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エッセー

■その54「どうしてケーキなのにプディングなの?」

2007年09月05日

 

▲お湯の中にドボン!

 
 

▲おいしいプディングの出来上がり

 

 初めてこれを友人宅で見たとき、オーストラリアにもお弁当箱があったのか、と思ってしまった。聞けばプディングを作る型だという。
彼女が出してくれた「プディング」は、私から見ると立派な「ケーキ」だ。プディングというと、「ぷっちんプリン」を思い出してしまう私としては、これをプディングと呼ぶにはどうしても抵抗がある。

元々はイギリスから来たデザートとのこと。作り方はケーキとほぼ同じだが、仕上げはオーブンで焼かずに、お湯に入れるのだという。これは教えてもらうしかないと思い、早速一緒にクッキング。

作ってみると簡単だ。生地をこの容器に入れ、ふたをしっかり閉める。あとは沸かしたお湯の入った大きなお鍋にどぼんと入れるだけ。
待つこと2時間。わくわくしてふたを開けると、あら不思議、ちゃんと出来ている。しかも、しっかりケーキ(プディング)の型になっていた。感動!あとはオージーの大好きなカスタードを添えていただく。

 

このプディングをはじめとして、オージーは何かとデザートにカスタードを添えて食べるが、私はどうも苦手だ。せっかくのお菓子がみんなカスタードの味になってしまう。オージーの友人からは、「カスタードが苦手なんて、まだまだね〜」とよく言われるのだけど。

みなさんも、たまには気分を変えて、オーブンを使わない特製お湯ケーキ(プディング)を作り、カスタードをたっぷりつけて召し上がってみてくださいネ。

 

Sarah:(中学生の息子の初めてのデートに、頭を悩ます母)
■ コメント:"My mother taught me how to make steamed pudding and Christmas cake when I was 14, which is my daughters age. Every year since then I have made the pudding and cake at Christmas time using our traditional family recipe."
(私が14歳の時、母がプディングとクリスマスケーキの作り方を教えてくれたの。ちょうど、今の娘の年齢ね。それ以来、毎年クリスマスになると母のレシピでプディングとケーキを作っているのよ)

 

 

Joy:(週末は、趣味でダンスを楽しむ活動的な女性)
■ コメント:"We usually have steamed pudding and custard at the end of winter time and it’s delicious. I use a very old recipe that my mother taught me. I think that everyone from my generation would have this type of container in their household. Younger people wouldn’t know how to use it, though."
(ウチでは、いつも冬が終わる頃に、プディングにカスタードを添えていただくわ。とても美味しいのよ。母から教わった昔のレシピで作るの。私の年代なら、どこの家にもこの「型」があると思うけど、若い人達は、これをどうやって使うのかわからないでしょうねえ)


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