キムさんの4年以上に渡る試行錯誤の末に生み出された努力の賜物。

 

カナダでプラスチック工場に勤めていたキムさんが、ある時目にしたアンティークのキャンディマシンとの出会いが人生を変えます。
魅かれてやまなかった、昔ながらの暮らしやモノ…このマシンを使って、1920年代のスイートショップを再現させたい、という夢を持ったのです。

 

「昔のやり方なんて、聞ける人がいないから大変(笑)。1890年に発行されたアンティークのレシピ本を買って勉強したり、自宅のキッチンでテストを重ねたんだ」

 

普通のキャンディは熱くして作るため、フレーバーも蒸発してしまう。でもどうしても素材の良さを閉じ込めたくて、自然環境以上の温度にしないコールド製法を編み出して思い通りの味を作ることに成功。 

 

 

どこにお店を出そうか考えていた頃、家族旅行で訪れたのがケアンズでした。
「親戚を訪ねて来たのだけれど、延々と続くサトウキビ畑を目にして、興奮!移住を決意した」と言います。ケアンズが偶然にも観光地だったことも、ビジネスを開始する後押しになりました。

 

ただし、オーストラリアの材料や温度に慣れるのに更に時間を費やし、レシピも作り直し。

大手のクライアントを抱えるサトウキビ工場から、最初は取引を拒否されたものの、情熱が伝わり、お砂糖を卸してもらえることに。

 

現在売られているキャンディの原料の95%はケアンズ産。マンゴーやパイナップルの他、ブルークォンドンといったブッシュタッカーのフレーバーも取り入れています。

 

自分の子どもに食べさせられないような物は作らない、と作り手として強い責任感を持ち、色味をつける時も、海藻やお花、ビートルートなど植物性のものしか使いません。

「費用はかかるけど、納得できるいいものだけを提供したい」

 

また、おみやげとして渡す時に誇りを持てるように…と、パッケージも可愛く。店の内装共々、建築畑出身の奥様レズリーさんが担当しました。棚を支えるアイアン1つとっても探し抜くこだわりぶりです。

 

レシピも何もかも、夫婦で相談しながら進めるのがお2人のスタイル。お子さんや、時には遊びに来た親戚や友人までも楽しんでお店を手伝ってくれると嬉しそうです。

「色々な人達と出逢えるのが楽しくて仕方ないんだ。特に、品質の良さをきちんと理解してくれ、礼儀正しくて優しい日本の方達は最高!」

 

 

店に一歩足を踏み入れた瞬間からキャンディを口に入れるまで、一貫して古き良き時代の温もりが漂うスティルウォーターマジック。単なるお菓子を超えたスイートな体験がここにあります。

 

Stillwater Sweets
キュランダ店:17 Therwine St. Kuranda(毎日10am-3pm営業)
ケアンズ・エスプラネード店:87 The Esplanade(毎日4:30pm-9:30pm営業)
日本人スタッフ勤務
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※記事内容は取材時のものです。商品の内容や料金などは変更している場合がありますのでご了承ください。



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