『テナンツ・ユニオン・オブ・クィーンズランド(TUQ)』
(Tenants Union of Queensland)って知ってますか?

皆さんが家をレンタルするときに
RTA(後述します)に納めるボンド(保証金)の利子によって
運営されているコミュニティーサービスの一環です。

TUQは借主の住人としての権利を守るためのお手伝いや、
またその権利や義務について、
より多くの人たちに知ってもらうための機関です。
(私たちは、代行業ではありません。
 オーストラリアの社会福祉の一環です)

オーストラリアではこういった
市民の生活を守るための福祉活動は盛んに行われています。
一般市民の人たちに少しでも自分たちの権利を守りながら
快適に社会生活をしていってもらおう、という思想ですね。

今からケアンズに行ってみようかなとか、
もうすでにケアンズで生活している方。
多分、皆はじめは、日本と違う国でいろいろとがんばってみよう、
とか違う体験をしてみよう。なんて思ったと思います。
自分でやらなければならないのは、
とってもめんどくさいことだし、
わからないことをしなければならないほど、
いやだし、怖いことはないと思うけれども、
トライすることを忘れないでください。

私たちはそんな日本人の方に、
賃貸住宅の借主としての権利や義務を知ってもらうために
今回リビング・イン・ケアンズのご協力を得て、
ウェッブサイトにケアンズで家を借りる時の基本的な
「知っていると役立つ情報」を載せていただくことになりました。

TUQやタアズのスタッフはオーストラリア人がほとんどですが、
困っている人を助けたいという気持ちは人一倍、
また、日本人は英語が母国語ではないと言うのは百も承知なので、
英語がわからないからなんて思わずに、
何かわからないこと、疑問に思うことがあれば、気軽に相談してください。

権利を守る第一歩は基本的な法律を知る。
そして、疑問に思うことは聞く。
「住む」ということは生活の基本、
オーストラリアで快適に生活をするためにも
ケアンズにお越しの際は、是非にTUQから出ている
小冊子にも目を通しておいてください。

まずは、どんな借家のタイプがあるのかをご紹介します。


クィーンズランド州には
レジデンシャル・テナンシーズ・アクト
(Residential Tenancies Act)
と呼ばれる法律があります。
それには貸主、借主、不動産屋の
権利と責任についてが書かれています。

オーストラリアでは州によって、
このような法律が異なってきます。
ケアンズはクィーンズランド州に属しています。
ここで紹介する法律的なことは、
基本的にクィーンズランド州内でのことになります。
(ゴールド・コースト、ブリスベン、タウンズビル含む)

借家のタイプ

1.

・ユニット
・フラット
・タウンハウス
・ジュウプレックス

これらは日本で言うアパート、
マンションなどのタイプの物件です。
タウンハウスは
二階建てになっているもの、
ジュウプレックスは『平屋』で、
2件の住宅がくっついているスタイルです。
※写真はイメージです。

2.

・ハウス
一軒家。
ケアンズにはクィーンズランダー
と呼ばれる物件があります。
(いわゆる『高床式』のお家)
この形式の家は
大概古いものが多いですが、
伝統的なクィーンズランドの建物です。
※写真はイメージです。

3.

・シェアハウス
・シェアユニット

これは友達同士で、家やユニットを
シェア(共同で借りる)することです。
基本的にオーナーはその家には住んでいません。

4.

・ボーディング・ハウス
・ホームステイ

その家の持ち主が開き部屋を貸しているかたち。
基本的にオーナーもその家に住んでいます。

上記の 3.4.はよく混同しがちです。よくワーキングホリデーなどが、「シェアハウスに住んでいる」と言いますが、実はその家のオーナーもそこに実際に住んでいる場合があります。これは実際には「“ボーディング・ハウス”に住んでいる」ということになります。
なぜこんなに細かく言うかというと、この「ボーディング・ハウス」や「ホームステイ」の借主は、前述した法律(レジデンシャル・アクト)は適用されないのです(別の法律になります)。
ですので、実際自分がどのような形でケアンズに滞在しているのか、しっかりと把握してくださいね。


― 次回は「ケアンズで物件を見つけるには」をお送りします。

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