第69回 事前のお知らせは全くありません
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▲「この木をオレたちは”ムックの木”って呼んでるよ。ひらけポンキッキのガチャピンとムックのムックみたいでしょ。日本ではこんな姿の木って見たことないなぁ〜」大也
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突然、どさっと何かが上から落ちてきた音がした。
何?と、庭を見ると再度、黒っぽい塊が軒先に落ちてきた。張り出した軒を見上げると、なんと人の手が見えるではないか。1階の屋根伝いに人がいる様子だ。
2階の部屋の窓は閉めてある。鍵もかけてあるはずだ。昼間に泥棒?と不安になる。
丁度その時、知人の屋島君が遊びに来た。
「シ〜ッ」と彼に合図をして、屋根に人がいることを伝えた。2階の部屋の窓を破って中に入っている気配はない。屋島君に、そ〜っと部屋の扉を開けて探ってもらった。部屋の中にも窓の外にも人はいない。
屋島君は窓から辺りを窺った。
「いたっ、いましたよ!」と彼。
「作業服を着た人で、なんか屋根の樋の掃除をしてるようですけど…」と言う。
泥棒なんかじゃなく掃除をしている人だったのだ。
「なんだぁ、もう〜。そういう掃除が今日あるなら事前に言ってよ〜、驚くじゃないの!」と言う感じだった。
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▲「これはエスプラネードに設置されている、犬のウンチを棄てるゴミ箱!東京のように、ウンチ用の袋やシャベルを持って犬を散歩させている人なんてここでは見ないからねぇ。ゴミ箱の近くに行くと臭い事があるんだよね〜」大也
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▲近づくとこう書いてあります。黒いビニール袋がゴミ箱の側面に用意されています。ちゃんと飼い主は拾って袋に入れて捨てるんだよ!と言う事です。いくら自然がいっぱいのケアンズでもマナーは大切!
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こんな事もあった。PCをインターネットにつなげて仕事をしていた時に、突然ネット回線が切れた。電話の『ツゥ〜』の発信音も聞こえない。不通?
以前、知人から“ゲッコーが、壁の中の電気の配線の何らかの部分に侵入して、電気回路をたびたび壊す”という事を聞いた事があったので、うちも?と思ったが電気は来ていた。
その時、外でガサガサと音がして作業服姿の人がいた。服には『Telstra』の文字(こっちの電話会社)。やった〜ぁ、ラッキー!見てもらえるぞ、と思って声を掛けた。
「うちの電話が今、使っている途中で切れてしまって…」と私。すると「そうだよ、点検をしているから今は使えないよ」と言われる。「あと30分位で使えるから待ってね」と言うのだ。
どう言うこと?我が家には『○月○日×時〜△時の間、一時電話回線が不通になります。ご迷惑をお掛けいたしますがどうぞご了承下さい。』とか言う連絡なんて来ていない。使っている最中だったと言うのに…。
水道から水が出てこないでびっくりした事もあった。シャワーを浴びようと、大也は裸になったものの水もお湯も出てこないのだ。その時も、隣人に聞くとなんか作業があって止まっているらしいと言われた。
そう、この町は事前のお知らせと言うものが全然ないのだ!何もなく突然やる。事前にお知らせが出来ないとしても、工事や点検の直前でもいいから、せめて在宅の家には声を掛けるとか出来ない物だろうか?
私はその度に慌ててしまうんだけど、誰も気にせず慌てないという事なのだろうか。