注：これは約４年前のブログです。

来月、2年ぶりに日本に
帰国予定です。

いつもと違うのは今回は
夫が一緒だという事。

彼は結婚前に1度、私の両親への
挨拶もかねて、日本旅行をしている
のですが早いものでそれも約6年前。




まず日本のタクシーを空港で見て

「なんか古くない？」

タクシーは新型車というのがケアンズの
常識なので古い型のクラウンがタクシー
だったのに違和感があったようです。

さらに、彼がとった謎の1枚がこちら。




なにこれ？

「”No Parking”というネガティブな
メッセージをやわらかくするために
置かれた花がビューティフル！」

らしいです。彼の美的感覚は
居酒屋のジョッキにまで
そそがれ、私の地元のつぼ八の
ジョッキを気に入って

「これ、買って帰れるか聞いて」

ダメ元で店員さんに聞いてみると、
なんと店長が登場し

「海外のお客様が気に入ってくださった
なら、是非お持ち帰りください！」

となんとタダでくれました。




このクビレがたまんないらしい。

とにかく、私とは違う視点で日本を
楽しんだ彼ですが、それからは
なんだかんだで都合がつかず、私は
いつも1人気軽に日本を楽しんでいました。

私一人なら「実家でテレビを両親と
あんみつでも食べながら見て過ごす」
というのも最高の贅沢なんですが、
日本語の話せない彼には退屈でしょうから
今回は国内旅行を計画したりしています。

そんな私に彼は

「1日に1イベントね」

確かに、前回の旅行で
「昼はお友達と食事、
夜はそのまま野球観戦」と言う
私にとってはゆるいスケジュール
の1日に、彼が言ったのが、

「え？！野球に行く前に
シャワーあびて休憩とか無し？！」

東京で夜、食事して千葉に
ある実家に帰るという時も

「え？！もう11時だよ？！
この辺に泊まっていこうよ」

とにかく「限りある時間のなかで
旅行先をできるだけ楽しみたい！」
というよりは「ゆっくり現地を楽しむ」
というスタイルのオーストラリア人は
ものすごく多いです。

以前、私のホストファミリーが
オーストラリアから日本に遊びに
来たことがありました。

当時の私は1年目のワーホリを終えて、
成田空港で働いていたので、空港で
彼らを出迎え、空港近くのホテルを
とってあげて、初日は一緒に過ごした
のですが、その時に

「明日、私お休みだから車でどこか
送っていってあげれるけど、予定は？」

って聞いても

「え？明日休みなの？じゃー、あなたと
一緒に過ごすわ。この辺のホテルにもう一泊する！」

更に次の日も

「明日は京都に行こうかなー、
ホテルまだ予約してないけど」

と思いっきりフレキシブルな3週間を
日本で過ごし帰っていきました。

私もそんなに予定を詰め込むタイプ
ではないけど、宿くらいは予約しますよ。

その日の朝食を食べるお店が決まってる
くらい計画好きの私の友達が彼らを見たら
ショック死してたでしょうね。

とにかく、旅行の計画や予約なんかは
全て私にまる投げのくせに
「1日に1イベント」だけは主張して
くる彼のせいで、今回はゆるーい
日本滞在になりそうです。

まぁ、それもいいか。

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