第55回 日豪文化交流?

▲炎はかなりの高さまで上がっていって、これでも消さないの?とさすがに不安になってしまいました。いったい、消す消さないの判断基準ってどこにあるのだろうか?経験と知恵?気温30度、で、すぐ前は炎。親子で汗だらだらでしたよ〜。

▲白い煙がモクモク上がっていても、自転車もバイクも普通に通ってるのが不思議と言うか不安になる。なんて言いながら、私も興味本位で車で走り抜けたんだけれど、前なんてよく見えなかったよ。

 前回のブッシュファイヤーの写真を見た日本の知人から「その後は?」と連絡が来た。

『山林の枯れた部分が自然発火で燃える事によって、新しい芽も出る。人の手でむやみに消さないほうが良い』と言うのがルールと知ってからは、煙が上がっていても大して気にならなくなっていたが、さすがに今回はデジカメを持って30分以上見守っていた。

 炎は時には下の枯葉が燃えているだけではなく、木の幹を伝わって上の方まで燃えていたけれど、消防車は放水とは言えない水撒き程度しかしなかった。これは経験からなす余裕っていうモンなのだろうか!?
 夜になっても火は消えなかったが、夜半運良く久しぶりの雨が降り始め、朝には窓の外の煙は薄くなっていた。

 しかし、最近のニュースはブッシュファイヤー被害の報道が多い。映像を見るとさすがに今回の火の強さとは違うが、初期の段階で消さない…と言うのがどうも慣れていない私たちにはやはり怖い次第ですね。

 さて、話は変わって『文化交流』なるものを日豪の小学校のクラス同士で始めた。

 日本の桃園小学校の社会科は、3年生で中野区、4年生で東京都を学ぶ。で、4年2組の西岡先生から『ケアンズの大也君のクラスの子達に東京を教えるんだ!と思って調べるとかなり励みになるので文化交流はどうですか?』と言う提案が来た。
 すぐにこっちの先生にその希望を伝え『それは面白い、大賛成〜!』の了解をもらった。

 実は大也たちは今、PCの授業でケアンズのBrochure(パンフレット)を写真入りで作っている。それを送ろう!となった。
 日本側からはまずは桃園小の様子を教えよう!と、学校およびその周辺をデジカメで撮った写真が届いた。

 早速、PCの授業で大型プロジェクターを使いみんなで見た。大也が準備した英語の説明を加えながら…。

▲「これはサトウキビを収穫する機械だ、すっげ〜〜え、大きいだろう。12月に一時帰国するから、収穫方法を調べて4年2組のみんなに教えてあげようかなぁ」大也

 反応は上々。中野坂上の高層ビルや、都庁が背景に見える桃園小に、とにかくびっくり仰天。「Skyscraper!」と目を丸くしている。私たちにしてみたら『摩天楼』は大げさだろう?と思うのだが、ここに住む子供たちには珍しい風景だ。
 神田川は訳が分からない様子だった。まぁ、あの川が川には見えないだろうしねぇ。閻魔大王の入る鳥居や、狛犬の説明にも驚いていた。

 私たちの目には普通に映る風景に異常反応する姿が面白かった。冬の景色には葉のない木々にも不自然さを感じているようだった。
「今度はこの学校の写真も撮って送ろうよ!」とケアンズ側も意欲満々。
 これから続く交流が上手く行くといいなぁと思うのです。


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