第60回 暢気なケアンズのATM

▲「これがANZのATMだよ。入金をする時、この機械から封筒が最初出てきた時はびっくりしたなぁ〜。引き出しも1回に千ドルまでしか出来なくて、不便だぁってリサは言ってるよ」大也

 Year5が終了した。日本の小学校4年生が終了した事になる。1月下旬に始まる新学期はYear6で迎えられる事になってホッとしている。
 と言うのは豪州には落第システムがあるからなのだが、この落第を気にする親(当然子供も)はあまりいないようだ。
『就職、将来、世間体???関係ないよ』とローカルのお母さんに軽く言われてしまった。気にするのは私だけ?ここは暢気なモノです。

 暢気と言えばケアンズの銀行のATMの預金システムも結構暢気な感じだ(全部の銀行かどうかは不明ですが…)。

 私が口座を持っているANZ銀行は、ATMで自分の口座にお金を入れる時に、まず口座と入金する金額を画面から指定する。そうすると次に機械から封筒が1枚出てくるのだ。
 この封筒に入金する現金を入れて封をし、出てきたところに戻すと封筒は機械に飲み込まれていき、入金終了となる。

『はて?封筒に入れた現金は?』と言うと、次の日に銀行員がATMから回収し、1通1通手で封を開け、金額を確かめ入金をするそうだ。
 よって実際に自分の口座に入金されるのは翌日となる。翌日が土・日曜や祝日ならさらに先になるわけだ。

▲「これは郵便局にある私書箱だよ。家に郵便受けがあってもこれを借る人が多いから、いっぱ〜いあるんだよ。安全だからだってさ」大也

 で、封筒の中の金額が間違っていた場合には手紙で後日通知をするらしい。暢気なモノだ。
 口座に大急ぎで入金したい場合は窓口でしないとマズイという事だ。しかも、預金の出来るATMは支店にあるATMだけで、どこのATMからでも出来るわけではないと最近知った。

 しかし最初に機械から封筒が出てきた時には
『何これ?これにお金を入れろって言うの?給食費だって今は振込みなのに。ありえない〜』と不安だったよ。


 さて街中にはクリスマスの文字が並び、お店にはツリー用品がごっそり並んでいる。イルミネーションでライトアップしている家も増えた。大也も学校の友だちからたくさんクリスマスカードを貰って来た。

▲イルミネーションで飾られたご近所のおうち。夜になれば街灯も少ない住宅街は一気に暗闇に沈むのに、この時期ばかりはかなり個性的に派手になります。

 でも40年以上クリスマスやお正月を寒い中で迎えていた私には、暑さの中のクリスマスなんて2回目ではなかなかなじめない感覚だ。街には山下達郎の『きっと君は来ない?1人きりのクリスマスイブ』は流れないし…。まぁ今時、日本でも流れないか!

 家族で藤井フミヤの大晦日カウントダウンコンサートを武道館に見にも行きたいし(家族の恒例行事です)、長〜い夏休みは日本に一時帰国します。
 と言う事で、次回は日本からのエッセイとなりますのでよろしくね。


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