井上梨紗(いのうえりさ)東京都出身。'70年後半にスタートしたモデルの仕事を皮切りに、ラジオ、テレビ、イベントなどのナレーションやレポーターとして、メディア業界で活躍。'80年中頃からはライター&カメラマンとして、OZマガジンやSPA!、その他旅行関係やダイビング関連誌などに執筆。著書に「リサの海外旅行術/フットワーク出版」「ジェットスキーハウツー本」「F-1グランプリSUZUKA公式認定本/共書・扶桑社」がある。
最近人気のロングステイ(長期滞在)。ここ、ケアンズにも様々な目的で長期滞在している日本人の方がたくさんいらっしゃいます。
梨紗(りさ)さんと大也(だいや)くんは、2003年4月より親子でケアンズ生活をスタートさせました。スポーツなら何でも来い!の、何ともバイタリティ溢れるリサさんと、まさに現代っ子(!?)なダイヤくん。そんな2人の「ぴかぴかケアンズ生活」をお楽しみください。


第119回 「映画のオーディション」

ピカピカ生活

▲ スージーさんと娘さんたちとモンドカフェでランチ。みんなで映画に出ようよ〜と彼女。何にでも積極的な人です。4ヶ国語を喋り、ただいま日本語も勉強中

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▲オーディション会場には、すでにWin TVの取材陣が来ていました。 そういう光景が、その場の雰囲気を盛り上げるんだよね。

 「11月に映画の撮影があるのよ。オーディションがポートダグラスで明日9時~14時にあるからリサも参加したらどう?私は2人の子供と行くわ。スターになるチャンスかも?!」と知人のスージーが笑いながら教えてくれた。

 「もしオーディションに受かったら2日間撮影に参加して4時間で$100位もらえるのよ。私たちは朝、いちばんに行くわ!」とスージー。彼女は4人の子供を育てながら4つの仕事をこなすパワフルな女性で、この撮影の話も猛烈な勢いで話してくれた。でも、主演する俳優やタイトル、どんな映画かを彼女は知らない!そんなトコがなんともオージーらしい。

 それでは…と、私たちもスターになりたい訳ではないが、興味津々にそのオーディションに行ってきた。

 現地に9時15分に着いた時点で受付番号はすでに135,136番。土曜の午前中なんてゆっくりと寝ていそうなオージーたちが、朝からぞくぞくと集まり始めていた。

 普段着の着古したTシャツに短パン姿の男女、ドレスアップして化粧もきっちり決めている女性、クロコダイルダンディ風の男性、足元大丈夫かしら…というような年配のご夫婦、容姿も年齢も統一性のない人々が会場に長い列を作っていた。
Win TVも来てカメラをすでに回し、レポーターの女性がオーディション後の男性をインタビューしていた。すでにスター気分なんだろうなぁ…
 名前や年令、ドレスや靴、ジーンズサイズなどを指定された申込書に書き込む。左ハンドルの車を運転した経験はあるか?プッシュバイク、スケートボード、ローラーブレード、スクーターに乗れるか?なんていう質問もあった。いったいどんな映画なんだろう?!


 

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▲「Win Tvの取材を受ける男性。オーディションの結果の前にすでにスターになった気分なのかなぁ〜。」

 そしてTax file numberがあるか?働けるビザを持っているか?という質問があった。えっ?!そうかぁ~、働けるビザがないと単なるエキストラでも使えない、ってことか!そういわれればそうだよね、気がつかなかった…。

 スターになりたい訳じゃないけれど、もし出られたら豪州滞在記念になって最高?!と、かなりその気になってきていたので少々ショック…。それでも一応書類を出し、親子で写真を撮られてきた。

 「ギャラなしでもいいですけど…って言ってみたら?」と大也。

 『出演していただく場合は随時ご連絡をいたします』と言うことだ。
そうそう映画のタイトルは『Fool's Gold』。“金と間違えられるもの:黄鉄鉱”。分かるようで分からないタイトルだなぁ…

 でもこの映画、出来たらぜひ見てみたい。ポートダグラスやケアンズが舞台なんだろうか。知った顔を画面で発見できたらかなり楽しいだろうなぁ〜






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