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久々に書きます。

2012年02月19日

 

半年近くケアンズを離れていましたが、12月に帰ってきました。
 
 
町で久々に会う方々から、「拠点を日本に移したのかと思った」とか
「今はどこに住んでるんですか」とよく聞かれます。
何か雲隠れしてた感じですね。。(っていうかしてました。。)
 
 
 
(こういうカードを作ってもらうお母さんって少ないかもしれない)
 
 
日本でも色々ありましたが、帰ってきてつくづく。ケアンズ最高!って感じてます。
 
 
 
不景気で町も閑散としてきたし、やるせなさまで感じていたのに、東京から戻ったら、
ここの開放感晴れ、大自然のパワーはハンパでないアップことが身にしみてわかりました。
 
 
 
日本では、天変地異の後の閉塞感の中にも、光を見いだそうと活動なさっている方々から、
人間の底力や真性を感じました。
 
 
今までの価値観が底から覆された。本当の幸せって何だろう。
日本は嫌でもそんな事実に向き合う時に来ていると思います。
 
 
そして、気がついて行動を起こしている方がたくさんいらっしゃる。
 
 
 
遡れば、アメリカ独立、フランス革命、と、自由と人権という新しい価値観
国を超えてムーブメントを起こしました。
 
 
日本の明治維新はだいぶ後ですが、今のようにネットもテレビもないのに、
同じ思想が波及していって、歴史に名を残す人物が同時期に活動したという事実は、
思えば不思議なことですよね。
 
 
大戦にもなると、領土拡大と、それぞれが自国の利益を貪り。
 
色々なことが、1760年〜と言われるイギリスの産業革命、とにかく
富を得ることが幸せ」っていう
価値観からそのストリームが始まっていると思うんです。
 
 
 
終戦後、日本は国の経済復興のためにがむしゃらに頑張った。DASH!
アメリカンドリームがもてはやされ、グローバリズムをみんな叫ぶ。
 
 
でも、色々なものを手に入れて幸せなはずの、人々の心には暗い影が落ちて。
 
 
 
そんな中の未曾有の大震災と津波で、日本は本当に底から揺さぶれました。
 
 
歴史を振り返ると、世界的に共通した空気が流れて、連鎖してものごとが起きて、
時代が変わっていきました。
 
今は、物質的に豊かになった現代の闇から抜け出す、
新たな価値観を携えた時代の幕開けかもしれません。
 
 
その新しい価値観を創造するために、日本が試練を引き受けたのではないか、
私はそんな風に思っています。
 
 
日本の復興の歩みが、他の国にとって、
幸せのモデルになる。
 
そう信じたいし、今生きている私たち1人1人は
何かしらの役割を担っているのではないでしょうか。
 
 
 
揺れない大地、しかも世界希有な環境で暮らさせてもらうことに
感謝しながら、自分なりにケアンズでできることを
少しづつできたらいいな、と思っています。
 
 
 
今後ともどうぞよろしくお願いします かお

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ポテツナッツチーズもち

2011年10月02日

 

リビケン9月10月号のレシピ「ポテツナッツチーズもち」

名前つけるの、結構考えたんですよね^^;

芋もちの作り方なんだけど、中にナッツとチーズとツナが入ってるんです。

だから全部一緒にしてしまいました(^_-)-☆

 

さて、作りかた。

材料(15個分)

じゃがいも・・・皮をむいて約300g

オリーブオイル漬けのツナ缶・・・95g缶1個

ディル・・・1本

ウォールナッツ・・・30g(軽くきざむ)

牛乳・・・大さじ2

小麦粉(プレーンフラワー)・・・50g

テイスティーチーズのシェイブしたもの・・・30g

                  

 ←ディル 

 

作り方

1、じゃがいもは皮をむいて切り、塩をいれた水に入れ、柔らかくなるまでゆでる(沸騰後約10分)

 

2、ざるにあけて湯をきり、ボウルにいれてマッシャーがフォークの背でつぶす。

 

3、葉の部分だけ細かく切ったディル、ウォールナッツ、ツナ缶を汁ごと、冷たい牛乳、小麦粉を入れて練るようによく混ぜる。

  

4、熱くない程度にさめていれば、そこにチーズを入れて全体をまぜあわせる。

 5、手を水でぬらして、15個の小判型に形をつくる。

 

6、フライパンに油をひいて、両面に焼き色をつけるようにしっかり焼きつける。

 

できあがり~!!

 

熱いうちに食べてもいいし、冷めてから食べてもおいしい。

ツナ缶の味がよく効いているので、塩コショウも使わなかったよ。

ぜひ、つくってみてくださいね~!

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武道は戦いを無くす?

2011年07月04日

週末は高校の同級生の結婚式で東京へ。

 

そこで、心医術でご著書から引用させていただいている、山本哲士先生とお話をさせていただきました。

 

先生はホスピタリティ学の重鎮でおられ、結婚式会場のペニンシュラホテルのホスピタリティにも携わったとのことです。

 

ホスピタリティには利他のエッセンスがありますから、このような話に。

 

最近、先生は剣術のマスターとやりとりをする機会があって、それによると、技術だけでは到達できないある一定のレベルに達すると、刀を交えた瞬間に、どちらが切られるのかがわかる。

 

それは、西洋の剣術が絶えず剣を振り回すのとは違って、刀を合わせた静で完全に相手と自分が一体になるからわかる。ということでした。

 

そうなると、無駄に争う必要が無くなる。

未熟だから戦ってみないとわからないんだよ、と言っておられました。

 

私も最近、ヨガのマスターと対面で瞑想をしていた時に、鼻炎で鼻がむずむずし始め、良くなったと思った瞬間に、マスターが鼻をずるずるさせ、「鼻炎がひどいねぇ」といわれ、私の鼻炎をうつしとられたという経験をしました。

 

この経験を山本先生に話すと、おそらく人間には、自分と他人を統一させる何らかの方法があるんだろうねぇと話されました。

  

多分これは、日本人に備わった特別な感覚で、つねに分離が根底にある、他の人種にはできないだろうと。

 

日本の武道には、相手を倒すという要素よりも、お互いに成長することにより、お互いを生かすという精神があるのかもしれません。

 

勉強になりました。

 

心医術は完全なプラグマティズム(アメリカ哲学のひとつ)、現在力を入れているヨガはインド哲学、普段の思考方法はヨーロッパ哲学の力を借りているので、妙にヨーロッパの友人と話があったり、また、こころはすぐにケアンズに向かってしまったりするのですが、少し、地に足をつけて、日本人の感覚を磨いて、日本のためにも仕事をしなければならないのかもしれないなぁと感じました。

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Dragon76さん

2011年06月25日

先月の話ですが。。今や世界各国からお声のかかる売れっ子ペインター、Dragon76さんがケアンズのカジノでライブペイントイベントを開催しました。

何と、普通のホームセンターで普通のペンキ5色だけを調達。パレットも筆も、ふつ〜の壁塗りとかするペンキ用のもの。
それで、生まれてしまうのがこちらの作品です。

2日に渡って夜行われたイベントには、地元オージー、日本人が集まり、Dragonさんの筆さばきにひたすれ見ほれて。

真っ白なキャンバスに刻々と世界が生まれていく様は本当に圧巻で、子連れで出かけた私は、「鼻の上にああいう風にハイライトをのっけると立体感が出るんだよ。よく見といて」などという会話を。(娘は私と一緒に絵を描くのが大好きなのです。で、色々な質問されるけど答えられなくて。。目の前でプロの技を見て驚いてました)

 

入口ではDragonさん画のステンシルをTシャツなどに入れてもらうコーナーなども設けられて盛り上がってました。
(私も持ってたバッグに羽のステンシルを入れてもらった♥お気に入りです)

 

出来上がった作品はオークションにかけられ、売上は東日本大震災の義援金に回るとのこと。

このイベントに来ていた人から仕事の依頼が相次ぎ、ほとんど観光できずにケアンズの滞在が終わってしまったそうです。

▲イベント開催までは色々あったようですが、カジノのジェネラルマネージャーさんも、この後日インタビューに顔を出して下さいました。反響の良さに、主催側も大満足のご様子です。

 

 

ご本人はまたケアンズに来たい。「ゆったりしてていいとこやね」とおっしゃってました。今回の作品も、ケアンズの伸び伸びした感じからインスパイアされて即興でできたものとか。

テーマだけは、「共存」と来る前から決めていたそうです。
「戦争とか震災とか、今、人々が手と手を取り合ってゆくべき時だから」

 

▲左は、ケアンズ在住のDaisukeさん。出会いが重なって今回のイベントのコーディネート役を。右は、Dragonさんのマネージャー、バルさん。海外のアーティストの日本公演を橋渡ししたり色々な活動をされてます。いただいたコンピアルバム、相当かっこよいサウンドでした。

 

▲ツーショット写真撮らせていただきました。ミーハーです。

 

大好きなことがそのまま仕事になってる人ならではの、大らかで穏やか、大きくも小さくも見せない堂々としたオーラをビンビンに感じさせる方でした。今後のご活躍も注目ですね。

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新聞にのった!

