第20回 豪州の運転免許取得作戦実行

 英文が良く分からない上に、いくら日本と同じ左側通行と言っても優先順位などは違う。自分の語学学校の宿題も毎日あるし、大也の宿題もある…。なんだか本当に受験生の勉強尽くめの日々のようなを過ごす事になった。
 実際は取得前でも国際免許も持ってきたし運転はしている。しかし今までと違って勉強をし始めたらやたらと標識や区分の線が気になり出した。

「Give Wayがあっちだからこっちは…、この場合の優先順位は…」
 こうしてみると勉強し始める以前は結構適当だった!? って事になるのかなぁ?まずいまずい。

 2週間ほど自宅学習と道路実習(?)を続け、暗記するものはなかなか入らない頭にたたき込み、結構ドキドキしながら祈る気持ちで試験に臨む事になった。
 そうそう、「受けたい!」と受付で伝えたら「どうぞ」という感じで、ビザの事なんか聞かれなかった。なんだぁ!

"Queensland Transport" ここで豪州のドライバーライセンスの試験を受けます

 さて、試験は問題用紙と解答用紙を貰って、ロビーの机で勝手にやる。そこは、いろいろな手続きや支払いなどで来ている人が順番を待っている場所で試験会場という特別な場所ではない。ざわざわしている中で回答する。時間は好きなだけ。問題は3つか4つの中から正しい答えを選ぶ方法だった。
 英語が分からない場合は辞書の持ち込みも可能で質問もして良い。終わったら用紙を持って行きその場で丸付けをしてもらう。なんともローカルな雰囲気のテストだ。
 でも正解率は30問中27問以上だから厳しいよ。

 明らかに分かる分かる、と言うものもあったけど、あれっ?どっち???と言う問題もいくつかあった。でも日本のような引っ掛け的な問題はなかったような気がする。それともそこまで英文を読み取れなかったって事なのかなぁ?自信はなかったけど奇跡が訪れ、見事に1回で合格してしまった。

 実はその後、語学学校の先生にその事を話すと1回でパスする人は少ないと言われ、ジーェムス先生は4回、スティーブ先生は5回でパスしたそうだ。「ミラクル!」と言われ、私もかなりそう思った。

 その後、写真を撮りその場で免許をくれた。しかし、この写真と言うのがなんとも旧式っぽいポラロイドのような写真で、ひどい仕上がりなのだ。昔の日本の免許証の写真のようで手配者みたいになってしまいショック。良いIDになるって事だけど、あまり人に見せたいIDじゃないなぁ…。

 有効期間は1年から5年まで自由に選べて金額が違う。私は4年を選びA$52.5。
長く滞在される方は取得した方が良いと思いますよ。お互い安全運転しましょうね!


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