第78回 学校の清掃はどうする!?

▲日本に帰ったら、こんなビルに囲まれた新宿の小さな広場でキャッチボール。それでも久しぶりのお父さんとの時間は楽しい!

 Term2とTerm3の間の17日間の休みに日本に帰った。
 帰国目的の1つは『愛・地球博』に行くこと!…だったが、大也が風邪で発熱をして断念。とほほほ〜、あんなに必死でPCと格闘し万博の事前予約を持っていたと言うのに…(詳しくは
第75回参照)

 風邪を引く前に1週間だけ日本の小学校に編入で通い、大也は軽井沢の林間学校に参加した(ここで風邪を引いたかな?)。
 私も小学校に何度か行き来をし、教頭先生と、日本とケアンズの学校について少し話をさせて頂いた。

 日本の先生は、ここと比べると生徒への教育(管理?)の範囲が広いなぁと思った。
 例えば、給食のある日本は、給食の時間も先生はクラスで配膳やら後片付けに指示を出し、残さないように食べましょう!などと促す。こっちではお弁当を各自決められた場所で食べ、食べたか残したか?なんて先生は知らない。

 日本では掃除やクラブ活動も先生の担当で、夏休みには交代でプールの監視当番もある。ケアンズでは、掃除は清掃会社の人が放課後に来てやっているし、クラブ活動はない。学芸会や運動会に似たようなものもあるが、スポーツカーニバルは記録会のような物で、スポーツの先生が取り仕切り、ダンスパーティはダンスの先生が担当するので、担任は当日手伝う程度だ。Fete(祭)は親が中心になって行っているし…。

▲これは、日本からケアンズに戻る時に飛行機の窓から見た驚くべき光景だぞ!北マリアナ諸島の島で噴火していたのだぁ。もくもく噴煙が上がっていたぞ〜」大也

 15時前後で学校が終われば先生も帰る。日本では規定の17時以後にも結構残っている先生を見かける。お給料の額が違うのかしら?なんて思ってしまう。

 教頭先生は『掃除の時間にちゃんとやる生徒と、遊んでやらない生徒がいる。やらない子供にはちゃんとやらせて下さい、やっている子供が損です!』という苦情が入ったと言っておられた。“損得”っていうモンじゃないという気もするが…。

 欧米では、学校の清掃は業者がやるので子供はしないのが普通。
『日本では子供が学校で掃除をするので、汚したら自分たちが大変なので汚さないでしょ、良いことだわ』と言うケアンズの先生の意見を聞いた事があるが、そんな事は全然ない!少なくとも小学生のレベルではそんな事は全く考えていない。教室も廊下も階段も汚す汚す。大也の通う日本の小学校よりケアンズの小学校の方が、建物は古いけれど明らかに綺麗だ。

▲ケアンズの小学校の遠足で行ったBotanic Garden。みんなで熱帯植物を観察しました。ここの植物はどれも大きくて見上げるモノが多く、首が痛くなります!

 おまけに子供の掃除なんてヘタだし“教室は綺麗な方が良い”なんて事より“掃除なんてしたくない”の方が強く、サボる子はサボる。
 日々注意をしたところで、雑巾をボール、箒をバッドに見立ての野球ごっこや、モップでのホッケーはきっと止められないだろう。

 予算の事もあるだろうが、清潔さを求めるのなら清掃は欧米のように、清掃会社の人がやった方が良いように私は思う。
 そもそも掃除の仕方は家庭で教える事だし、“みんなで協力して1つの事をする”と言う事を学ぶのなら、何か違うプログラムで教えれば良いし。その分、先生は他にパワーを回して頂くと…、いかがなものでしょうか。


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