木曜島へ真珠を採るためにやってきた日本人たち 〜その1〜 へのコメント http://www.livingincairns.com.au/%e3%82%a8%e3%83%83%e3%82%bb%e3%83%bc/%e6%9c%a8%e6%9b%9c%e5%b3%b6%e3%81%b8%e7%9c%9f%e7%8f%a0%e3%82%92%e6%8e%a1%e3%82%8b%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ab%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%81%9f%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%9f%e3%81%a1/ ケアンズ発のフリーペーパー【リビングインケアンズ】がお届けするケアンズ旅行前に必見のケアンズポータルサイト Thu, 02 Jun 2016 06:22:07 +0900 http://wordpress.org/?v=2.8.4 hourly 1 潮崎寛 より http://www.livingincairns.com.au/%e3%82%a8%e3%83%83%e3%82%bb%e3%83%bc/%e6%9c%a8%e6%9b%9c%e5%b3%b6%e3%81%b8%e7%9c%9f%e7%8f%a0%e3%82%92%e6%8e%a1%e3%82%8b%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ab%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%81%9f%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e3%81%9f%e3%81%a1/comment-page-1/#comment-1225 潮崎寛 Tue, 13 Nov 2007 08:49:16 +0000 http://www.livingincairns.com.au/wp/%e3%82%a8%e3%83%83%e3%82%bb%e3%83%bc/%e6%9c%a8%e6%9b%9c%e5%b3%b6%e3%81%b8%e7%9c%9f%e7%8f%a0%e3%82%92%e6%8e%a1%e3%82%8b%e3%81%9f%e3%82%81%e3%81%ab%e3%82%84%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%81%9f%e6%97%a5%e6%9c%ac%e4%ba%ba%e#comment-1225 検索していて偶然たどり着きました。私の祖父も曾祖父も木曜島帰りです、もう亡くなってしまいましたが、木曜島に曾祖父の弟さんの墓があるそうで、いつかは墓参りにいきたいと思っています。地元の図書館の郷土資料室などの資料を調べていて解ったのですが、司馬遼太郎氏の小説に書かれていた「金への執着」や「ダイバーが死んだら船上のものはダイバーの服をはぎ取り、競って潜ろうとした」というような話は正確ではないと思います。 当時、日本の他の地方の農村からのハワイやブラジルなどへの移民と違い、この木曜島への移民(というより出稼ぎ)は一種独特のものがあると調べているうちに解ってきました。 耕地面積のほとんどない西牟婁東牟婁地方では、農民と呼ぶべきほどの民はほとんど無く。普通の日本人よりも、狩猟民族的な「一発当ててやろう」という気質であったというところに、「真珠貝採取時に稀に出る天然真珠を得て大金持ちになった」とか、中でも当時の人々を豪州へ憧れを抱かされた逸話は木曜島に出稼ぎに行っていた3人の若者が、共同で買った豪州の富くじに当たってしまい、大金持ちになって帰って来た話はとても興味をそそります。 とはいえ、明治になって現金での納税に迫られ、否応無く巻き込まれる貨幣経済に翻弄され、現金を稼ぐ方法を模索してたところに上記のような話が漏れ伝わったことが大きいという気もします。 検索していて偶然たどり着きました。私の祖父も曾祖父も木曜島帰りです、もう亡くなってしまいましたが、木曜島に曾祖父の弟さんの墓があるそうで、いつかは墓参りにいきたいと思っています。地元の図書館の郷土資料室などの資料を調べていて解ったのですが、司馬遼太郎氏の小説に書かれていた「金への執着」や「ダイバーが死んだら船上のものはダイバーの服をはぎ取り、競って潜ろうとした」というような話は正確ではないと思います。
当時、日本の他の地方の農村からのハワイやブラジルなどへの移民と違い、この木曜島への移民(というより出稼ぎ)は一種独特のものがあると調べているうちに解ってきました。

耕地面積のほとんどない西牟婁東牟婁地方では、農民と呼ぶべきほどの民はほとんど無く。普通の日本人よりも、狩猟民族的な「一発当ててやろう」という気質であったというところに、「真珠貝採取時に稀に出る天然真珠を得て大金持ちになった」とか、中でも当時の人々を豪州へ憧れを抱かされた逸話は木曜島に出稼ぎに行っていた3人の若者が、共同で買った豪州の富くじに当たってしまい、大金持ちになって帰って来た話はとても興味をそそります。

とはいえ、明治になって現金での納税に迫られ、否応無く巻き込まれる貨幣経済に翻弄され、現金を稼ぐ方法を模索してたところに上記のような話が漏れ伝わったことが大きいという気もします。

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