第76回 ジュニアダイビングのCカード Part 1

 世界遺産のGBRを海面からスノーケリングで覗いているだけでは勿体無い!ぜひ潜って海の中から海を眺めて欲しい。
『人間なんてちっぽけなモノなんだナァ〜』なんてため息が出てしまうものだ。

▲「ダイビングに必要な機材についての勉強も大事だよ。マスクをしていれば目の周りに空気があるから陸上と同じように水中でも見えるんだって」大也

 子供でも、ダイビング用の健康診断で医者の許可を得られれば、10歳からジュニアダイビングのCカードの取得が出来る。
 勿論、いくつか大人とは違う規制はあるが、水深12m以内のダイビングを楽しめる。潜るのなら体験ダイビングより、しっかりスキルを勉強し、知識を身につけてからの方がいいと思う。怖さも知った上でタンクを背負った方が安全だ。

 小さな時から大也は、私が潜るのを海面でプカプカ浮きながら見ていて水には慣れている。かなり泳げるし、素潜りも結構できる。じゃあ、この際に!という事で大也もCカードをGetする事にしたのだ。

 健康診断を無事パスし、講習は
ダイバーズネットで受ける事にした。英語での講習でも理解は出来るだろうが、言葉の問題だけではなく、微妙な精神的な部分や体力的なモノも重要だし、これは日本人同士の方が良いと思ったのだ。

 ショップへは頻繁に遊びに行っているので、知った顔が多いのも心強いはずだしね。講習は様子を見ながらやってもらう個人レッスンにした。

 さて学科から始まった講習、大人と同じ教本を使うので難しいかな?と心配していたが、
「へぇ〜、海の中での視覚って実際より33%も大きく見えて25%近く見えるんだぁ。音も約4倍も速く伝わるんだ、すっげ〜!」と興味津々。

▲スクーバ機材のセッティングの仕方を習う。順序どおりのセットを習慣化する事が大事だよ〜

▲「プール実習はすっごく面白かったよ〜。ヤッサンっていう女の人に教えて貰ったんだけど、すっごく上手なんだ!一緒に潜っていて安心なんだよな!」大也

「ねぇ、教本にはダイバー自身の太りすぎや喫煙、過度の飲酒、睡眠不足も良くないって書いてあるけど、みんなビールたくさん飲んでるしタバコもいっぱい吸っているよね〜、平気なのかぁ?」と首をひねる。

 そんな疑問を持ちながらも次はプール実習。多少水を飲んだって問題なし。水中でマスクやレギュレーターをはずして付け直す練習も「ちょ〜面白い」と、四苦八苦する若い女の子を横目に順調に進めていた。

 しかしあまりにも『簡単!』と思ってもいけないので、私の怖かった体験や失敗談も聞かせて釘を刺した。どんなスポーツにもリスクはあるけれど、ダイビングは空気のない海の中での事だから甘く見ずに慎重にね!

・15歳までは親とバディを組むかインストラクターとバディを組む事。
・15歳まで、潜ってよいのは水深12mまで。
・毎回潜る際には親と一緒にリスク認識ビデを見て、その後に親の承諾サインが必要。
・15歳で普通のCカードに切り替える際には再度、注意事項等の確認をする。

 などのルールはあるが、スキルを身に付けてから世界遺産GBRを体験できる事は凄い経験だ。さて、次回は海洋実習のことを書きます!



Home