2009年01月16日

昨日の地元新聞ケアンズポストでダルメシアンの赤ちゃん誕生の
記事が掲載された!

朝から「あかちゃんがほしい」という電話が殺到し、更に知りあいから、新聞載っていたね〜と色んな所でいわれ。ケアンズポストの影響力のちとびっくり。

内容は、ダルメシアンのリリーが10匹のあかちゃんを産んだ!ダルメシアンは飼いやすく、いい犬だ〜先日の豪雨の時は頭ひとつ突き出した所まで浸水して、でも全員無事だった!などなど。。。。。(超適当訳)

早速夜にいろんな人が犬を見に来て、みんなその場で即決。あっという間に里親が決まった。
引き取りは日曜日。。。。。安心したやら、さびしいやら。。。
日曜日の事を考えるだけど、本当に悲しくなる。今考えるだけでも涙がでる。

産まれた瞬間の事、目が開いた事、牛柄が出て来た事、歯が生えて来た事、離乳食を始めた事、走ったこと。。。。初めての経験で全てがわたしにとっても感動の連続だった。

本当に幸せになってもらいたい。決まった里親はみんな本当に大事にしてくれそうないい人だった。15年生きた犬が去年の暮れ亡くなり寂しくてまた犬を飼いたい、とか、ダルメシアンを2匹飼っていた、とか、2匹目を飼いたい、とか。。。

本当に大事にしてもらいたいから[犬の十戒」を1人づつに渡した。
日本では有名な話だけど、オージーはこの文章をどのように受け取るのかな?
日本人的にはちょっとうるるん(涙)的ないい話なんだけど、彼に聞いたら
OK!(了解)的な感じの話らしい。
ちなにみ知らない方に「犬の十戒」とはこれです。

========================

1. My life is likely to last ten to fifteen years.
Any separation from you will painful for me.
Remember that before you buy me.
 
私の寿命は、10年。長ければ15年。
何があっても最後まで、あなたのそばにおいてもらえますか。
私を飼う前に、どうかそのことをよく考えてください。
 
2. Give me time to understand what you want of me.
 
あなたが私に望んでいることを、ちゃんと分かるようになるまで
少し時間をください。
 
3. Place your trust in me- it’s crucial to my Well-being.
 
私を信頼して下さい……それが何より嬉しいのです。
 
4. Don’t be angry at me for long and don’t lock me up as punishment.
You have your work your entertainment and your friends.
I have only you.
 
私のことをずっと叱り続けたり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。
あなたには仕事や楽しみもあるし、友達もいるけれど
私には….あなたしかいないのです。
 
5. Talk to me sometimes.
Even if I don’t understand your words,
I understand your voice when it’s speaking to me.
 
時には私に話しかけて下さい。
たとえ、あなたの話す言葉はわからなくても、
あなたの声を聞けば、私に何を言ってくれているのか、分かるのです。
 
6. Be aware that however you treat me, I’ll never forget it.
 
私のことをいつもどんな風に扱っているか、考えてみてください。
あなたがしてくれたことを、私は決して忘れません。
 
7. Remember before you hit me that l have teeth
that could easily crushthe bones of your hand
but that I choose not to bite you.
 
私を叩く前に思い出して下さい。
私には、あなたの手の骨など簡単に噛み砕ける歯があるけれど、
決してあなたを噛まないようにしているということを。
 
8. Before you scold me for being uncooperative obstinate or lazy,
ask yourself if something might be bothering me.
Perhaps I’m not getting the right food
or I’ve been out in the sun too long
or my heart is getting
old and weak.
 
言うことをきかないとか、手におえないとか、怠け者だと叱る前に
そうさせてしまった原因が無かったか、思い起こしてください。
ちゃんとした食事をさせてもらっていたでしょうか
太陽が照りつけている中に、長い間放っておかれたことはなかったでしょうか
老いた私の心臓が弱っているせいで、動けないのかもしれません。
 
9. Take care of me when I get old ; you, too, will grow old.
 
私が年老いても、どうか世話をして下さい。
私達はお互いに、同じように歳をとるのです。
 
10. Go with me on difficult journeys.
Never say, "I can’t bear to watch it ." or " Let it happen in my absence."
Everything is easier for me if you are there.
Remember I love you.
 
最期のお別れの時には、どうか私のそばにいてください。
「つらくて見ていられない」とか「立ち会いたくない」とか
そんなこと、言わないでほしい。
あなたがそばにいてくれるなら、
私は、どんなことも安らかに受け入れます。
 
そして、どうぞ忘れないで。
私がいつまでも
あなたを愛していることを。
 
Author Unknown
 
作者不詳

======================================

日曜日の引き渡しの日はあんまり泣きすぎない様に気をつけないと。。。。。
私たちも1匹引き取るのでその子に愛情をたっぷりそそいで大事にしようと思います。

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新聞ネタ

2011年06月17日

この間、新聞に息子が書いた記事が掲載されました

1週間に1回、ケアンズの学校関連のニュースを集めるコーナーがあり、その中でちょこっと。

いくら小さい記事とは言え、親ばかなのでたくさん褒めました。

「英語でまとめてエライ!すごいね。何か難しい単語ばっかりだし。ママ、誇りに思うよ。。」
(というか、彼は英語しかできない)

でも本人は一言、「先生に書けって言われたから書いた」。

そんなもんか。

でも、うちの子たちって、小さい時からクライアントさんが了解してくれた場合は取材に連れて行かれたりしてたんですよね。
特集で使う英語のキャッチコピー考えさせられたりとか。英語のセールスレターを校正させらりたりとか。

案外、書くっていう作業は日常の一部になってる、かも?

 

そういえば、先週、ママの名前新聞に載ってるよ〜、と娘が言うので見てみると。。

 

 

要は、私がリビングインケアンズを辞めるということ、在籍時にどんなことを達成したかって感じの内容です。
2人で「タイトルのブレイク(休み)を取る、何か偉そ〜だね」と笑ってしまいました。

そんなことが記事になるとは、ネタがない日だったのでしょうか。。?
いやいや、記者さん有り難うございます。

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苦痛?の毎日です。

2011年06月14日

最近、今まで避けてきた?苦手なものと向き合っています。。

1つはサーバーの移行。新しいオーナーさんの下で、リビングインケアンズのウェブサイトの動作が良くなるように決行することになりました。

普通のウェブサイトならFTPのアップロードだけなので簡単なことなのですが、リビングインケアンズのサイトは、CMSと言って、色々な方が投稿できるシステムを使っているので、データベースも関わってくるんです。
SQLは全然わからない。。と言っておられず、涙目でトライ&エラーを繰り返して早1週間。 白髪が増えた気が。。。

 

1つクリアしてもまた次の難題、アップロード、インポートのし直し、と切りがない試練です!
PHPmyAdminは、慣れない用語の羅列なので、最初は画面を見るだけで鳥肌。。今は見慣れてはきた(笑)

思えば、数年前にこのサイトにリニューアルした時も、言ってることが全くわからず、自分で少しいじれるようになりたくて、CSSとかCold Fusionなどを、わざわざ東京の講座に出て習ったんでした。

意味のわからないソースも最初はおぞましく思いましたが、今は少しは仲良くなれた、かな?

