第68回 英語教育必須化の記事

▲「日本の国語と算数は、日本から持ってきたテキストや問題集をやってるよ〜。でもGrade6になったら学校からの宿題が多くて大変だぁ〜。でも日本で塾に毎日通うよりこっちの方が良いや!」大也

 ネットで日本の新聞を読む。
『小学校の英語教育必修化について、保護者の71%が賛成し、教員は54%が反対していることが11日(3月)、文部科学省の意識調査で分かった。早期から英語教育を望む保護者と、教員との意識のずれが浮き彫りになった』と書かれていた。

“ゆとり教育”になり「国際授業」なるものが、大也の通っていた日本の小学校でも始まっていた。PCと英語の授業が年間10時間程あるレベルだが。

 中学生時代、初めての英語教師がどうにも私には苦手なタイプだった。だんだん英語の授業が嫌いになり、嫌いとなると耳はふさがり、B型の思い込みの強さが加担し(?)文法はちんぷんかんぷんで、すぐに苦手教科となった。受験時には足を引っ張った科目だった。

 その私が社会に出た時には海外を飛び回り(英語に苦労し後悔したが…)、今は子供同伴で日本を飛び出し勉強をしていると言うのだから、学生時代の仲間は信じられない訳だ。

 この『英語教育必須化』なのだが、教えられる教師が十分にいるのだろうか。小学生が興味を持つように、英語をアプローチ出来るのだろうか。ナチュラルな発音が出来るのだろうか。現役教師が追加科目として教えるのだろうから、かなり難しそうな気がする。

▲「これはジュニアダイビングの資格を取るために、機材の勉強中。オレには勉強がいっぱいあるんだ〜!でも楽しいけどね!」大也
「ジュニアダイビングに挑戦!についてが後日書きますね」梨紗

▲週に2回、サッカーの練習。今年はクラブリーグ戦で優勝を狙ってるのでかなりマジな練習です。勉強と運動が理想的に出来ていて大也のケアンズ暮らしはご機嫌です。

 ケアンズの語学学校には、日本の夏休み時期になると、現役小学校教師が1週間から3週間程度の短期留学に来ているのを見かける。私の学校にもいて、自費の人もいれば学校の経費で来る人もいた。この人たちの中で何人かにはかなり驚かされた。

 2週間の滞在中、1週間語学学校で1週間はGBR、と言う男性先生に尋ねたことがある。
「語学学校の後にGBRにダイビングのライセンスを取り行くんですよ。世界遺産のGBRを自分で見て子供たちに教えるのも大事でしょう?!」と言う。

 それも分からないわけではないが、目的が“英語学習”で経費が出ているそうだから、『ライセンスを取る』ってなんのこっちゃ!?世界遺産云々なんてただの言い訳だろ?!と言いたかった。

「私が学校で一番若い教師で、年齢が上の人たちはもう新しい事は覚えられないと言うので、私になったんです」と言う。帰国後2学期からすぐに教えると言っていた。

 私も小さい頃に英語をスタートする事は大切だと思うが、現実の姿を垣間見てしまうと『英語教育必須化』に素直に賛成できないのですが…。


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