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ケアンズ療法のすすめ       

前世療法を体験してきました④

2012年04月29日

死んだらどうなる?の重要性に気づく人は実はとても多いのではないかと思う。

ゴーギャンの我々はどこから来たのか,我々は何者か,我々はどこへ行くのか (D’ou venons-nous? Que Sommes-nous? Ou allons-nous?)は最高の名画とされているし、パスカルは死んだらどうなる?を最も重大な問題と答えた。日本では平田篤胤(医者で統合医療を行い、息子と誕生日が一緒で沼津にゆかりがあったりするあたりが気になる)が、学問をするのに自分の死後の魂の行方を知るのが最も大切だと述べている。これらの芸術や思想が賛美されるということは、人のこころの奥底を刺激するからだと思う。

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また、宗教心は彼岸の世界を思慕するこころから生まれる。仏教の中には後生を解決しようという思想もうかがえる。西洋由来の一神教は、さらに後生に強くフォーカスを当てる。神道やヨガをはじめとする密教はここに至る多くの行法を提供する。

どれかひとつが正しいのか、それとも、たくさんのものの中にすこしづつ正しいものが含まれているのか、それとも全てが誤っているのか、凡人にはわかりません。

人として生きることを決心したとき、仕方がないので、どれかの道を選び歩んでみる。また、全てを統合して新しい道を作ろうとする人もいる。無から新しい道を作ろうとする人もいる。

死んだらどうなるか?ひとつだけ確かなものが得られれば、自然に道は開ける。

前世療法を体験して感じたのは、私は、全身ではまだ、完全には掴んでいないということだ。前世療法を受けている間、働いていたのは、頭(アジナチャクラ)と、時折胸(アナハタチャクラ)のみ。腹(スワディスターナチャクラ)では考えていなかった。おそらく、私の修行が足りないのかもしれない。

次の前世は時系列が少しおかしい(その考察は後ほど書きます)ので、内容をそのまま記します。ただ、脳波が変われば時間の感覚も変わるのですが、とても早く時間が過ぎ去ったように感じたので、催眠にはうまく入ることができていたのだと思います。

 

それでは、次の前世へ。

「何が見えますか?」

「雪国ですね。場所は新潟です」(わらぶき屋根の家が見えた)

「では、家の中に入ってください。誰かいますか?」

「妻と二人の娘と息子です」

「魂は誰ですか」

「今の妻と、今の娘と息子です」

「では、娘さんのハートの中に入ってください。娘さんからあなたはどういう風に見えていますか」

「優しくていい父親だと思っています」

「では、息子さんはどうですか?」

「小さくて、まだわからないようです」

「では、次の場面に進んでください」

「はい、昇進して艦長に任命されたようです」

「戦時中なのですね」

「そうです」

「どのように感じていますか」

「昇進したことがとても嬉しいです。ただ、家族と離れ離れになるのが心配です」

「では、奥さんのハートの中に入ってください。どのように思ってますか?」

「やはり喜んでくれていますが、不安に感じています」

「では、次の場面に進んでください」

ここから、突然涙が自然に流れて止まらなくなる。

「黒塗りのクラシックカーが迎えに来ました」

「召集されたのですね」

「はい。家族と別れるところです」

「この人生で、今日が家族と最後なのですね」

「はい」

「では。次の場面に進んでください」

「戦闘艦の艦橋にいます」

「どのように思っていますか」

「もう、戦争に負けることがわかっているのに、どうしてこんなことをしているのだろうという気分です」

「そこには誰がいますか」

「4人います」

「知っている人はいますか」

「駒井先生、私がとても尊敬する恩師です」

「では、次の場面に進んでください」

「艦が沈むところです。艦首が右に傾いて沈んでいます。場所はフィリピンの辺りです」

「どのような表情に見えますか」

「とても穏やかです。駒井先生も穏やかそうです。あとの二人は怖そうにしています」

「どういう気持ちですか」

「覚悟しているので死ぬのは怖くありません。ただ、とても悔しいです」

「なぜですか?」

「こうなるとわかっていたのに、派遣させられ、無駄に命を落とさなければならないからです。そして、これから国がどうなるのか、家族がどうなるのか心配でなりません」

(ここまで涙は流れっぱなし)