▲リビングインケアンズのトップページのソースはこんな感じです。まったくコンピューターってのは凄いヤツです。

 

でも、逆に言うと私の限界っていうのはここでした。

小さく始めたビジネスだから、最初は否応無く、表紙の絵も描いたし、文は全部書いたし、レイアウトやデザインも全部してたし、営業もしたし、配達もしたし、会計もしたし、ウェブも作るし。。ってことで、雑誌とウェブの運営はスタッフの誰が欠けても何でもできるけど、経営が弱かった。

もちろん後年は優秀なスタッフさん達に色んな仕事をお願いできたけど、経営だけに集中したことはなかったんですよね。

まあ、自分はそういう人なんだ、ということがわかりました。作ることが好きってことです。

新しいオーナー会社さんは、経営と制作がしっかり役割分担できているから、どんな風に育ってゆくか楽しみです。

きっと私が成し遂げられなかったことに到達するでしょう。

 

6月はオーストラリアの会計年度末。ということで、税金関係の申告など、苦手な事務も盛りだくさん…。

リビングインケアンズ7−8月号の制作(私も特集の執筆や、引き継ぎでお手伝いさせていただいています)もいよいよ佳境に!

 

全ての締切はあと2週間。

7月から少しの間日本へ帰るので、今のうちに夜はケアンズの素晴らしい星空を満喫しつつシャンパン飲んで乗り切ります★

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新しい幕開け

2011年06月04日

6月2日は記念すべき日となりました。
リビングインケアンズ本誌とウェブサイトのオーナー権の譲渡が法的に成立したのです。弁護士事務所でさりげなく契約書にサインし、外に出ると快晴!山がくっきりと見えてとても清々しい。

 

想定外の展開でしたが、休刊のウワサを聞いた人達から、辞めないでほしい的な声がそうとう上がっていたので、雑誌が続くことが大切かなと。
小さな町で小さく始めたフリーペーパーですが、自分で思うより、コミュニティに根付いた存在になっていたようです。

 

今は、生んで大切に育てた娘を、嫁にやったような気持ち?

もらってくれたダンナ様を信じて委ねるけれど、困ったことがあったらいつでも話に帰っておいで、という実家の親、的な心境です。

実際、新しいスタッフさんは、情熱を持っているので私もワクワクしてます。
(私自身はサポートという立場で関わらせていただく予定)

 

変化はいいことです。
新しい風が吹き込んで、リビングインケアンズは今後益々成長してゆくと思います。皆さん、どうぞよろしくお願いします。

 

P.S.
法的手続きが終わってすぐに、クライアントさんや関係者さんにオーナーチェンジの告知メールを出しました。
オーストラリア人の方からも日本人の方からも温かいお返事をいただいて感無量です。

「ためになるマガジンを発行し続けてくれて本当にありがとう。」

「I would like to deeply thank you for you motivation and help in getting the Japanese and our connection started」

16年という長い間、一つのお仕事を無事勤めあげられたことをお祝いいたします。」


「You have done a marvellous job in both show casing and providing an extremely helpful service to the many Japanese guests who visit this area」

「 長い間ほんとうにお疲れ様でした。リビケンは私たち家族や仲間にとってほんとうにバイブルで、毎号楽しみにしておりました。一読者としてお礼申し上げるとともに、これからのKEIKOさん、Daiさん、SUGANOさんの新しいご出発とご多幸を心からお祈り申し上げます。 」

 

他にも色々…。ジーンとしながら読ませていただきました。
16年も続けてこれたのは、周りにいる全ての方々のお陰だと思っています。

 

私にとって、リビングインケアンズは、ビジネスという枠を遥かに超える存在でした。自分の一部でした。

皆さん、本当にありがとうございました!

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息子が初ケガ

2011年05月30日

息子はクリケットとラグビーをやっています。
(オーストラリアでは王道)

12月は北QLD州の代表選手に選ばれて遠征。所属クラブでもコーチからMVPをもらったようです。

が、試合は長いしよくわからないので、1回しか観たことがない私。

今日は何とかランでウィケット何とか、と説明されてもまったく意味不明。

ダンナが「それは野球で言う三振みたなものを打ち取ったってこと。」とか「それは野球で言うホームランみたいなもの」と説明を加えてくれて、初めて「すごいね!すごいね!」と反応するので、息子は「今日の試合どうだった?」と聞いても「まあまあ」しか言わなくなっちゃいました

 

 

でも、ラグビーは詳しいルールはわからなくても、観戦は面白い!
週末、行けるときはほとんど行ってます。

小さかった頃は「もっとボールに触んなよ」と低次元のことを言い、アザでもできようものなら「ゲームに参加してえらい!」と褒めて、息子に「普通のお母さんは心配するものだよ」と呆れられていました。

▲小さくて可愛かったころ。。

 

最近はみんな大きくなってきたので、実は観ていてちょっと恐かったのです。
「バスッ」とかタックルの音が聞こえてくるし…。

毎週のように、誰かが鼻の骨折ったとか、背骨を打撲したとか、コワい話があるし。
息子は13歳で172cmくらいあるけど、チームを見るとそれがフツー。

そして、とうとう数日前、恐れていたことが。。

試合後に「何か手が痛い」と言うのです。「ママが指の骨を折った時は、気絶するほど痛かった。骨折はそんなに甘いもんじゃない」と言っていたのに、だんだん手がグローブみたいに腫れてきて。。

翌日緊急病院に行ったら、手の骨にヒビとの結果。

何であまり痛くないのか不思議です。頑丈なんだろうか。

 ▲思えば、娘も小さいときからお兄ちゃんにつき合わされて観戦してます

 

「お兄ちゃん、レントゲン初体験だったね!」「石膏の色、何色がいいかな〜」「みんなにサイン書いてもらうの?」「石膏を取ったら腕が細くなっちゃってヤダな」「動かしておいた方がいいよ」「みんなビックリするかな」
などと、兄弟の会話がはずんでました

「これで今シーズンのラグビーは終わりだね!」とホッとする私に「何で?決勝戦あたりには治ってるでしょ」と息子。

これを機に辞めてもいいんですけど。。。と真面目に思う母です。

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テレビ番組に感動

2011年05月27日

4月に、日本からケアンズに戻って来て(父の危篤で緊急帰国してました)、まだ1ヶ月ちょっと。
その間、すごーく色々なことがありました。環境がガラリと変わった他、新聞、ローカルニュース、ラジオにも出てしまうなど、新しい体験も。ブログをさぼっていたので、これからちょっとづつ遡ろうと思います。

 

でも、今日はテレビ番組の話(笑)
昨日見た番組に感動したので、忘れないうちに書きます。

 

オプラ・ウィンフリーというアメリカ人の司会者が番組25年目にして引退とのことでのスペシャルショー。大きな会場に招かれたゲストがすごい。
オプラさんが黒人だからか、ジェイミー・フォックスとかアッシャーとか、マイケル・ジョーダンまで、錚々たる顔ぶれが勢揃い。
アメリカ人は演出に長けているので、それぞれがスピーチ、歌、ジョークと、ショーとしても見応えがありました。

 

でも、私が泣けたのは(←おばさんは涙腺が緩い)、オプラさんが設立した奨学金制度で、3万人を超える若者が学校へ行ったというくだり。
「オプラ、あなたは自分に子どもはいないけれど、アメリカのそれは多くの子どもを育てたのよ」そんな友達の一言。

 

スクリーンには、「彼女のお陰で新しい人生の扉が開けた。今度は僕が他の人のために自分を捧げる番だ」とある青年。
「親にお金がなくて学問は諦めたけれど、奨学金のお陰でドクターになれた。」
そんなエピソードと共に、奨学生たちがステージに集まったのです。(皆さん黒人でした)

 

自分が受けた恩を、社会に返していこうとする。学ぶって本当はそういうことなんだろうなあ。
そういう機会を作ったオプラは本当にすごい!

