私がホノルルマラソンに出たのは30歳になった年だったと思う(だいぶ前だなぁ)。その頃は毎日のように、原宿にあったスポーツジムに行き、仕事で地方や海外にいる時は、必ず街中を走っていた。
でも、ジムが閉鎖になったのと、スノボの取材で靭帯を痛めたのがきっかけで、トンと走らなくなっていた。
で、なぜか急に『走ろう!』と思い立ち、走り始めたのです。私の場合大した理由もなく急に考え、即、始める事は珍しくないので(渡豪もそうだしね)、日本の主人に報告しても「あっ、そう」で終わってしまった。
大也も大賛成で一緒に走っている。まずは家の周りから足慣らしを(心臓慣らし?)始めた。
1日目、暑いので夕方に家の近くcharles StとBrisbane St.を10数分ゆっくり走ってみた。
すると、この道の脇に水が溜まっていて(雨季でよく降るからねぇ)そこに信じられないくらいの数のtadpole=おたまじゃくしを発見したのだ!川や池じゃなく、ただの水溜りに過ぎないところに異常な数いるのだ。
思わずいったん家に戻り、デジカメを持ちもう一度そこに行った。近くの家から出てきた小さな男の子と、庭先に椅子を並べギターを弾きながら歌っていたアボリジニ家族の中から男の子も飛び出して来て、大也は3人でそのおたまじゃくしを捕まえ始めた。
すばしっこいけれど、逃げ隠れする場所もないから、簡単に手のひらのボールに入ってしまう。
家の前の電線に蝙蝠が引っかかり、死んでいるのを発見した。下から見上げると、かなり顔つきが怖い。大也は今にも落ちてきそうでその下を走れない。
面白い形の郵便箱を家の前に立てている家を見つけた。大きなサボテンの育っている家も見つけた。少し走っただけで、新しい発見がたくさんある。車で通り過ぎてしまうと見過ごしているものがいっぱいある訳だ。
当面は早く走ることより楽しく走れれば良いと思っているから、途中停止もOKにしている。走る場所も家の周りも走るし、エスプラネードまで車で行って、海沿いを走ったりもしている。ピアの辺りも景色や風を楽しみながら良い感じだ。
地図に走った道を赤でマークし「ケアンズの道を全部走れたらいいねぇ!」と大也は言っている。ホノルルマラソンのようにケアンズマラソンがあれば良いのにねぇ?!と親子で思う今日この頃です。