第72回 ケアンズに遊びに来る友人たち

“梨紗たちが住んでいるならチャンスだから!”
 と、知人友人がケアンズによく遊びに来る。私たちも、時間とお金を費やして来る仲間たちに『楽しかった〜!』と思って貰えるように、頑張って毎回お迎えする。

▲「ケアンズと言ったら、やっぱりキュランダ観光もはずせないかな。ばーちゃんが来た時に、一緒にキュランダ鉄道に乗ったよ。ゆっく〜り渓谷沿いを走る古い列車で面白かったよ!」大也

▲「日本から遊びに来てくれた小林ご夫婦を、ボタニックガーデンに連れて行ったんだ。記念写真を撮ってるトコをリサが撮ったぞ〜!ここは何度来ても気持ちが良いよ。熱帯植物について学校でも習ったし、オレ、案内できるんだぞ!」大也

 まず「何をしたいの?」と要望を聞くメールのやり取りから始まる。ワクワク気分の知人と、半年も前からメールのやり取りが始まった事もあったし、1ヶ月前から荷物をスーツケースに詰め込む友人に、衣類は少なくていいよ!とアドバイスを繰り返したりもした。

 みなさんお忙しくて、旅程は3泊か4泊程度という短期間にもかかわらず、やりたい事がとにかく多い(短期間だから尚更なのかな?)。びっくりする要望が返ってくる事がある。

 まず、この豪州の広さをよく分かっていない場合が多い。年配のご夫婦から「エアーズロックに行きたい。シドニー湾の夜景を眺めながらのディナークルーズをしたい。英国ビクトリア調のメルボルンの町にも行きたい」とメールが来た。

 気持ちは分かるが「ご希望の場所はケアンズからかなり遠いのです」と返すと、「お恥かしい!1泊すれば行けるかなと思って…、東京から京都に行くように」と言う答えが来た。ケアンズから各都市が遠いことは分かっていても、感覚的には東京⇔京都くらいなのだろう。

 このご夫婦には「空港からホテルまで送ってくれたガイドさんに“ツアーは決まっていますか?夕食はどうされますか?”と聞かれた時に、“知り合いが住んでいるので、その方に全部お任せしているの”と答えたら他のお客さんたちに“いいなぁ〜”って言われたのよ。羨ましがられて気分が良かったわ」と言われた。
 この時、私たち親子はさらに頑張ったのでした。

 また、1人で遊びに来てくれた女性の場合、最初は「とにかくゆっくりのんびりしたいの」と言っていたにも拘らず、いざ要望を聞いてみると「豪州って言ったらやっぱりカンガルーやコアラ、クロコダイル!を見たい。アボリジニ・カルチャーも体験したいし。熱帯雨林のジャングルを探検したい。熱気球にも乗りたいし、世界遺産のGBRもはずせない。ケアンズに行ったことのある知人に聞いたら、ラフティングが一番面白かったって言うし、何が一番いい?」と言うではないか。のんびり要望はどこへ行ったやら…。

▲「これはポートダグラスの展望台だ。ここも、日本からのお客さんが来るとよく行くよ。天気が良ければフォーマイルビーチが下に、きれ〜に見えるよ。記念写真のポイントだね」大也

 ケアンズは小さな町。それでも狭いながらもみなさんの要望を聞いていると、見所ってあるんだなぁ〜と再認識をする。

 さて、ケアンズでの大也の友だちのお母さんが「次のスクールホリディに日本に遊びに行くの!」と言っている。
「日本製品はクオリティが高いから買い物が楽しみで、美味しい物を食べたいから、いろいろ教えてね!」と言われている。こっちの件もいろいろ調べないと…。


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