 

彼女は25年間に渡って、1回1回のショーをただ懸命に作っただけ。打算はなかったと思います。結果として、視聴者の女性に圧倒的に支持され、「世界で最も有力な女性」と称されるまでになったわけですが。。

「オプラは、強く生きること、愛に生きることを教えてくれた。」「彼女のもともとの人間性だけでなく、年月を経て彼女がどんな人間になったのか、に僕は驚いている。彼女の言動は全て神の御心に沿うものだ。」

彼女に関わりのある人々の賞賛の言葉で、どんな仕事をしてきたか、番組を見たことのない私もグッときちゃいました。

 

黒人、テレビキャスター…自分の人生のステージを生かし切って、周りにいる人も、自分の知らない人にも与え尽くしている、ということに、すごく感動したのです。

知ったところで、番組終了というのが残念?

 

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今の心境を少しづつ。

2011年05月25日

今日は素晴らしく良いお天気です。
海はあくまで青く、すべてを包みこんでくれるような穏やかさ。
ボートにでも乗って、近くの島まで行ってみたい、そんな気持ちになります。
日射しは相変わらず強いけれど、あふれんばかりのエネルギッシュな緑を映し出していた真夏を過ぎた今、樹々は柔らかく照らされています。

 

大震災、父の死… 信じられないほど多くの涙を流す日々の中で、私の中で色んなものがそぎ落とされていきました。

 

命があって、屋根があって食べるものがあって、健康な子ども達がいる。それに積み上げてきたものは、自分の心に刻まれている。

だから、今は、手放すことが恐くない。そういう心境です。

 

数ヶ月前には考えもしなかった方向に、私の人生は動き始めました。
正しい道なのかどうかなんてわかりませんが、1つ1つ選んだ結果です。

16年前に、自分で生んで育てた仕事を辞めるというのは、当然ながら大きな決断でした。
でも、家族や命が関わることだったので、気持ちは変わらなかった。

(このブログを読んでいる方に、もし、心配をおかけしていたらごめんなさい。色々なことの最終調整中なので、公的な告知ができずにいて心苦しいですが、良い方向に向かっています。)

 

今は、ただただ、与えられたステージできちんと生きよう、と思っています。
それは、現在いる場所で成すべきことをして、偶然ではない周りの人との会話や出会いや、できごとを味わいながら、つつましく毎日を送ること。

この先の自分に何が待っているのかはまったくわかりませんが、生かされている、ということに感謝するのみ。
少しづつ元気を取り戻して、命ある限り、自分の選んだ道を精一杯進んでゆくことが、父への供養かなと思っています。

 

最近、たくさんの方から温かいお言葉や、素敵な時をいただいて胸がいっぱいに。私は独りじゃなかった、と強く強く感じています。心から御礼を申し上げます。

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震災から5日めです。

2011年03月16日

今回の震災に関しては、衝撃が大きすぎて、言葉にはなりません。

どんな小さなことでもせずにはいられない、という気持ちでメルマガを流したところ、本当にたくさんの方から、メールやお電話、さらには来社して下さる方もいて、皆さん同じ気持ちなんだ、と滲みるように感じました。

痛みを分かち合いたい、自分にできることを何かしたい、そういう美しい気持ちがケアンズでもあちこちで見受けられます。

 

昨日は多くの時間を、チャリティ団体の設立とかチャリティイベントをするにあたっての規定の調べものとか、基金の設立、他の団体さんとのやりとりなどに費やしました。

(正直言うと、オーストラリアの様々な規定の多さ厳しさにビックリ。。1回何かをするためにでもクリアしなければならない事務が多いんです)

 

各協会も動き始めて弊社にも情報を下さってますし、私達の元には何か協力したいと言って下さる地元ビジネスの方や住民の方が集まってきているので、同じ目的に向かって事が成せたらいいな、と願っています。

義援金はかなり長期的に必要になると思うので、1度きりでなく、何度でも皆さんと協力しあいながらチャリティ活動をしていけたら、と思います。

 

「避難生活を余儀なくされている方、不安に押しつぶされそうな方に、
すこしでも勇気をもってもらえたらと思い、このメッセージを受け取ってもらうために、つくりました。」

というこんなサイトも紹介していただきました。http://prayforjapan.jp/tweet.html

結局は人の想念しか状況を変えられない。

私は、日本の人の崇高な精神を信じています。

歴史的にも壊滅的な状況から何度も立ち上がって来た日本の底力を、今、世界中が注目しています。

 

成せるものごとに大小はないと思う。

連絡を下さった皆さん、本当にありがとうございます。一刻も早く、混乱状態に光が射すことを祈りながら、私たちにやれることをやりましょう。

今日はこれからケアンズのテレビ局の人が来て、チャリティやスポンサー活動についてミーティングをします。

 

 

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実はスゴい大切。。干潟

2011年03月03日

3月20日(日)に、野鳥観測イベントを行います。

リビングインケアンズにフィールドノートという記事を書いて下さっている太田さんとの共同企画。
雑談から生まれた話ではありますが、先日、下見に連れて行っていただき、目が開いた感じです。

 

今回のハイライトは、渡り鳥
今までまったく気がつかなかったのですが、一緒にエスプラネードに出かけてみるといるいる!旅立ち前の準備をしている鳥たちが。。

 

(太田さんのウェブサイトより転載させていただきました)

 

この子たちは、これからシベリアの方へ向けて出発するそうです。

時速80km以上で何週間も飛びっぱなし。しかもその距離1万km以上

途中で命を落とす鳥も多いとのことで、越冬のために再び北半球から戻って来ている

エスプラネードの渡り鳥たちは、実はものすごい旅を乗り越えたコたちなんですね。

渡り鳥の神秘、驚きの生態についてはイベント当日、スライドを使ってじっくりお話してくれる予定です。

 

中でも印象に残ったのは、渡り鳥は一国に留まらないから、どこかの国の環境が荒れると生態系に影響してしまうということ。

エスプラネードの干潟は、そんな渡り鳥が長く滞在するので、特に重要な土地
なのだそう。

ここの自然を守ることは、とっても重大な責任を伴うことなんです!

 

(太田さんのウェブサイトより転載させていただきました)

 

知らなかったのだけど、エスプラネードの干潟は、ナチュラリストの間では世界的に有名なんだとか。
オーストラリアの東海岸でこの規模の干潟は全部で2カ所しかないらしく、人間にも深く関わるエコシステムがここに息づいているのです。

 

そんな貴重な場所がシティのど真ん中にあるケアンズって、やっぱり特別?と思わざるを得ないですね。。

 

渡り鳥については、ヒナが生まれたらオスが面倒を見る種がいたり(自分みたいだ)、「そろそろ旅立とうか」と誘い合ったり、オレは行かない、というのがいても自由にさせてたり(羨ましい)、と何となく親近感を感じます。

 

それにしても、あの小さな体でなぜ命を張ってまで渡りをするのか。
人間から見たらさっぱり理解不可能ですが、ふと思ったんですよ。

渡り鳥から見たら、人間の色んな行動も理解不可能なんじゃないか、と。。

「何で必要以上のモノを捕るんだ?」「何で他の人と同じことしないといけないんだ?」「何で痩せたいっていいながらたくさん食べるんだ?(笑)」
…それはもう、たくさん挙るんじゃないでしょうか。

 

(太田さんのウェブサイトより転載させていただきました)

 

エスプラネードで観察中、太田さんが、「同じシギでもくちばしの長さが微妙に違っていて、掘る泥の深さが違うから、エサの捕り争いがないんですよ」と教えてくれました。

やっぱり大自然というのは、理屈なしに生かし合っているのですね。

双眼鏡をお借りして、一緒に歩いて、今まで見えなかったモノがたくさん見えました。

 

このイベントに興味のある方、太田さんの方まで直接予約してください★

(本当は、なるべく多くの方に参加していただきたいから予約制にしたくない、とおっしゃったんですが、うちのオフィスで座学をする関係上、人数を把握したいのです。何しろ狭いもので。。参加費は10ドルです。お子さんは無料)

