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ケアンズ…スローライフ日記

乳がんの検診

2013年05月30日

ある日クイーンズランド州から届いた手紙。内容は、前回の乳がんスクリーンテストから2年が経ちました、という再検診の促しでした。

 

ちゃんとしたデータベースだなあと感心しつつ(しかもスクリーンテストは無料)、行ってきた。。ことも忘れていた先日。
「少し異常が見られるので、再来院してください」と電話が来ました。 

この日、実はあまりにも頭が痛くてお店を閉じてしまったのですが、この電話の後はシャットダウンしてしまい、1昼夜寝続けました。(昔から何か事が起こる前は、なぜか寝てしまいます)

翌日、頭痛も収まってきたので、色々考えました。

奇しくも、世間はアンジェリーナ・ジョリーが遺伝性の乳がんの予防のために乳房全摘、というニュースで沸いていて、ちょうど数日前に、乳がんを克服した尊敬すべき友人と話をしていたところでした。

彼女は、この病気のおかげで、色々な気づきがあって今の私があるから感謝している、と言っていたけれど。。 本当にガンになったら、私はそんな風に強くなれるのかな。

色々なことが頭をよぎります。

 

先日、アマゾンで何の気無しに買った本の中に、おのころ心平さんの「病気は才能」という1冊があり、

 

ガンのところを読んでみると 「ガン細胞は、間違いでなく場違い」とありました。 単純な構造の細胞で、存在自体は悪いものではないけれど、周りの細胞と調和が取れていないのだそうです。

そして、それは、本人の在り方が生み出すものであると。 癌のタイプは5つで 「ありがとう癌」・「ごめんなさい癌」・「笑いたい癌」・「泣きたい癌」・「愛したい癌」

この下り、目からウロコでした。

愛しているのに愛しているって言えない。笑いたいのに笑わない。。etc.そんな抑圧が塊を作ってしまうのだそうです。

人間は、自分の体を犠牲にしてまでも、自分の体を痛めてまでも守りたいものがある。病気になることで、守りたい大切なことを知ることができる

私の今年のテーマの1つは、「不動心を育む」。試練がやってきても揺るがない人間になることを目標にしています。 それも、やっぱり「自分が大切にしたいこと」がハッキリしているからこそ到達できる域とのこと。

おお、またしても。

繰り返しやってきているメッセージ。 やっぱり、私にとっての今年は「大切なこと」を見極め、他を削ぎ落す時のようです。

 

検診の前日は、改めてその答についてずーっと考えていました。

父に、小さい時から「不安という現実はない。不安は頭が作り出しているだけ。惑わされるな」と言われてきたし、友人にも「闇に入るな。それは自分が作り出しているイルージョンで実体じゃないから」と同じことを言われたので、表面的にはクールだったんですけど。

やっぱり心の奥底は不安で、超寝不足。。しょぼん

 

 

当日は、ガウンに着替え、まずはインフォメーションを熟読。 最初のスクリーンテストから再検査をする必要があるのは、全体の7%の女性で、検査は4段階。再度レントゲンを撮る→必要であれば触診→細胞採取→細密検査

 


(↑www.abc.net.auより)

 

州内の専門家2人がそれぞれ、初回の写真を、異常や2年前と違う箇所がないかじっくりと診断するのだそうです。そこで、私のように呼び出しがかかるわけですね。 (自分の胸の写真を見せてもらいましたが、素人にはまったくわからない部分にマークが打ってありました)

看護婦さんは、本当にフレンドリーで、親切で丁寧に色々な説明をしてくれました。

私は、結局、再度スクリーンテストをしたところ、医師から大丈夫、と言われました。 。。良かった。。ショック!

 

ほーっと安心してお店開店! しばらくすると、空手の松本先生がいらして「道場来なかったな。大丈夫か〜?」と言われたので、乳がんの再検査に行った話をしたのです。

すると 「ガン?おまえはガンにはならないよ」
「何を根拠に言ってるんですか?」
わからん。はっはっは〜」ということで、2人で大笑いでした。

少なくとも、私は「笑いたいガン」にはならないと思います。(笑)

 

色々な感情が交錯しましたが、あることを決心できた貴重な数日間となりました。

 

女性の皆さん、面倒だけど、できる限り検診は行きましょうね。。

ケアンズのスクリーンテストは First Floor, Cairns Medical Specialist Centre 193-197 Lake Street 13 20 50に電話すると予約できます。

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プロフィール

Keiko MurphyKeiko Murphy
リビング・イン・ケアンズ発行人。2児の母。 横浜国立大学教育学部卒。在学中インドへ行ってしまったがために(?)バブル期の就職活動に大きな疑問を持ってしまう。卒業後、就職もせずにワーキングホリデーで渡豪。当時の目的は、アボリジニの壁画を見ること。 後、帰国してDTPの仕事に就く。結婚を機に再びケアンズに帰ってきたのが1993年。日本語でケアンズ情報が読めたらいいのに…と、深く考えずに1995年3月にリビングインケアンズを立ち上げ、2011年よりフリー 牡羊座・O型
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