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ケアンズ療法のすすめ       

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2014年10月24日

以前、仕事の関係でfacebookに登録したところ、しばらくご無沙汰していた、高校、大学時代の同級生と再びコンタクトをとれるようになりました。

インターネットはすごいですね!

ケアンズにお住まいの方、ぜひインビテーションをお送りください。「三井康利」で検索して、チャイナドレスでカンフーパンダのポーズをとっている姉弟の写真が私です(^^)

 

facebookに、心医術でアンチエイジングに成功中の喜びの体験をのせたところ、健康法について詳しく、というコメントをいただいたので書いてみました。

書いていて、心医術が「好きなものを食べて痩せられるとか」、「簡単!たった3分で驚きの効果」とかそういう内容だったらみんな喜んでくれるんだろうなぁなどと思いました。

 

しかし、痛み無くして得るものなし、虫のいい話は世の中ありません。

 

============以下コピー=============

数年前は、精神と身体の関係を言うと、何かおかしなことを言っているくらいにしか受け取られなかったけれども、最近では少しづつ認知されるようになってきたような気がします。

例えば、当時は、腰痛の原因がストレスだ、なんていったら、頭がおかしい、くらいの反応でしたが、最近改定された腰痛ガイドラインでは、腰痛の原因としてストレスが明記され、しかも原因のほとんどをストレスが占めているのかもしれないという内容に変更されました。

数年前に開発したのは、おもに行動学、心理学、脳科学分野の研究を素材にして、応用した制心技術です。

病気を根こそぎ予防して改善するポテンシャルを持つのに、医学部では精神と身体の関係なんて一言も触れていなかったし、そういう療法がほとんど見当たらなかったので出版しました。

病気のほとんどは、高血圧や糖尿病は勿論のこと、難治性の自己免疫疾患、癌ですら、生活様式と深く結びついています。

言い換えれば、不適切な生活様式を選択させ、行動させるこころの働きが、病気をつくるとも言えます。

不適切な生活様式とは、常識ですが、酒、煙草、薬、脂や砂糖、運動不足、不適切な睡眠、時間に追われる余裕のない生活、等々です。

医者は勿論のこと、多くの患者さんも、知識や理性の領域では、こういうものが良くないもんだとわかっているのですが、情動の部分では、逆に良いもんだと判断しているため、こころの中で内的な葛藤が発生し、調和がとれていないのです。

心医術での、健康回復のまず最初のプロセスは、理性による自己調和です。

感情は支配されるのをとても嫌います。

だから、押さえつけるような自己支配ではなく、大切に扱い、丁寧に説得してゆく自己調和です。

理性による自己支配は、哲学的にはプラトンの時代からの試みで、歴史においては律法に形を変えて厳しく要求されてきましたが、律法を嫌う人も多いように、善いものに従おうとすると、別に他人にそうしろと言っているわけでもないのに、偽善者、ええかっこしい、上から目線、何様、ほか同じような罵りの言葉をかけられるでしょう。

感情は、とても繊細で、押さえつけようとするわずかな気配にも敏感に反発するからです。

理性と相容れずに対立し、反発し、この罵りの言葉を発するもの、それを心医術では、取り敢えず感情の要素の一つである情動からのメッセージと捉え、この対立の調和を目指ざしてゆきます。

理性も情動も、一個人という有機体を、よりよい生に導こうとするための働きです。

しかしながらそのために、こころの中に、アクセルとブレーキの、正反対の選択肢が提示され、強い精神的ストレスとなります。

その対立の原因のひとつは、判断の時間軸がやや異なるためです。

情動は今ここでの成功を、理性は、逆に今ここでの成功を犠牲にして、長期的な成功を望むことがあります。

人を動機付けるパワーは、情動のほうが圧倒的に強く、情動に従ったほうが精神的には楽なんですが、残念なことに現在の世の中での、成功や健康の実現という視点からは、理性に軍配が上がるようです。

社会心理学的な時間割引率の研究などから、我慢できる人は、我慢できない人と比べると、成功の機会が多いのです。

そのため、理性と情動が対立し、情動の言いなりになり続けると、とても生き難くなります。

こういうケースはストレスフルですから、心理的な抑えが利かなくなり、些細な刺激で怒りっぽい、突発的な行動に出るなど、健康を害するだけでなく、社会生活での成功からも遠ざかります。

社会と健康の関係は、一方向ではなく双方向で、社会生活での失敗も、健康リスクとなります。

社会と健康はクロストークしているためです。

そのため心医術では、情動を支配するのではなく、誤解を抱いた情動の言いなりになってしまっている生命を、理性の働きによって、情動も受け入れることができるような、よりよい生命を提案することによって、情動の誤解を解いてゆきます。

具体的にいえば、酒、煙草、薬、脂や砂糖、時間に追われる余裕のない生活等々の悪い習慣が良いものだと信じ込んでいる、情動の誤解を解いてゆくということです。

情動は頑固ですから、少しづつでしか信じようとはしません。

それどころか、さらに頑固さを増し、あらゆる手段、言い訳、懐柔を使い、主張を通そうとすることもあります。

情動は、理性よりも生命と深く結びついているため、注意深いのです。

そして、とても頑固なため、説得することには、途中で心が折れてしまう人がとても多いのです。

しかしながら、理性が意志の力に働きかけ、しぶしぶ従い、成功が繰り返され、理性の言っていることも正しいのかもしれないと、情動が理性に一目を置きはじめると、情動は心を開きはじめます。

不思議なもんで、そうなると、理性も情動もスムーズに表現され、お互いを助け合い、発達してゆきます。

理性に従ったほうが、今の世では、どうもメリットが大きそうなのだけれども、理性もまた完全ではなく、哲学的に限界が明らかになっているのですが、他に方法がないため、心医術では仕方なく、まずは科学論文でよりよいと考えられる行動様式を選択してゆきます。

方法の選択にも注意が必要で、お化粧でよく見せているような、胡散臭い健康法やデマのような、理性の視点からはもっともらしく見える錯覚は、直感的な情動の力で見抜くことができるようです。

そのため、情動(感情)を押さえつけてはいけないのです。

これを続けて内的な調和が取れてくると、理性とも情動とも捉えることのできない、道徳や利他性を志向する、尊重性や普遍性、超越性といった表現が適切とも感じられる意識が存在することにも気づきます。

そして、それに従うようになると、最終的には、理性と情動の調和が達成され、精神的ストレスが著しく減少します。

心医術による健康へのプロセスは大体こんな感じです。

心医術の方法を使えば、何も知らないよりは、ずっと楽にできると思います。

儲けは考えてなくて、全部売れても赤字なくらいなので、買ってね~

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プロフィール

ymitsuiymitsui
三井 康利。 1972年静岡県生まれ。 1997年北里大学医学部卒。 内科医。 現代西洋医学と補完代替医療、思想・哲学の良い点を取り入れ、ホリスティック(全人間的)な視点から医療を考察・提案。 臨床医として日常診療に役立てている。 資格:日本内科学会認定医、日本補完代替医療学会学識医、日本温泉気候物理医学会温泉療法医、日本旅行医学会認定医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。
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