エスプラネードの干潟の大切さを1人でも多くの方に知っていただきたいと願っています。

 

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2011年02月24日

リビングインケアンズの松本先生のエッセーページ内に、道場生インタビューという小さいコーナーがあります。

今回は、30年来のご友人であり、ケアンズ道場の第一期生でもあるボブさんのお話を伺いに先生のご自宅へ。

先生の奥様が丹精込めて世話しているガーデンはいつ伺ってもお見事です。
なんと玄関横で、孵化したばかりの美しいケアンズバードウィングのメスがお出迎えしてくれました。

さなぎを見つけて、そっと移してきたんだそうです。

ヒラヒラ肩に留ったり、慣れている感じで素敵でした。

 

ボブさんからはケアンズでの道場設立当時の話をお聞きし、何か清々しい気分に。

冗談ばかり言い合っていても、信頼と尊敬が根底にある友情ってものを見せていただいた感じです。

30年以上つきあうって、私から見るとすごいこと。
しかも外人同士。。

人と人の絆は、人種の違いも飛び越えるものなんですね。

 

何で私は外国に住んでるんだろう、(何故か小さいときから外国に行きたくてしかたなかった)と最近考えていたのですが、お宅を後に車を運転しながら、自分は異文化を超えた絆を結び、調和した世界を作る、ということを心の底で望んでいるのかもしれないな、と気づいた次第です。

自ら心を開いていく、というのが今後の課題の1つになりそうです。。

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アートと癒し

2011年02月21日

私のお友達、ユキさんの絵に毎日癒されてます。

アートの力ってすごいと特に強く感じる今日このごろなのです。

今度、銀座で個展を開くということでノっている彼女。先日、プロフィールに添える文を書くように依頼され(畏れ多いですが。。)書いてみました。
ポートフォリオに使う作品の写真もいくつか撮影。ウェブサイトも作ろうという話になってます。

書かせていただいた文、ここで紹介しますね。彼女の作品をより多くの方に知ってもらいたいので。。

 

 

光…があふれている。圧倒的な。

部屋に飾ると、その光は空間の中で共鳴し始めた。

深みのあるオレンジからあふれ出す、音のない音色が、テラコッタの鉢と。スパイシーな香りを放つシナモンオレンジのキャンドルと。木彫りのろうそく立てと。

そっと佇んでいたモノたちと見事なハーモニーを奏で始め、空間が心地よいリズムで満たされ始める。

堀木ユキのアートの存在感が放つ波動。それは、圧倒的でありながらも調和的だ。

 



キャンバスの中の世界は語る。

1つ1つの存在が尊い。とてつもない深みを伴った光を内包しているのだと。

それぞれの異なる光が重なりあった時に生まれるのは、単なる融合ではない、まばゆいばかりの崇高な新しいクリエーション。

絶対的な調和をたずさえた…。

 

 

作品に目を凝らすと浮かんでくる色の重なり、ひっかき傷。

時間をかけて行われた創作活動は、祈りに似たものかもしれない。

そして、その祈りから生まれた世界は、平面でありながら、私たちの目、では見えない重厚な深みの存在に気づかせてくれる。

そう、深い深い場所に静かに広がる世界へ誘う扉のようだ。

 


一見、幾何学的な、すきのない円が、あふれんばかりの愛をその理性的な形の中に収めている。

円という完全無欠なモチーフ。

それは、少しの無駄もない愛に満ちた完璧なルールが、きっとこの宇宙には流れているのだろう、と思わせるのにふさわしい。

半円、円、それぞれが並び、内包しあい、重なる。その不連続性が、今にも膨らんでいきそうな動き、エネルギー、存在の重さを表現している。

1つ1つが力を秘めながらも何と言うバランスの良さ。

 

 


この絵が、地球と人との姿なのか、魂と魂の解后を現しているのか、はわからない。

ただ、堀木ユキというアーティストは、宇宙に流れる深淵な真理をそっとすくい取り、キャンバスに写し取ることができる希有な才能を天から与えられた。それは確かだ。

 

1966年に東海村に生を受けた堀木は、父親の仕事の都合で幼少の頃から小学校卒業までオーストラリアで過ごした。

日本に帰国後、言葉が完璧に通じないもどかしさが彼女を絵の世界へ導く。アートが自分を表現するよすがだった。その後武蔵野美術大学に入学、結婚を機に再びオーストラリアに居を移した。

現在は、世界最古の森、世界最大のサンゴ礁に囲まれたケアンズという小さな町で、オーストラリア人の夫、2人の娘と静かに暮らす。

観る人によって異なる響働をもたらし、また安らぎを与えてくれる懐の深い作品は、彼女の母性から生まれるものかもしれない。

 


彼女のクリエーションは、今後益々研ぎすまされていくに違いない。

お陰で私たちは、宇宙に流れる真理のひとかけらに、触れることができるのである。

こんな素敵な焼き物も創作するユキさん。今後の作品も本当に楽しみです。

 

私は、誰かをインタビューするときや、取材するとき、または今回のように誰かについて書くとき、どんな短い内容でも「この方(や土地、もの)の素晴らしい部分と出逢えますように。それを読んだ人にお伝えできますように」と祈りに近い想いを持って赴きます。

対談以外は録音もしません。録音すると、テープ起こしにエネルギーを使ってしまってエッセンスやそのときの雰囲気が萎えていってしまうから。

ユキさんと話していたら、自画像を描くときはモデルさんの後ろにある色を描き出す、と言っていて、すごく共感。

アートも文も、そしてどんなクリエーションも、見えない光を私達が認識できる形にすることなのかな、と思います。

だから私たち媒体は、美しいフィルターでいたいな、と願うのです。

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異邦人

2011年02月17日

長くケアンズに住んでいるけれど、未だに
オージーは面白いなあと思うことがしばしば。

面白い、ってFunnyってことじゃなくて、
何て言うか、ほんと違う人種なんですね…みたいな。

先日、友人のクチコミで
あるヒーラーさんのところへ行ってきました。

少し遅れて行ったらいない!心配になって電話してみると、
「大丈夫覚えてるよ」と2階からモグモグ何かを食べながら登場。
(前のクライアントさんが長引いたらしい。おやつですかね)

水晶の数珠とかジャラジャラつけてて黒い服着て、
不思議で静かな雰囲気の…というイメージからはほど遠い。

っていうか、見かけ、不良のヒッピーじゃん!
アロハシャツ着てるしピアスしてるし。

「じゃ、カード切って」(しかもすごい唐突な始まり・笑)

「良かったな。人生で初めてあるべき道に乗っかり始めたよ。」
「初めてって。。私44年も無駄にしたのかな」

「いや、無駄ってことじゃなくて、これから君の本当の人生になっていくと思うよ。
楽しいぜ〜。あとちょっとだな。今は辛いことも多いだろうから、
上質な赤ワインでも親友にしとくんだな

「はあ」

 

「おお、長生きするなあ。88くらいまで行くんじゃない?
でも最期の2〜3年はクレイジーになってる」
「ぼけるってことですか、いやだなあ」

「何で、いいじゃん。苦労するのは君じゃなくて周りなんだから」

「何それ…」

 

って感じで1時間さばさば色んなことを言ってくれて、笑えました〜。

(後で聞いたら、実は彼すごい実力者らしいです。
今回は私のレベルに合せてくれたのでしょうか??
でもたくさん笑ったから、立派なヒーリングですね)

とにかく、ヒーラー=こういう感じ。
っていう固定観念を裏切ってくれるところが THAT’S AUSSIE ??

