第16回 春の行事と言えば潮干狩り!

 ケアンズの冬と呼ばれている季節は終わった事が、9月中旬から陽射しの違いで分かるようになった。ケアンズの初めての冬は日本の軽井沢の夏のような感じだったね。
 冬も去ったので…と、春休み(3termと4termの間の休みの事)に久しぶりにビーチに出掛けた。
 私の語学学校の仲間と連れ立って行ったビーチはクリフトンビーチ。静かで観光客らしき姿は全くなく、長閑そのものだったね。
 海水も予想以上に温かくて、やっぱり春(初夏?)なんだ!って実感したよ。

 さてビーチで春を感じていると、足元で小さな貝がゴソゴソ動いているのに気がついた。ひとつの波が去ると、砂から出された貝は大慌てで、また砂の中に戻ろうとして小さな貝殻を縦にし(縦のように見えるけど縦かな?)潜ろうとしている。その慌てた姿が波の去った後のビーチにいっぱい見られるのだ。
「何の貝だ?」と思って取り上げると、どうもアサリのように見える。いくつかつまみあげ手に持っていると手の中で動き出してくすぐったい。近くのオージーに聞いてみると「ピッピ」とか言う。「食べられるの?」と聞くと「of course!」と言われた(でもこっちの人って食べるのかなぁ?)。

▲アサリ料理の数々です。ボンゴレもたくさんのアサリでパスタが見えないんだよね〜!かなり、美味しい春の味でしたよ。

▲「皿の向こうにある瓶の中には、観察用のアサリを1匹入れているんだけど、ほとんど動かないんだよねぇ」大也

 我々はその貝をアサリと認定し、即、潮干狩りとなった!長閑なビーチで、スーパーの袋を手に持ち、我々は取っては入れると言う単純作業を開始したのだった。
 大きさは日本のアサリに比べると小さい。米粒3つ位の小さなものからシジミ程度のもの、大きいものでも日本で見るものより少し小さかった。
 砂の中にはかなりの貝が潜んでいて、砂浜に波で打ち出されていたのは、ごく一部の貝たちだった事が判明した。手や足で砂をゴソゴソ掘り、波が来てその砂を洗って行くと、波の去った後に大き目の貝が残っている。それを潜られる前に拾う!と言うかなり大雑把で忙しい潮干狩りを楽しんだ。

 でもこれは本当に天然の潮干狩りで、一回業者が蒔いた貝を拾い出すと言うバカらしい日本の潮干狩りとは全く違うのだ!
 大也は潮干狩り自体生まれて初めてで、初めてにして天然の潮干狩りを経験出来、良かったなぁ〜と思ったね。これでケアンズに来た意味が1つ増えたよ!?

 当然、ディナーは皆でアサリ尽くし。炒めもの2種、ボンゴレ、サラダ、味噌汁と言う妙な取り合わせだったけど美味しかったね。
 大也は「1匹飼って、観察だ!」とガラス瓶に入れていたんだけど、ほとんど動かない貝を観察していても面白くないようで2日後には同じく味噌汁の実となってしまいました。

「ごちそうさまでした〜!!!」


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