第65回 飽きる…そう言われれば

 物凄く暑い。
 すっきりした青空でぎらぎらの太陽が照りつけ、内臓まで焼け焦げてしまいそうな暑さが続いている。朝8時にジョギングに出かけても暑すぎて大して走れない。
 プールに入ってもぬるぬるの水で気持ち悪い。

▲キースとエツコさんは私たちのPCの救世主でした。PCのトラブルはなんでもすぐに解決してくれたんです。引っ越してしまって、今後がかなり不安…。ねぇ、キースってジーコに似ていない???

▲「サッカーのシーズンオフの時は体育館でのフットサル。でも今週でフットサルの試合は終了!今月下旬からはサッカーの練習が始まって、今シーズンのスタートだ〜。ワールドカップの最終予選も始まったし(北朝鮮戦の勝利おめでとう!)オレも頑張るぞ!」大也

 12月、1月の雨量がかなり多かったので、雨季真っ只中の2月は大変な事になるかな、と覚悟をしていたが意外に降らない。ケアンズは夏が雨季と重なるのでじめじめ蒸し暑い?はずなにこの頃はからっとマジに暑い!

 そんなケアンズをまた1組のご夫婦が去って行った。日本人の奥様エツコさんと、オージーのご主人キースは私と同じ年代で仲良くさせていただいていた。引越しの理由は、最近仕事をしていなかった奥様の『次の良い仕事も見つからないし、何もする事がなくて飽きたのよ〜』だった。

 大也の親友、ロビィの家も『Mumが虫が多すぎてもう嫌〜!と訴えるからニュージーランドに引っ越す』と行ってしまった。その他にもケアンズを去った人はたくさんいる。
 かと言ってケアンズの人口が減る一方!と言うのではないから入ってくる人も多いと言う事だろうが。

 小学校の新学期の朝礼時に『New studentは立って下さい!』と言う校長先生の言葉で立ち上がる生徒の数には毎回驚かされる。
 ちなみに、慣れっこになっている子供たちには転入生なんて珍しくもなく、そこから派生するイジメなんてものはないようだ。

 私は『この町って買いたいモノがないなぁ〜、お金を使わなくって良い事だけど』とよく思う(※ピンクダイヤモンドは欲しいけれど!)。
 エツコさんの『飽きたのよ〜』と言う気持ちを思いながら気付いた事がある。ここでは四季でファッションが変わるという事があまりないので、その買い物類がないのだ。季節ごとの流行ってモノがない。流行があればやっぱり気になるし、洋服を変えれば靴も鞄もアクセサリーも化粧も変わる。

▲「飽きないよう〜に、この図書館でいっぱい本を借りればいいんだぁ!1人10冊まで3週間借りられるよ。図書館は市内に何箇所かあるよ」大也

 日本では各シーズンに『流行』が作られ、それは毎年変えられるのだから買い物はきりなくある(流行を無視すれば良いのだがそうも行かず…)。しかし観光客でもない私はここでは買い物は食料や日用消耗品くらい。

 で、エツコさんは買うモノもする事もなく飽き、ロビィのMumは虫が嫌で町を離れた。
『ケアンズは出会いと別れの町なのよ、でもそんな事をみんな大して気にしていないわよ。』と言われた事もある。日本と比べたら引越しをする際にかかる費用も少なく気軽に出来るからね。

 それにしても、せっかく出会った方たちとの日常茶飯事的なお別れは慣れても、私にはさびしい次第なのですが。


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