 

 

2つめ。娘の学校の保護者会にて。
彼女のクラスは、担任の先生が2人いるのです。

ちょっと微妙な感じですが、
子どもが多くの大人や考え方に触れるのもいい体験かな、と思います。

1人の担任の先生の最初の言葉。(もう1人は何と欠席)
「週に4日だけ担当で嬉しいわ。私、まだこんなに小さい娘がいるから」

他のオージーママがどう受け取ったかわからないけど、
いや〜やっぱオージーは開けてるな、と感じました。

日本だったら、教師がそんなこと言ったらちょとビックリじゃないですか。

子どもが可愛いのは当然だけど、仕事は仕事と割り切って、
託児所に預けたりするわけです。日本の働くママは忍耐するんです。

でも、オージーはためらいなく両方取りに行くんです。

仕事も家庭も、我慢することないんですよ。
私は両方ほしい!って言ってやっていける環境が日本よりはある。
(お互い世間体を気にしないので、オーライというのも大きい)

最近は、それでいい、と思います。
だって生徒も納得しているのだし、そんな大人を見ていたら、
自分はこういうスタイルで行く、と自然に貫く人に成長するだろうから。

 

ただのワガママ人間&怠惰だったら論外だけど、

週4日なら4日でジョブシェアリングして、
自分の持ち時間を全力投球し、その人がハッピーであれば
おそらく社会としていいことなんだ
と思います。

 

少なくとも、犠牲になってるとか我慢していると思いながら
暗い想念で仕事している人が多い社会よりは健康的
ではないかと。

 

まあ、そう言いつつも、自分はれっきとした日本人なので、
なかなか割り切れないんですけどね。。

オーストラリア(たぶん特にケアンズ)に長くいればいるほど
異邦人であることを感じる私です。

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本が出ました。

2011年02月14日

年末のゴタゴタと日本のホリデー、帰って来てからの仕事の片付け、大型サイクロン。。と目まぐるしい日々が続き、2ヶ月遅れのご報告となってしまいましたが。

「家族でケアンズ」が出版されました!

 

 

最近何人かの人に、「本出したんですね」と言われ(リビングインケアンズ本誌では紹介したので)、そういえば出たんだった。。みたいな。

書き上がるまで、ものすごい心を込めて、エネルギーを費やしたんですが、出た後は自分の中で既に終わった出来事になってしまってました

 

ふとアマゾンを見たら、どなたかが書評も投稿して下さってて嬉しかったです。
そう、書評にあるように、中面は白黒なんですよ(涙)
ケアンズの真っ青な空や、色とりどりのサンゴなどをカラーでお見せできなかったのは残念。

でも、自らケアンズにいらして、ここを日本のご家族にもっと紹介したい、とお話を持ってきて下さった犬塚氏には本当〜に感謝しています

商業出版ってこういうことなんだな、っていう勉強にもなりました。
(いつもは好きなようにフリーペーパー作ってますから。。)

 

へなちょこな母ではありますが、一応2人子どもがいるので、母親目線で書いてみました。

ガイドブックだから場所やアクティビティの紹介が主なんですが、犬塚さんのご意向に従い、家族にまつわるエッセーや、自然の中の子育てで想うことなども少し入っています。

 

情報が豊富なのがガイドブックとしてどれだけ大切かよくわかりますが、この本では「家族旅行」に焦点を当てちゃっているので、結構、潔い?構成になってると思います。

地元の家族が週末行くような手芸屋さんとか、森林浴スポットとか、マイナーな内容も入れさせてもらいました。
伊達に18年もケアンズに住んでないってとこでしょうか??

 

 

忙しい現代だからこそ、家族と一緒にいつもとはまったく異なる

空間と時間軸に身を置いて、

それぞれが楽しみ、感動を共有できる「旅」を提案したいと思います。

同じ景色を見ても、社会人としての経験が豊かなパパと、

母性というフィルターを通すママと、

みずみずしい感性の子どもとでは、感じることは違うはず。

だから、「旅」は、家族といえども一人ひとり違う個性を持った尊い人間、

という気づきをもたらしてくれます。

「旅」は、互いの尊重と愛を育て、家族の絆を深めてくれる体験です。

 

 

こんな出だしで始まるこのガイドブック(このページに愛犬君も載ってます♥)、もし家族旅行でケアンズ行こうかな、と思う方がいたら目を通してみてくださいね。

 

アマゾンへのリンクはこちらです。

 

 

 

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Yasi、無事に通過しました

2011年02月04日

2月2日の夜中に上陸したサイクロンYasi。州首相から浸水の危険地区の住民には避難命令が出たり、テレビもラジオも1日中、サイクロンの動きを刻々と伝え、住民の緊張は相当なものになりました。

飛行機で他州に避難した人も結構いたし、入院中の患者さんは特別機でブリスベンへ。
(うちのスタッフの知り合いの方は、出産1日めだったので、新生児とお母さんで輸送されたそうです。。)

 

うちも、お店の商品はすべて片付け、コンピューター関係は全て持ち帰り。

だって史上最大、どんな被害か予測がつかない、海抜は4m上がるかも。。そんなニュースを聞いてたら相当コワいですよ。

 

前日は、マナンダのこの建物で、土嚢を作れるサービス開始。

 

必死で砂を袋に詰める人々。(すべて無料です)

 

2月1日(上陸前日)から、シティのお店も閉まり始めました。

特に、エスプラネードは海沿いだから、海抜が上がるというニュースを聞いて、備え方もすごい。

 

いつもは賑わうシティプレイスも、午後にはゴーストタウン化。

 

窓ガラスが割れて飛び散らないように、テープを貼って防災するお店。

 

がんばらんばさん。「かかって来い。。」と気合いが。

そういえば、「みんなの無事を祈ります」的なメッセージを書いたボードを窓にとりつけている住民もいました。
そういう心の余裕?いいですよね。

 

テレビはずーっとサイクロンの話題。ケアンズからももちろん中継してました。

 

上陸警報の出ている当日(2月2日)からは、もちろん閉店するところ続出です。

 

いつも人でごった返しているシティのウールワーススーパーも閉店。レジにビニールがかかってます。

 

エスプラネードもガラーン。
嵐の前の静けさ。。コワいです。

 

午前中に避難を!の呼びかけが飛び交い、空港も10amで閉鎖。

午後には次第に風が強くなってきて、今からは外へ出ないように、と警告が入りました。

 

ヤシの樹が風でなびいているの、わかりますか?

 

緊張感高まる中迎えたサイクロン。

 

結果的には、ケアンズは壊滅的な被害を受けることはありませんでした。
ケアンズより南のカードウェル、ミッションビーチ、タウンズビルなどの被害がすごかったようです。
(さっき電気がついたので、ニュースを見られなかったのですが)

こちらのサイトに写真が載っています。

 

 

2月4日(金)の町中はこんな様子です。
ケアンズの場合、建物の被害はほとんどありませんでした。

 

既に復旧作業開始です。

 

まだ3万世帯以上が停電状態ということで、電気会社の工事部門は大忙し。

 

こんな大木も倒れてる!

 

ヤシとかユーカリが倒れているのは、見ませんでした。
在来種はサイクロンにも強いのか??

 

 

息子のハイスクールの庭の木も。。

 

ちなみに、うちの庭もすごいことになり、過ぎ去った昨日はずっと木こりしてました。
倒れた木を短く切って前庭に出しておくと、カウンシルが除去してくれるのです。

グリーンアントというアリにガブガブ噛まれ、枝で腕や足を引っ掻きつつ頑張りました。
(そういえば5年前のサイクロン後も同じことをしていて、縫うほど指を切り、破傷風の注射したなあ。。)

大好きなハイビスカスも、全滅。寂しいけれどこれを機にガーデニングし直しです。

 

 

今回は、洪水の直後だったことも手伝ってか、メディアを使った情報が網羅されていて感心しました。

政府から携帯にテキストメッセージで状況がわかるようになっているし、臨時で開設されたウェブサイトで、自分が住んでいる地域の海抜が色分けされて表示されたり、あっという間に避難所がセットアップされて報道されたり。。

ダンナによると、昔は報道があまりなかったから、おきたら浸水してた、なんてことがあったそうです。
今朝は停電のため、信号もついていなくて、交差点を運転するのが超緊張しましたが、それも「昔、ケアンズには信号がなかったから、昔に戻ったみたいだ。右優先のルールを守れば大丈夫」と言われたのを思い出して何とか通過。。

昔の人?は強い?

