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趣味のお料理を通して、地元の人と交流し、オーストラリア家庭料理の深さに驚いた“のりさん”こと豊永典子さん。家庭の味とともにオーストラリア人のライフスタイルを紹介してもらいます。


その1 エドナおばさんのラムの煮込み

 オーストラリア料理と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
 カンガルーのステーキ?ワニの肉?そしてBBQ ?街を歩くと、フランス、イタリア料理はもとより、中華、タイ、韓国、インド、そして我が日本料理のレストランを見つけることはできても、なかなかオーストラリアの家庭料理を食べさせてくれるお店はありません。オージーの家庭に招かれても、いつもビール、ワインとBBQ。家庭によって、BBQの味付けに違いはあっても、シンプルなその味に食傷気味な方もいるのでは?
 でも、ちゃんとあるのです。歴史の浅いオーストラリアでも、親から子へ脈々と受け継がれてきた料理が。

▲お料理好きなエドナおばさん
 隣に住むエドナおばさんは、ケアンズ在住50年!彼女のお母さんもケアンズ生まれというから、生粋のケアンズっ子!(在住平均4〜5年おいうケアンズにおいては実に珍しい..)ご主人のダルは長いことケアンズで一番大きなベイス病院でシェフをしていて、料理にはとてもうるさいんです。でも引退した今は、気が向いたときだけ台所に立ちます。だって、料理をするたびレシピのことで夫婦喧嘩になるのですから!
 エドナおばさんはとても気さくなオージーで、近くに住んでいる子や孫たちがいつも遊びに来ています。お掃除が大好きで、フロアのタイルはいつでも鏡のようにピカピカ!
 それでいて、朝、昼、夜の食事はいつも手料理。そして10時のモーニングティーと3時のアフタヌーンティーも欠かしません。

▲大きなお皿に緑の野菜、黄色または赤の野菜、マッシュポテトを添えるとまさにオーストラリアの家庭料理!今回はインゲン、マッシュパンプキンを添えました
 今回は、そんなエドナおばさんから教えていただいたラム料理をご紹介します。ラム?と聞いただけで顔をしかめる方もいるかもしれません、何を隠そう私もラムは大の苦手で、日本でもほとんど口にしたことがありません。でもさすがオーストラリアは羊の国。たっぷりの野菜とじっくり煮込むと、全然臭みがありません。むしろ牛肉より深みのある味に仕上がります。(他のお肉に比べて手頃なお値段も魅力!)
 このお料理は、日本からお客様がいらした際にはオーストラリア料理の一品として、一度は食卓に上がります。ただし、「おいしい!何これ?」と聞かれてから初めて答えるようにしてます。ぜひ皆さんも一度作ってみて下さい。

■材料(4〜6人分)
A
・ラムシャンク(Lamb Shank)1本
・タマネギ…1個
・トマト…1個
・にんじん…1本
・キャベツ…1/4
・セロリ…2〜3本
・ピーマン…1個
・水…5カップ
・豆Mixed Beans…半カップ
※冷蔵庫にある残り物の野菜でざるに軽く一杯あればOK!それも面倒ならスーパーで野菜の詰め合わせ1袋で十分。豆は一晩水につけておくと早く煮える

B
・ウェスターソース…30cc
・ソーヤソース…30cc(日本の醤油より   ちょっと甘め)
・トマトソース40cc)

■作り方

1.

深鍋に洗ったラムシャンクを1本置く

2.

一口大に切ったAの野菜と、豆を鍋に加える

3.

水5カップとBの調味料を合わせたものを注ぐ

4.

弱火で1時間半〜2時間ゆっくりと煮込む。目安として骨からお肉が簡単に取れたらできあがり!(骨は最後に取り出す)

5.

塩、胡椒で味を調える

6.

茹でたペンネパスタまたはライスを添えていただく

※水を多めにしてスープとして食べてもグッド。その場合はパンと一緒に。作り方



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