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ケアンズ療法のすすめ       

こころの中の激しい戦争

2014年01月07日

心医術をはじめると、こころの中で面白い変化が起こります!

 

理性に押し殺されていた情動が息を吹き返したり、情動の言いなりになっていた理性が勇気を取り戻すからです。

 

心医術では理性や意思の力をエンジンに用いていますが、理性を使うメリットは、理性を使うと処世がとても楽だということです。

常に理性で物事に気を配り、堅実であるならばあまり大きな問題が起こらないように社会がデザインされているからです。

 

ところが厄介なことに、人にも獣にも情動が備わっているのですが、情動は理性に従うことをひどく嫌います。

 

理性を引き立てると、しばらくは焼餅を焼いた情動と、上から目線の理性の激しい戦いが起こりますが、そう長くは続きません。

 

理性の徳の一つは自己反省。理性が理性でもって限界を自己反省できるようになると、理性があまりでしゃばらなくなってきます。

一方で我侭な情動も、理性にあまり逆らい痛い目に合うことが繰り返されると、情動自身の情動的経験によって控えめになってきます。

 

こころの中で、激しく自己主張をしてぶつかり合っていた理性と情動が、お互い同士で長所を認め合い、それぞれの短所を補い合い調和を取るようになってきます。

 

心医術をはじめると、間もなくこころの中でこのような激しい戦争が起こりますのでご注意を。

 

理性と情動は、なあなあで冷戦を続けているよりも一度大喧嘩をさせてみるといい。

 

喧嘩を乗り超えて分かり合えた仲間同士は、一生仲良く寄り添うことができることでしょう。

 

そして、こころの中に理性と情動の喧嘩を冷静に眺める目があることにもまた、気づくようになるでしょう。

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プロフィール

ymitsuiymitsui
三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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