第88回 Term4は日本について学習しています

 私のHelp しているクラスは、日本で言えば小学校1〜2年生にあたる。この学年のTerm4のIntegratedは『日本について』だ。

▲ディスプレイされた”日本のモノ”。日本人の私たちから見ると、お土産物屋さんの店内みたい…。まぁ、そうかぁ〜、お土産で貰った物ばかりなんだろうからね〜。

▲教室に飾られた『日本を紹介する写真』を見て…
「これってけっこ〜〜〜う、古くないかぁ?だってサッカーの写真で選手が着ているユニーホームのショーツの長さがちょうみじけぇ〜!DVDで見たけど、昔ってなぜか短かったんだよ」大也

 教室には持ち寄られた“日本のモノ”が並べられている。扇子や団扇、招き猫、手拭、お手玉、格言の書かれた額、だるま、提灯、昔話の絵本、インスタント味噌汁にうどん…。Home Stayで日本人を家に受け入れている家庭があるため、どうもその御土産物が中心のようだ。

 私はそこにそろばん、はっぴと足袋、ポケモンの攻略本などを足した。本当はMDやゲームボーイにプレイステーション、多機能の電子辞書や、最新鋭の携帯電話やデジカメ、千と千尋のDVDなんかを並べたいのだけれど、持っていなぁ〜い!そう、日本には小型で優れた時代を先取る製品がいっぱいあると言うのに、教室に並べられた“日本のモノ”は伝統的と言うか古典的…。

 日本は技術の優れた先進国という事はかなり知られていても、毎日着物を着て畳の上で生活をし(畳の部屋もあるけどさ)、薪の火でご飯を作り、ちゃぶ台で(懐かしい!) 食事をする。みんな布団で寝てベッドなんて使わない。と思っている人が意外に多かったりするのもこんなディスプレイの影響かなぁ?!

 さてHome Teacherは団扇や手拭に書かれているような“字”を授業でみんなで書きたい!と言って来た。“字”と言ってもそれは毛筆で書かれた字であって、鉛筆やマジックで書けるものではない。

 まずは『Calligraphy』の基本説明。筆と言うブラシを使い、墨と言うCharcoalを使い、紙も特別な物なんだよと教える。Home Teacherは『面白そうだ!』と喜び、『早速準備をして欲しい』と言う。

 こうして外国人に教える(※紹介する程度だけどね)と言う事をするたびに、知らない単語にぶつかり調べて覚え、日本の事を再度学ぶ事になる。よって私にも良い事なのだが、インターネットの時代でなければそんな事は容易く請け負えた話ではない。

▲日本と豪州のSchoolの違いをまとめた表です。これは…だいたいあっているけれど、Foodの違いには笑ってしまうものもあった。eat only Japanese food って書かれてあった!※この表を作った時、私は授業に参加していませんでした!訂正しないと・・・

 学生時代は現国、古典、日本史の好きな日本党(?) だったのに、今の私の知識は不確かで不十分。江戸幕府、武士、相撲、仏教、日本舞踊、七福神、寿司etc。インターネット様様である。

 さて、習字の道具は学校にも我が家にもない。筆、墨汁、半紙を町で見つけ(※Asian Foodや土産物屋にて)、硯、墨、下敷き、文鎮を恵子さん(このLiving in Cairnsの社長です。彼女は写経の趣味があるそうです)にお借りした。そして、知人のミホさんにも手伝って貰い手本を作成。「山」「雨」「魚」「大」などの象形文字の説明も作った。

 しかし習字なんていったい何年ぶりだ???中学以来、確かやっていないはずだ。上手い下手なんて見破られる事はないだろうと、練習もせずに本番に臨む。この様子はまた次回ご報告します、今日はここまで…。


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