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サンゴ礁のSOS
2009年05月29日
生命の宝庫サンゴ礁。
実は世界でその三分の一が危機的状況にあること。
私がサンゴ礁を初めて見たのは20代の初め沖縄の慶良間諸島でした。
色とりどりの珊瑚に、これまたあでやかな色彩の魚や海中生物の住む
サンゴ礁はまるでおとぎの国の森のようでした。
その珊瑚が様々な環境汚染や温暖化の影響を受けて深刻な危機に面していることは
数年前から伝えられていました。
私もバヌアツに行った時に美しい珊瑚の近くに
まるで墓場のように白化現象で瀕死状態の珊瑚を見たことがあります。
透き通る水中に無数に広がる白化した珊瑚の周辺には
魚の姿もほとんどなくむなしく呼吸の音が響く水中は
白骨がばら撒かれたような不気味な静けさに包まれていました。
1998年の夏、観測史上最大のエルニーニョ現象による夏の海水温度の
上昇が世界規模で珊瑚の白化現象を加速させ、
沖縄本島周辺では多くの珊瑚が死滅したと言います。
グレートバリアリーフも例外ではないと思いますが
何年か前にケアンズ沖のミコマスケイで見た美しい珊瑚。
大きな船がケイに接岸できないほど、
周辺に珊瑚の塊があり、小さな小船乗り換えて上陸した
ミコマスケイはビーチエントリーですぐ足元から美しい
魚達が泳ぐ世界へとワープできる素晴らしい場所でした。
時間がたつのを忘れるほど魚や珊瑚を見つめて
海中の世界に浸ったあの日の風景は今でも色鮮やかです。
珊瑚を守りたい、海の環境や生物を守りたい。
その熱い思いを持ってアメリカからついには
オーストラリアに移住してしまった環境保護活動家
ジョン・ラムニー氏。
彼がこのくじらと泳ぐツアーに真剣に関わっている原点は
そのツアー収益金を海の環境保護に回すことが出来るためです。
珊瑚の事、海のこと、生物の事、そうした素晴らしい自然が
美しい姿で行き続けていく事を
願わずにはいられません。
7月のくじらと泳ぐツアーいよいよ残席が僅かとなりました。
ツアー詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.livingincairns.com.au/gbr/special-trip/
プロフィール
- kiyomi
- マッカイ清美 東京都調布市出身 日本でナレーターを経てテレビレポーターに転進。 民放各局クイズ番組レポーター、スポーツキャスター、ダイビングレポーター、 ワイドショーリポーター、コンベンション・婚礼司会業、話し方教室等を主宰。 2000年にオーストラリアに本格的に移住。 2001年から2006年までの5年間ケアンズJTB及び TPOCEANIAにてツアーガイドを経験。 現在、英国人の夫とオーストラリア生まれの娘と3人でゴールドコーストに在住。 2008年、ライフコーチ、自己啓発関連のビジネスを起業し 人々が幸せで自由で豊かになるための智恵を広めるための 事業を展開中。 またかねてからスピリチュアルなヒーリングに関するテーマにも 興味が深く、人の心のブレークスルーや気づきをライフワークにしています。 オーストラリアを軸に世界中を旅をしながら自己啓発に関する執筆活動を進めています。
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