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心のコントロール方法

2012年01月30日

昨年のこの時期、引き寄せの法則について書いたのを思い出しましたので、今年も思いついたことを書きたいと思います。

引き寄せの法則というものは、法則自体は簡単ですが、それを実行することは大変難しいのです。

固定観念が、アホ臭いとか、あるわけ無いとか、脳天気という想念を引き起こしますし、実際試してみても、常識が邪魔をするので、望まないものまで引き寄せられてきます。ですから起こりうるリスクには全て対応策をしっかりしておかなければ安心できません。

また、何でも手に入ると思うと、実際に欲しいものはそれほど多くなく、また、苦労なく(信じること自体が大変な苦労なのですが)何かを手に入れることへの罪悪感まで感じます。

そのため、心をコントロールできることが必要になります。

心医術は、私がヨガを本格的にはじめる前に、一定以上の客観性を持つ様々な科学研究の結果を組み立てた西洋的な方法です。

多分、現在を生きる多くの人に当てはまる法則だと思うのですが、ヨガをはじめると心の構造が少し変わってきます。

私自身の心の内部観察から、今回は、ヨガのテクニックを使った心のコントロール方法について説明したいと思います。(心医術では足りない部分の探求をつづけて、考え続けることとヨガの行を同時に行い3年程度かかりましたので、少し根気が必要だと思います)

ヨガで特別な行法を行う以前には、心はとても速く動きました。

科学では、通常こころは神経伝達速度、1/1000秒単位のレベルで働くことがわかっています。哲学のレベルで考えれば、こころは簡単に未来に行きますから、光の速度を超えていそうです。

ですから、働き始めたときは手遅れで、なすすべがありません。一つのことに心がとらわれると、それから離れるのも一苦労です。

皆様はいかがでしょうか?

ところが、ヨガの呼吸法をはじめると、心の動きが少し緩やかになりました。おそらく、1/10秒単位のレベルだと思います。

その呼吸方法は、丹田呼吸といい、息を吸うときに臍の下を膨らませる呼吸方法を続けていると、その部分が気で満たされ、熱感を感じるようになってきます。

ネガティブな感情(情動)が起こったときに、丹田に気を下ろすと、以前よりは簡単に止めることが出来ます。

一方、脳だけを使った場合は、意思の力によって常に情動を監視下に置かなければならないので、油断をすると情動が動きます。

また、情動は思考によって抑えられるのを好まないようで、そのエネルギーはくすぶり続け、一時的には押さえ込むことが出来ても、やはり油断すると前よりも強くなり勢いづきます。

ところが、丹田にその気を下ろしたときには、燃やされたように消えてなくなってしまいます。燃やされるというのは、そのような想念を丹田に下ろすと、丹田がとても熱くなるからです。

そうすると、ポジティブな感情を引きよることが楽にできるようになります。

では、全て丹田で考えるのがよいかというとそうではなくて、全てを丹田で考えるのは現代には会わないように感じます。頭で考える利点は、そのスピードにあるからです。両方とも利点がありそうです。

丹田呼吸自体は、上に記した方法で簡単です。

ご興味がありましたらお試しください。

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プロフィール

ymitsuiymitsui
三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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