 

▲木の除去作業

 

日本でも今回のサイクロンは報道されたようですが、私は上陸前に報道して観光客の方に注意を促す方がいいんじゃないかと思いました。

何も知らずに到着したらいきなりパニック状態、ゴーストタウンの町に来てしまうなんて。。

大丈夫だった、って報道してくれないと、イメージダウンかもですね。

 

 

今も、大変な被害に合った南部の住民の方を思うと胸が傷みます。

 

本当に人間って、大自然の前では無力ですね。本当にコワかった、というか畏れ多さを身を持って感じたサイクロンでした。

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過去最大のサイクロン上陸まであと3時間

2011年02月02日

朝目覚めたときまでは、いつもと変わらない平和な日でした。

ところが、「クイーンズランド州が今まで体験したことのない大型サイクロンがケアンズ直撃の可能性」のニュース速報で、突如大変な1日に。。

今まで2回、大型サイクロンを体験したけど、今回のYasi(こちらでは、サイクロンに名前をつけます)は、規模が違う。

何しろ、風速290km/時、半径は500kmもあるカテゴリー5。

http://www.bom.gov.au/products/IDQ65002.shtmlより

 

まだブリスベンの洪水が記憶に新しいこともあり、昨日、今日で他都市に避難した人が多数います。
(今朝10時に空港は閉鎖してしまいましたが)

テレビもラジオも、浸水危険ゾーンの居住者は午前中に避難を!を連呼。
町はものすごく緊張した雰囲気です。

うちはバルコニーも庭も結構広くてモノが多いので、昨日の夕方、今日とずっと片付け。。恐怖とともにクタクタです。

パウチの商品も、詰めて家に持って帰ってきました。
オフィスのコンピューターもすべて避難。
大げさ?と思ったけど、うちのオフィス&お店は、危険ゾーンで、今回の警報では4m近く海抜が上がる可能性もあるのです。

気になった人には電話してみたけど、やることやったら、後は嵐が過ぎ去るのを待つしかないんですよね。。

正直、時速290kmの風ってどんなものなのか想像できなくてコワいです。

今夜11時ごろケアンズに上陸とのこと。
既に強風になってきてるけど、どうなっちゃうんだろう??

長い夜になりそうです。

もうすぐ停電だろうな。。

ケアンズエリアのみなさんの無事をお祈りします。

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祝日の読書感想文

2011年01月28日

昨日はオーストラリアデイ。祝日だったので、本を数冊読みました。
ジャンルは色々だったのだけれど、共通するメッセージが多くて。

やっぱり人は、この世を良くするために、
それぞれの個性で活動・発信をしてるんだなと確信したのです。

中でも泣けたのは、アップルCEOスティーブ・ジョブ氏が大学で行った伝説のスピーチ。
iPodやiPhoneなど、まさに世界を変えてしまう偉業を成し遂げた方ですが、創業メンバーでありながら、一度はアップル社から放逐されたそうです。
それに大学も中退。

でも、どん底の時に、自分が好きなことは何かということに向き合って、興味のおもむくまま起こした行動が、現在のすべてにつながっていると。

好きなことを仕事にしてほしい、いつか必ず点が線になると訴えています。


現在、ガンが再発して休業宣言されたとのことで、スピーチの「死」の部分を読んで涙が出てしまいました。
死を受け入れて、持てる限りの想像力を惜しみなく世に披露してくれるジョブ氏。iPhoneで仕事の仕方やライフスタイルが変わってしまった人も多いですよね。

真の自己を出したとき、1人の人間がどれだけのことを達成できるかに感動します。
このスピーチの日本語訳はこのサイトで紹介されています。

 

次に、ロバートハリスさんのトークライブ本。
自分が人生でやりたいことを100個のリストにしたそうです。

書くという作業で言霊が宇宙に放されて、自分と宇宙がつながるイメージ?

自分の使命は?と問うと、さあ??って思っちゃいますが、やりたいことという問いだったら出てきそう。(100個は難しいけど)

結局やりたいことは、興味があって、好きなことで、自分を現すものなんですよね。
ハリス氏も、リストを見て、自分はサラリーマンに向いてないとわかったとか。

今も、ダントツにカッコいい存在なのは、自分に正直な、自由な魂をお持ちだからかもしれませんね。
本を読んでいて、自分も遠ざかっていた「旅」にまた出たくなりました!

無酸素、単独でエベレスト登頂に挑戦した、栗城史多さんの本も圧巻。

山に登るのは、日本の若者に勇気を与えるため、と見ているものが本当にまっすぐなのです。
大変な体験を通して会得した人生観〜不屈の精神とすべてに感謝する謙虚さ〜
に心が熱くなりました。

「夢はひとりの夢ではなく、多くの人と共有ができた時にとてつもない力を発揮する。
たくさんの人の想いの力で、僕は一体どこまで登ることができるんだろう。」

「すべては一歩であり、一歩はすべてとつながっている。
恐れるものはなにもない。
ただ、自然のゆくまま、光が射す方へ進むのみ。」

言葉は違えど、今日の読書に共通していたのは、
好き、これをやりたいという情熱を大切に。とにかく行動すること。諦めずに続けていれば、いつか共感の輪が広がる。
つまり、答は自分の中にあるってことだと思いました。

 

そうそう、神田昌典さんの「全脳思考」も読み返して、
経営や事業という自己表現も、結局は世をよくするためのものなんだなと。

自分が儲かればいい、という時代から、地球全体を皆が考える時が来たような感覚。

本には、いわゆるハウツー本とは一線を画し、イメージをビジネスに生かす方法が書いてあり、今まで感覚でやってきた私には、すごくためになる内容です。
事業だって、創業者の情熱が形になったもの。不景気でも生き延びるのは、やはりエゴを離れた場所からものごとを見ている企業なのでしょう。

何となく気になって神田昌典さんが経営されている会社のHPを見ると、ミッションの一つに

「革新的な教育事業を開発、提供することを通して、国際社会に真に貢献できる人材を日本から育成し、
地球の調和と繁栄を牽引するモデル企業であり続けます」
とありました。脱帽。。

 

 

 

栗木さんもそうだけど、目指すものは、世のため人のため、と定めたとき、ものすごい智恵やパワーが出るのかもしれませんね。

その一歩めは、ときめくものや熱中できる何かを探すこと。
そして、自分を信じることかな。

私ももうすぐ40代半ばにさしかかりますが、今年は気になることに色々挑戦しようかと思ってます。
損得とか、仕事につなげようとか考えずに!
若かった時のような無鉄砲で無邪気な好奇心をまた蘇らせたい。

どういうわけか最近、孤独感で押しつぶされそうな気分なんだけれど、それも味わいつつ、マイペースで!

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久々にフェイシャルしてもらいました

2011年01月25日

お友達のAkikoさんが、ご自宅にビューティーサロンをプレオープン!
お誘いいただき、喜んで行ってきました。

裏山の樹々が太陽に照らされ、道路をはさんだ小川からは子ども達の笑い声。
トリートメント前から、既に癒しモードです。

しかし、ご自宅の庭に建てた離れとは言え、本格的な造りにビックリ!

