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5月26日
24日午後、ケアンズ沖40kmの地点で、この冬最初のザトウクジラが予想より数週間早く発見された。
今年初のクジラを発見したプロダイブケアンズ社の、メディア&マーケティングマネージャーのスティーブ・ブラディ氏は「クジラは通常、6月下旬~7月上旬にかけて現れ、ザトウクジラよりミンククジラの目撃率の方が高いですね」と話す。
暖かく保護されたグレートバリアリーフの海で繁殖するため、南極から移動してくるザトウクジラはクイーンズランド北部の毎年恒例の訪問者。今年は、捕獲が開始されて数が減少する前のクジラ人口の約半分にあたる13500頭のクジラが見られる予想がたてられている。サザンクロス大学クジラ研究センター、ディレクターのハリソン教授は、「毎年クジラの頭数は10%近く増えており、今年は新たに1500頭が生まれる可能性がある」と語る。
リーフマジックのセールス&
マーケティングマネージャーのジェフキャメロン・スミス氏は、北部の水温が既に下がっていていることから、今年のホエールウォッチングは大きな成果が出そうだと予測しており、7月上旬にはツアーを再開すると発表した。

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