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エッセー

■その21「男は涙を見せてはいけない」

2007年09月05日

 

▲気は優しくて、力持ち

 

 19歳の時イギリスから移民した友人に面白い話を聞いた。オージー男性には、イギリス人男性にない特色があるという。それは、オージーの男達は「男は強くあるべき」と根底で考えている、ということ。
冷静に判断してもらおうと思い、オージーの男性ではなく女性達に聞いてみたところ、年齢を問わず皆その傾向があると答えてくれた。

たとえば、オージーの男性は、少々身体の具合が悪くても、そんな素振りを見せることはない。
先日も、大手術の後退院してすぐの男性の友人に、「気分はどう?」と聞いたところ、「大丈夫さ。男たるもの、苦しいとか痛いなんて言えないよ」と。
また、大学生の友人は、デートで映画を見に行ったとき時、彼氏が感動して泣きだしたが、彼は「目にごみが入っただけだ」と言い張っていた、と教えてくれ た。小学校でも、男の子が泣くと、「男なのに、泣くなんて!」と、日本以上に皆でからかったり笑ったりするそうだ。

最近の日本では、男性が軟弱化し(ゴメンナサイ!)かわいらしい男の子がもてているようだ。また男が泣くシーンもドラマではよく見られる。日本のヤワな男性諸君にも、オージー男性の「男らしさ」を是非見習ってほしいところである。

 

 

Greg :(3男1女の父。 家族の中では絶対的存在)
■コメント:"It’s hard to say that all Australian men are tough because we have such a multi-cultural society nowadays, but the true Australian bushman is very tough. If we get hurt we just grit our teeth and bear it. In sport if someone falls over or gets hurt we just say ‘don’t be a girl, get up’."
(最近は多民族国家になってしまったから、オーストラリアの男性すべてがタフだとは言えなくなったね。でももともとのオーストラリアのブッシュマンは、本 当に頑強だよ。たとえ怪我をしても歯を食いしばってそれに耐えるし、スポーツの世界では、転倒したり怪我をしても、「女々しいぞ、さっさと起きろ」と声援 するんだ)

 

 

Tiger:(year 10 趣味は音楽とテニス。現在は寮生活)
■ コメント:"I agree that we love to think we are macho-men. We think we are tough and that we could climb any mountain on earth to prove how strong we are."
(自分がマッチョマンだと考えたいという傾向はあるね。僕たちはタフだし、どんなに自分たちが強いかを証明するために、この地上のどんな山だって登ってみせるさ)

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