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リサさん親子のケアンズ生活を紹介する人気エッセイ
「ぴかぴかケアンズ生活」では、
これまで2度ほどマンゴーのことが書かれました。
マンゴーのお話し マンゴーのお話し Part 2
そう、日本ではお高いマンゴーも、
ケアンズじゃ庶民のフルーツ。
しかも木はその辺に普通にあるし、
シーズンになると、その辺にボトボトと
「実(マンゴー)」を落っことしています。
「これ、ただで食べられるじゃん」って、
まあ最初は誰もが思いますよね。
それについての答えらしきものはもう出ているんですが、
(マンゴーのお話し参照)
問題はその実を落っことす季節に起きました
リサさんが何と「紅葉したマンゴー」を発見しちゃったんです。
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▲紅葉したマンゴーの木の証拠写真
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は?南半球で紅葉?トロピカルフルーツの木が紅葉?
疑問は広がるばかり。
覚えてますか?この記事。
全文を読むのはめんどくさい、という方、
とりあえず以下の文章を読んでみてください。
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「ぴかぴかケアンズ生活 第67回〜マンゴーのお話しPart 2〜」より
〜以下、本文より抜粋〜
さて、最近このマンゴーの葉が気になっている。
葉のサイズはかなり大きくて濃い緑色。
この緑色が、果実が全部落ちた後に変化したのだ。
緑から茶黄色に、あるいは紫系の赤っぽい色になっている。
それも1本の木の全部の葉が変化をするのではなく、
一部(75%位かな)の葉が色を変えているのだ。
丁度、秋の紅葉のような色合いになっているのだ。
でもケアンズはまだまだ夏だ。
『へぇ?、マンゴーって紅葉(?)するんだぁ』
とデジカメに収めた。
紅葉したら次は落葉。のはずなのだが、
数日後、紅葉していた葉は幾分色褪せ始めたが、落ちない。
さらに数日後、紅葉した葉は落ちることなく、
なんと全部緑色になっているのだ。
んっ?どういうこと?
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この日から「紅葉マンゴー」が
気になってしょうがなかったリサさん。
ネットで調べてもなかなか答えは見つからない。
そしてついに行動を起こします。
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こんにちは。
〜中略〜
私はケアンズで発行されている
日本人向けのローカル誌にエッセイを書いているのですが、
そこで1ヶ月前くらいにこのマンゴーの木の葉の色のことを書きました。
2月頃に1〜3週間ほど、紫っぽい赤色に変わると言う事をです。
で、気になりその後、ネット等で調べると、
『発芽から新しい葉の頃は葉が紫っぽい赤色をしている』
と書かれたモノをみつけました。
そうなんでしょうか?
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何と科学技術館へ質問状を送ったのです!
「何で科学技術館?」と思いましたが、実は大也くんが
「科学技術館」のメールマガジンを購読していたので、
こちらに質問してみたようです。
スゲーの読んでんなあ、大也くん。
そして、科学技術館のメールマガジン編集部から
返事が来ました!
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井上 梨紗 様
お便りありがとうございました。
回答が遅くなってごめんなさい。
今、問い合わせを行っていました、大学院から回答が届きました。
転送いたします。
〜略〜
科学技術館メールマガジン担当 ○○
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近畿大学農学部農学科 園芸学研究室 御中
初めてお便りいたします、私は日本科学技術振興財団(科学技術館)の
○○と申します。
〜中略〜
マンゴーの木の葉の色が、2月頃に1〜3週間ほど、
紫っぽい赤色に変わる。紅葉しているかのように。
とのことですが、生け垣などで用いられる
ベニカナメモチの新芽のように思えますが、
なにぶん素人ですので、専門家の方にご教示いただければと、
ネットで調べましたら、御教室がでていました。
ご多用の中恐縮ですが、
ご教示いただけますようお願い申し上げます。
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おお〜!大学院にまで聞いてくれたようです。
テレビ番組で何か疑問があると、
決まって大学の教授が登場しますが
マンゴーの謎まで分かるとは、さすが大学!
そして科学技術館の方も、
「なにぶん素人ですので」なんて謙遜してますが。
「ベニカナメモチの新芽のように」なんて例えがスラッと出るあたり、
とても「なにぶん素人」とは思えません。
本物の「なにぶん素人」の僕としては、
とてつもない高度な攻防が交わされているようで
ドキドキしてきました。
以下、近畿大学農学部よりの返答です。
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日本科学技術振興財団
広報・マーケティング室
○○様
こんばんは。
近畿大学大学院 園芸学研究室 HP担当の○○です。
回答が遅くなってもうしわけありませんでした。
結論から申しますと、その紅葉と思われた現象は
新芽が出てきたものによるものです。
マンゴーは夏に実が落ち、その後新芽が出てきます。
特に熱い地方では、その新芽が全て赤くなり、
さらに茎までも赤くなります。
そして、マンゴーの葉は約二年ほど落ちません。
ですから、もともとあった葉の上に新芽が出てきて、
紅葉のように思われたのではないでしょうか。
今回の場合は、新芽に勢いがよく一気に出てきたため、
エッセイ中に載っているような写真のように、
7割くらいが赤紫色になったのだと思います。
以上のような回答でよろしかったでしょうか。
また、何か疑問があれば質問してくださってかまいません。
それでは、失礼致します。
近畿大学大学院 農学研究科 農学専攻
○○
e-mail: xxxxx@xxx.xx.xx
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えっと、結局、答えは、
リサさんが最初にネットで調べのが正解。
「新芽」でした。
…いや、いいんです。
どんなに遠回りしようが、
真実に向かって行動を起こした事が素晴らしいんです。
しかも「近畿大学大学院農学研究科」からの答えですよ。
これほど正しい回答もないでしょう。
でも「近畿大学大学院農学研究科に聞いた」
と威張れるのはリサさんだけで、
僕らは「ネットで『近畿大学大学院農学研究科に聞いた』のを読んだ」
と言わなければなりません。
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結論から申しますと、その紅葉と思われた現象は
新芽が出てきたものによるものです。
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この断定の仕方に大学院の自信がうかがえます。
しっかし、どんなことでも聞いたもん勝ちですね。
●科学技術館のホームページ http://www.jsf.or.jp/
●近畿大学大学院 園芸学研究室のホームページ http://www.nara.kindai.ac.jp/nogaku/engei/
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