第41回 体に良くない???

▲「でもさぁ…美味しいんだよ。このラーメンにスープの粉をかけて、ボロボロに砕いて食べるのがさぁ」大也
「でも、我が家では禁止!お腹の中で乾麺が水分を吸っていっぱいに広がってお腹がパンクするぞう!」梨紗

▲「オレの親友のトムのLunchBoxは、Ice Boxなんだよ。これが1人用なんだからでっかいよなぁ〜〜」大也

「先生が赤い色のお菓子は体に良くないって言っていたよ」大也が帰ってくるなり言う。何を今更、と言う気がした。

 こっちのお菓子はやたらに色が鮮やかだ。ケーキの色使いなんて気持ち悪くてとても買う気にはならない。赤に緑、青に黄色、紫やらオレンジ…。あの色合いがオージーには美味しそうに感じるのかなぁ?といつも不思議に思うのだ。

「そうだよね?でも学校では先生がご褒美によく配るじゃない!」と私。
 翌日配られたSchool letterには『Reward(ご褒美) でLolly(飴)をもう配らない』と書かれてあった。
「大賛成〜〜!」と私。

 そもそも学校で良い答えを出したからってモノを配るって事が日本人の私には少し不自然なのだ。そして『Birthdayにケーキを学校に持って来る事に対してどう思うか?意見を欲しい』とも書かれてあった。こちらでは子供は自分の誕生日には大きな丸いケーキを学校に持って行き仲間と分けて食べるのが通例のようなのだ。

 朝のTV番組でも子供の朝食とLunch Boxの事をやっていた。朝食は40%以上の子供が何も食べずに登校すると言う。

 一般的なLunch Boxの中身は日本人の母親には驚きモノだ。母親が作ったというモノはほとんど入っていなくて「入れる!」と言うのがLunchだ。大きな入れ物にはリンゴやバナナなどのフルーツ、ヨーグルト、チップスやクッキー、マフィンなどが詰められている。
 何しろスーパーマーケットにはLunch用の1回食べ切りサイズの様々な食料がいっぱい並んでいるのだ。それを入れるだけ…。

▲「このココナッツの白いトコが大好きなんだよ。でもすっげ〜〜固くって必死にならないと食えない。これは体に良いでしょ!?」大也

 でもこの程度のLunchなら良い方で、びっくりしたのはチキンラーメンのような乾麺(※お湯をかけずそのままビニール袋の中で砕いてベビーラーメンのように食べる)、缶詰のスパゲティ(※どう見てもドッグフードにしか見えない)やツナやビーンズ、コーンの缶詰をそのまま食べている子もいっぱいいるのだ。
 リンゴでウサギ、ウインナーソーセージでタコやカニを作るLunchなんて皆無だ!

 School Letterには更にLunchをもっと手作りで工夫しましょうと書かれていた。サンドイッチの作り方が紹介され『マーガリンを塗ってハムやチーズを挟む。レタスやトマトを入れると良い』と書かれていた。このレベルなのか…!

 豪州はニュートリションの普及も欧米諸国に比べて低い気もするし、本気で食事対策をした方がいいと思います、ハイ!

※編集部より…学校でのランチについては、Nanoさんの『異文化ってオモシロイ!〜その2・オージーキッズのお弁当はウサギなみ?〜』でも書かれています(文字をクリックすると、記事が読めます)。

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