第36回 念願かなってサッカーチームに所属!

 とうとう念願かなって大也は「saints soccer club」と言うサッカーチームのu-10に登録をした。昨年、チームを探した時は、もうシーズンオフになるから…と所属が出来なかった。
 ケアンズでは年間を通しての練習&試合はなく、シーズンは3月から9月位までなのだ。夏は暑過ぎと雨で練習なんて出来ない!と言う事のようだ。

▲大也の入ったチームはU-10だけで3チームもある。サッカーは女の子も出来るのが、人気理由の1つみたいだ

▲「最高っ〜!オレも頑張るから、オリンピック・サッカー日本代表の選手も、いっぱい頑張って勝って欲しいなぁ」大也

 練習場のサッカーフィールドはとにかく広い。一面緑が広がり、裏手には濃い緑の山(丘?)が見え、なんとものどかな雰囲気だ。
 どこにボールを蹴っ飛ばしても迷惑なんてかかりそうもない。全部英語で指示をするコーチの言葉にもとりあえずは問題ない様子で、1年たって英語にもだいぶ慣れてきたようだ。

 ちなみに、シーズン参加費は120ドル。赤&青のソックスと黒のサッカーショーツ、スパイク、シンパッド(すね当て)を各自用意し、練習用のTシャッと帽子は頂いた。
 試合のユニホームはチームから毎回借りる。毎水曜の夕方が練習で毎土曜午前中が試合だ。

 さて3月中旬、シーズンが始まったと思ったら、いきなりサイクロンが来て、開会式や練習は中止になってしまい、練習をたった1回で初試合を向える事になった。

 やっぱり折角の初試合前は『トンカツ』だよね!と、Edge Hill Butcheryで適当な厚さに豚肉を切ってもらい前夜は気合を入れた。

 ルールは普通のサッカーと少し違う。キーパーを含んで選手は9名。25分ハーフでインターバルは5分。難しいオフサイドのルールはない。
 他にも少し違うかもしれないけど、正式なサッカーのルール自体を私は完全に知らないから…ざっとこんなモンかな!?

▲フィールドの近くには、こんなバナナの木もあって、いっぱい実が付いているんだよ

 しかしユニホームを着ると何となく選手らしくなるモンだ。試合は面白かった。へぇ!子供なのに、と言うようなプレーをしたかと思うと、じゃれ合っているようにしか見えないプレーもある。
 ボールの飛距離もまだないのでなかなか味方に届かなかったりもする。でもみんな顔を真っ赤にさせて一生懸命だ。見守る親の声援も大きい。

 初戦は大也たちのチームの方が相手より遥かに強く、相手ゴール付近でのボールのやりあいが長かった。コーチは大きな声で指示を出し続け、得点の度に選手を褒めていた。

 結果は8‐0の圧勝、後半は相手キーパーが少し可哀想になってしまった。
 ケアンズの子供のサッカー熱は、フットボールを抜いていると聞いたけど本当なのかなとも思った。「毎週金曜の夜はトンカツだね!」と大也は意気込んでいる。


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