第99回 まだ売れず For Sale 続行

▲「オレの住んでる家は、どこに出てるかナァ〜!?…って、なにっ、まだ出てないじゃん!全く、売りたいのか売りたくないのかよく分からないよ〜」大也

 私たちが賃貸契約で住んでいる部屋が売りに出て7ヶ月が経過した。

『売れてオーナーがチェンジすれば、賃料が変わる場合もあるし、新オーナーが住む場合は、次の更新は出来ず、出て行かなければならない』

 ということを売りに出てから知った。慌てて契約の延長申請をしたので、今年の12月までは問題なく住める。が、Sale中は面倒な事が結構多いんだってことも新たに分かった。

 まず、この部屋の中を見たい人が出れば(
※87回参照)、不動産屋がそのたびに連れてくる。一応、“24時間前までに、部屋に入るという事を書類を持って連絡する”というルールになっているが、郵便屋さんの配達は1日1回だし、郵便受けを確認した後に手紙が入っていたら、「えっ?知らないよ〜」って事になる。

 住んでいる私たちが「知らなかったから、今は部屋には入られたくない、帰って」と断る権利もあるようだが、家の前までお客さんを連れてきていて、嫌とはなかなか言えない。

 もう何人来たか分からないが、それでも部屋は売れず、今年になって1ヶ月に1度『Open Room』なる日が始まった。この日は1〜2時間、部屋の鍵を開けっぱなしにしておき、自由に部屋の中を見たい人が入れるように対応する日だ。その間、不動産屋の担当者は道路に置いた『Open Room』の看板のトコで、門番のような役目をやっているだけだ。

▲こんな感じに、浅瀬で芽を出しているマングローブの子供たちがいっぱいいます。このまま大きく育つのかなぁ。

▲「これは、マングローブの種、っていうか、芽の出た枝だよ。そぅ〜して、いっぱい水を吸って重くなったら沈んで、そこで根を出すんだよ」大也 

「嫌だったら貴方たちは部屋にいなくてもいいよ」みたいなことが連絡の書類に書かれているが、部屋の中には貴重品だって多少はあるし、何を盗まれるか分かったもんじゃないって気もして、留守にする気にはなれない。

 適当に、ぱらぱらと人が入ってきて、これはかなり嫌なものだ。この前なんてお昼時にやるものだから、落ち着いて食べる事だって出来なかった。

 “賃貸中は、住んでいる人のプライバシーは守られる”となっている豪州の賃貸契約だけれど、For Saleが長く続くなら、さっさと別のところに引っ越した方が良いのかもしれないと最近思う。

 今日来た通知によると、For Saleの広告を拡大するという。街中に広告を貼ったり、インターネットや新聞などに出したりするそうだ。そうそう、そうやって早く売って欲しいものだ。

 でも、街中を見れば新しいアパートやタウンハウスが次々に建設されているし、中古物件はお安くして売らないと売れない状況なんじゃない!?ホント、頑張ってSaleしてねぇ〜!


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