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日本と同様、オーストラリアでも青少年による犯罪が大きな社会問題になっている。中学高校で、生徒が喫煙、ドラッグなどで停学や退学になるケースも多い。小学校でも同様なケースがあるという。
新聞の一面トップに、ホームレスの子供達が増え、市やボランティア団体が定期的に食べ物を支給している、という記事が掲載されていた。高い離婚率、失業率は家庭の崩壊を招き、子供達への虐待も多くなる。居場所かない子供はストリートチルドレンとなって、犯罪へとつながる。
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▲健全な青少年たち
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こういった問題に対し、政府は問題のある家庭へ多額の補助をすることで解決しようとしている。しかしこれも最善の方法というわけではなさそうだ。
政府の補助の仕方を批判して、「この国は、子供が3人いたら働かなくても補助金だけで食べていけるんだ。そう考えると働くのがバカらしくなるよ」などといったオージーの発言をよく耳にする。
銀行に勤務する友人は、生活保護のお金を取りに来る人たちの多くが、すでに昼間からアルコールにおぼれドラッグをやっていることに、やりきれなさを感じていると話してくれた。
「政府がむやみに、お金を支給するのは問題だ。そのお金でお酒、ドラッグを買って結局自分の子供の世話など何もしやしない!」
ティーンエイジャーによる強盗や窃盗事件も後を絶たない。家や店に押し入り、現金、パソコン、CDプレーヤー、貴金属などを盗む。ほとんどのケースが未成年による犯行で、捕まってもたいした罪にはならないので、再犯を繰り返す。
学校内での盗難も日本と比べると驚くほど多い。鞄を鍵付きのロッカーに入れておいても、鍵を壊され盗まれるといったケースもある。殺人、誘拐などの凶悪事件こそ少ないものの、日本ではあまり考えられないことだ。
つい先日、金曜日の夜8時というゴールデンアワーに、日本の学級崩壊や引きこもりの問題をとりあげたドキュメンタリー番組が放送された。2週連続の特集番組で、単なる日本の翻訳番組ではなく、かなり深く掘り下げて問題点を指摘していた。
多くの友人から「日本ではよくあることなのか?」と質問を受けた。アウトドア思考のオーストラリア人には、特に「引きこもり」は理解に苦しむらしい。
日本とオーストラリア、その表れ方は異なるものの、両国とも昔以上に多くの子供達が病んでいるのは確かのようだ。
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