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2004年5-6月号・その40
学校行事
いつのまにか?我が子も小学生。オーストラリアの学校とはこういうものなのか、と何かにつけ驚き、感心、困惑?している。
何しろ色々と初めてなので私自身もわかっていないことが多い。最初に犯した大きな失敗は、長男がプレスクールの時のこと。
ブックウィーク(読書週間)の最終日、好きな物語の登場人物の恰好をしてきましょうというお達しが出た。息子は本が大好き。でも、子どもが好きなストーリーって架空ものばっかりで。すわ、裁縫をしなければならないのか?とあせる。
結局、時間もないので、既製品に走り、好きでもないのにバットマンのかぶりものを買う。60ドルくらいしたので、もったいないなと思ったが、他のことを思いつかないので仕方がない。ああ、裁縫ができれば…。
そして当日の朝。息子は既にバットマンになっていた。私は、登校時、そして教室で、もし1人だけバットマンな人がいたら浮きすぎないか?と思って、「それは持っていって教室で着替えるんじゃない?」と、一式持っていくことにした。
ところが。学校に着くと、お姫様や妖精や、カウボーイや、花嫁さんまでがそこここにいる。
先生はボブ・ザ・ビルダーだった…。トンカチ持ってたし。 息子は今更着替えないと言う。クラスで変装してこなかったのは、あと1人。日本人のお母さんのお子さんだった。
感覚の違いを思い知った出来事だ。「ママは日本人だから当てにならん」と変なトラウマにならなければいいなぁと。
これ以来何か行事があると、自分の感覚で解釈しちゃいけない、と周りの人に聞くように。
▲4月の私の誕生日。ダンナと子どもで、アイスクリームケーキをつくってくれました。
こんなこともあった。動物愛護週間?かなにかで、ペットを学校に連れて来て下さい、と言うのだ。
えぇ?うちの人なつっこすぎるドーベルマンを??それとも他のペットに食べられちゃいそうなメンドリを?
でも1人だけペットなしでは可愛そうだと思い、仕事を午前中休み、犬を車に乗せて学校へ向かった。
もう、車から下ろしてからが大変だ。うちの犬は、人がたくさんいるから嬉しくて仕方がない。他の犬にもちょっかいを出したいと、飛び回るわ、走るわ。
犬を連れてきている人は結構いた。中には、山羊も登場し、庭が広いんだろうなぁと想像したりして。賢い?お母さんは金魚や小鳥など、扱いが簡単なもの、中にはテディベアを持ってきている人もいた。
私は、飛び回る我が家の犬を落ち着かせるために校庭をぐるぐるぐるぐる。何だかよくわからない行事だなぁと感じなくもなかった。
学校には色々な行事があるが、その度にお手伝いをしているご父兄がいて、頭が下がる。
そう言えば、遠足があったとき、ボランティアで付き添ったご父兄は訪問先の入園料など、全て実費だったとかで、ちょっとびっくり。とにかく、積極的に学校行事に参加する親御さんが多いのはオーストラリアに来て感心したことの一つ。
私と言えば、次の行事にトンチンカンなことをしないように色々聞いておこうと言う情けないレベルなのだった。
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