「では、身体を抜け出してください。どこにいますか?」

「身体の少し上にいます」

「誰か迎えに来ましたか?」

「光がひとつ迎えに来ました。祖父です」

「進んでください。どこに着きましたか」

「さっきと同じ、大きな白い光の球です」

「そこは最後の場所ですか」

「いいえ、違います」

「それでは進んでください」

「やはり、先ほどと同じ場所のようです」

 

ここで、シータヒーリングという脳のθ波にアクセスするヒーリングを施してくれた。

「水と関係する恐怖を消してもいいですね?」

「はい」(私は、どういうわけか、小学校の授業でも絶対にプールに入らないほど水に入るのが嫌いだった。)

「今回の人生では、家族とずっと一緒にいることを許してもいいですね?」

「はい」

「人のためといって犠牲にならず、できないということはできないといい、人と自分のためになることを行っていくことを許してもいいですね?」

「はい」

「正反対の人生を二つ経験しましたがどちらを選択しますか?」

「最初の人生です」

「では、今回の人生はそのようになります。それでいいですね?」

「はい」

 

ここで、ゆっくりと意識を戻してゆきます。気分はスッキリ。

数年前から、こころの声にしたがって生きてきたのですが、今回はそれを再確認しました。

 

その後、ケイトさんといろいろ話しました。

ケイトさんもケアンズが大好きで、良くケアンズには行くこと。そして、今年中にケアンズに行って、ワークショップを開くようです。

ケイトさんのところには、いろいろ悩みをもたれている方が多くこられ、そして、癒されてゆくそうです。薬物療法は手間がかからないのですが、やはり、それだけでは全てを解決できないようです。

実際のところ、それに気づかれた精神科の先生方も、ヒプノセラピーの講習にはよく参加されているようです。

しかし、いかんせん時間のかかる施術なので、多くの方々を癒すことができないことを悩まれていました。

科学では、史実と照らし合わせて、正しいか正しくないかの判断をしたがるけれども、玄が理解できるようになると、そもそも前世がとらえどころのない概念なので、意味がないことがわかります。全ての人の前世が、必ず史実と詳細に一致するわけではないようです。本山氏はアストラル的なものは、微妙に実際とずれることを指摘しているので、一致しないといって否定する根拠にはならないと思います。一方で、史実と一致するという報告もあります。疑いのこころを持てば、どこまでも偶然で片付けられるのですが、ひとつ区別できる方法があります。Dr.Weissの「前世療法」には、予知能力も開発されてくることが記録されています(馬券を全て的中させた)。自分の知らない過去にアクセスできれば、当然自分の知らない未来にもアクセスできるはずです。こういう能力を持つ方が前世療法を受けると、史実と一致するのでしょう。

 

また、今の人生が、自分が選択したものであると受け入れることができれば、前向きに捉えてゆくことができやすいと思います。「全ては必然」という考えは、自分の人生の出来事を、全て自分の責任として引き受けるため、こころの強さが必要です。前世療法を受けると、こころが強くなるのかもしれません。ただ、潜在意識の領域でストレスもかかるでしょうね。数日後、以前酷いストレスがあったときのような、わずかな帯状疱疹ができました。

 

さて、このヒプノセラピー。

僭越ながら、なんとなく、私もできるような気がしました。

妻に、前世療法のことを話すと、受けたい!!とスイートスポット。

で、翌日やってみましたらできました。

 

後日、動物を飼うことの話になり、私が、「どうせ飼うなら乳牛かなぁ。牛糞肥料になるし、シュタイナー農法で角使うし、ケアンズのみたいなチーズ作れるよ」というと、「あなた私の前世でも牛の世話してたわよ」と笑ってました。

 

何度もこの家族と一緒にいたのかと思うと、こころが和みます。

 

ケイトさんとのご縁に感謝です。

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プロフィール

ymitsuiymitsui
三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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