和テイストのしつらえと、Akikoさんのゴッドハンド。。
ずっとここにいたい。。と思う至福の時でした。

 

1時間半たっぷり使って施術してくれたのは、超音波を使った最新技術のフェイシャル
ミストと超音波で死んだ角質を取り除くので、お肌のトーンが上がるそう。その後にビタミンCを真皮まで浸透させるトリートメントもしてくれました。

 

(取材なんかでよく外に行ってお肌が疲れているかもしれないから、という心遣いが滲みます。。ありがとうございます
っていうか、疲れが外見に出てるよね。。)

 

顔はもちろん、頭皮、デコルテ、時間をかけてしてくれるマッサージは熟練技
掴みの強さと、ソフトなタッチのコンビネーションが最高!
伸ばしたり、軽くタッピングしたり、優しく撫でたり、強くツボ押ししたり、マッサージって奥が深いですね。

 

面白かったのは、おでこの辺りをマッサージして下さった時に、小さい頃のビジョンが出てきたこと。

幼稚園に入る前からすごい熱意で文字を知りたがり、チラシなどの裏紙に、字や絵を夢中で描いていたあの頃。(束になるほどの枚数を毎日描いてたらしいです。)
そんな話をAkikoさんにしたら、マッサージでチャクラが開いたりすることもあるんだそう。

施術中はリラックスするし、インスピレーションが降りやすいのかもしれませんね。

 

今年はいい加減、顔を石けんで洗って終わり、というのから卒業して、少しはお手入れしよう!プロの手を借りよう!(笑)と心に誓った次第です。

 

ご自分の道を歩き始めたAkikoさん、おめでとうこれからもどうぞよろしくお願いします。

 

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洪水で思うこと

2011年01月24日

クイーンズランド州の洪水については、日本でも報道されているようですね。

ここにいると、恐ろしい映像がテレビでたくさん流れ、お店のあちこちに募金箱が設置されていて、スーパーの棚もがら空きの所があったりして、切実に被害の大きさを感じます。

 

今まで買い求めた家具や家財が泥水に飲まれて行くのはどんな気持ちでしょうか?

人間、死ぬ時に持って行けるのは自分の魂とそこに刻んだ人生の経験だけ
物質的なものはあの世には持っていけないのはわかってるけど、実際洪水が来たらやるせないだろうなあ。

(私はこの年の女にしては随分荷物が少ない方とは思いますが。。しょっちゅう捨てたりチャリティに出したりしてるので)

 

アボリジニの人とマングローブの森に入っていったとき、必要最低限の物だけ持つ、っていうことの大切さが身にしみた私。
あの時は靴すら邪魔でした。

彼等は虫除けも要らないし、水も持っていかないし(そこら辺の植物から摂取)、ワニがどこにいるかも勘でわかるそう。
貝と魚を捕りにいくという目的だったから、モリと小さいカゴくらいしか持ってなかった気がする。

文明とか、便利であるべきモノが、人間をややこしくしているかもしれませんね。

 

 

▲土曜は暴風雨でしたが、日曜は雨は止みました。
新しいオモチャをゲットした子どもたち。本当は川用なんだけど、庭のプールで試運転です。

形から入りがちな息子は、ダンナが一等航海士だったころ被っていたキャプテン帽子をかぶってます(笑)

でも「全然進んでない」と苦情が出てました。

 

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東京で思ったこと。

2011年01月20日

 

仕事復帰5日め。
熱帯の空気の中でのんびりしていると、先週まで氷点下の場所にいたのがウソのようです。

普通、仕事に戻ると頭がシャキンとするんだろうけど、何か日本にいた時の方が脳を使っていた気がします。

というのも、日本はいるだけで情報処理が必要だから

電車に乗れば「網棚のお荷物〜〜」と言われなくてもいいようなものから、乗り換え案内など必要なアナウンスまでひっきりなし。

お店に行っても、POPからパッケージについてる商品説明まで、とにかく説明がすごく多い。情報がすごくて商品選びに迷っちゃう。

トイレに行っても説明だらけでどのボタンが何なのか、読まないと想定外のことが起きたり(笑)。

私に至っては、紙コップフタ付きのラテを自動販売機で買えず。。説明が多すぎて(砂糖の量とか色々)いくらボタンを押してもウンとも寸とも言わない。複雑すぎ〜?

どこかへ行くのに、一番早く着くのはどの方法か考える。。。などなど、常に情報処理。ボンヤリできない!

ずっと住んでいる人には当然なんだろうけど、「行けばわかるさ」って言うタイプの私の脳はフル回転でした(笑)

(と言いつつ、980円のコーナーで3倍の値のものを買ったり、100円ショップで何故か500円のものばかり買ったり、バーゲンを狙っていったのに、新シーズンコーナーで買ったり、やっぱ私はボンヤリでした。。)

 

歩いてるだけでも、他の人の速度に合わせたりスペースを空けたり、ケアンズではしたことのない気を遣いました。子ども共々田舎者だから、私たち道路でも電車の中でも、のんびり広がりがちなんです。。

あと包装が多いのでお断りして、1つの袋に入れてもらうことがよくあったなあ。他店の袋を差し出す人は、もしかして珍しかったかも?

 

▲ある日のケアンズの夕焼け。

 

もちろん25才まで暮らしていた日本は大好き。自分の土台だし、来る度に、個人や組織や店や企業や、色んなことのレベルの高さに驚きます。
うちの子達もたくさんのことに感心したり、自分達に日本人の血が流れていることを誇りに思っているようです。

 

 

お台場の観覧車に乗って、圧倒されるような夜景を観て、巨大なエネルギーを感じました。
自分の存在も悩みも焦りもほんと小さい!

田舎にいると1つの出来事が大きく感じてしまうけど、本当に大きな大きな流れのほんの一部なんですよね。

光に満たされた流れを信じて、委ねて、焦らず自分なりに精一杯生きていけばそれでいいのかな、と東京が教えてくれました。

 

あ〜、とりとめがない。脳はすっかり熱帯仕様です(笑)

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子どもの初スキー

2011年01月18日

日本のホリデー、最高でした!

子どもと日本へ行くのは久々で、今回は彼等の願いを叶えようとスキー旅行に2度も行きました。

熱帯生まれ、熱帯育ち、雪とたわむれてみたいという夢を持っていた2人。

日帰りで箱根に行った時は、ほんの少し雪がちらつくだけで興奮し、吐く息が白い、ということだけで盛り上がり、電車に乗るとすぐにTシャツ1枚になる。。という、寒さが苦手な私には不思議な行動が目立ちました(笑)

さて、最初の旅行は、両親+兄弟+兄弟一家が勢揃い!
「子どもをスキーに連れて行ってあげたいんだよね」の一言で全てをオーガナイズしてくれたみんな。本当にありがとう。(私が手配 苦手なのをよく知ってらっしゃる。。)

ホテルの目の前がゲレンデで、
到着するやいなや、待ちきれずにソリや雪合戦開始です。

従兄弟全員、言葉が通じなくとも楽しそう。

数ヶ月前に大きな手術をした父も一緒に遊んでくれました。

ちなみに、私は「超おもしろい」と言われてこのチューブに乗り、吹っ飛ばされて腰に大きなアザが出来ました。。
あとで聞いたら、うちの姉妹は全員、吹っ飛ばされていたことが判明(笑)

小道具がなくても、雪があれば子どもは遊びます。
ひざまで積もってる、ってだけで大喜び、の風景。

超かわいい、甥っ子直人くん。

ひとがたを造り楽しむ息子。何て言うか野生を感じる遊び?

夜は、卓球大会、温泉、スキー場とは思えない豪華ディナーを楽しみました。

翌日、子ども達は初のスキーに挑戦です!

スキーはお手の物?の弟YUKIに「教えてあげて〜」と頼みます。

みんな午後にはリフトで下りてこれるくらい上達してました。
子どもってすごいですね。

2日めの夜はホテル上階の一流イタリアンに舌鼓。(スキー場というと、カレーとうどんしか思いつかない、20数年前で時が止まっている私は驚きました)

皆が集まれて、スキーもでき、本当に充実の旅でした!
それもこれも、家族のお陰と大感謝です。
ありがとうございます

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明日から日本です♥

2010年12月24日

子ども達にずっとせがまれていた、日本行きホリデーがいよいよ明日からスタートです。

常夏ケアンズ育ちの子ども達がスキーに興味を持っていると言ったら、実家の両親、兄弟&その一家が勢揃いするスキー旅行も計画してくれました!ありがたいことです。

冬服持ってないけどがんばるぞ?(着いた翌日、ユニクロに直行することでしょう)

 

リビングインケアンズの年末進行だけでも大変なのに、私がいなくなるということで、すごいピッチで制作が進んでいます。
疲れているスタッフのみんな、ごめんなさい。

(私も日本でオンラインプルーフをチェックすることになりますが。。)

雨続きのケアンズですが、皆様、どうぞ素敵なクリスマスをお迎えください

 

この間ふっと目が覚めたら、こんな空が広がっていて、すごく幸せな気分になりました。

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